ヘアダメージで悩んでいます。この髪の傷みを修復・補修してくれるヘアケア製品はどれですか?
こちらのトリートメントは髪の毛に栄養を与えてくれますか?
ドライヤーやコテ、ヘアアイロンの高熱から保護してくれるヘアケア剤はどれですか?
ヘアカラーリングやパーマ、縮毛矯正などの薬剤ダメージに効果的なヘアケア商品はありますか?
DO-Sの正規販売店さんなどにこういったご相談を頂くことが多いですね。
でも、、、販売店さんはこういう毛髪の専門的なご質問にはお答えできませんので、代わりにこちらの記事でお答えしましょう。
上の楽天市場の正規販売ショップさんに頂いたご質問です↓
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こんにちはヘアケア商品で、【1】髪の補修をしてくれるもの、【2】ドライヤーの熱から髪を守ってくれるもの、【3】髪に栄養を与えてくれるもの、【4】ヘアカラーで痛んだ髪に一番おすすめなもの、【5】カラーなしの痛んだ髪に一番おすすめのもの、はそれぞれどれでしょうか?お手数ですが教えてください。
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では順番にお答えしていきましょう
ヘアダメージ補修・修復をしてくれるもの
ケラチンタンパク質が主成分で出来ている髪の毛のダメージを補修や修復するような成分や製品は世界中のどこの毛髪研究機関でも発明や開発等はされていませんので、残念ながら髪の傷みを補修するヘアケア商品はいまのところございません。
ちなみに現在の毛髪理論では、髪の毛は歯や爪と同じように死んだ細胞(死滅細胞)で出来ているので、なにかが原因で一度ヘアダメージしてしまうと何をつけようと何をしようと絶対に治るということはありません。
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パサパサに傷んだ髪の毛を修復する!?トリートメントの仕組みと効果
ヘアドライヤーやアイロン・コテ等の熱から髪を守ってくれるもの
髪の毛は濡れてる状態で60℃以上、普通に乾燥した状態で120℃以上でタンパク質の熱変性を起こし始め、その温度が高くなるほど損傷してしまいます。
遮熱シートや断熱シートのようなもので髪を包んでドライヤーの高熱の温度を下げるようなものがあればいいのですが…
どんなヘアケア製品をつけてもドライヤーやアイロンなどの熱(温度)を下げるような効果はありませんのでドライヤーの熱から髪を守るようなものはございません。
例えば100℃の温度のドライヤーの熱を当てれば、髪にどのようなヘアケア製品をつけてても断熱も遮熱もしないのでドライヤーの熱は100℃に変わりはなく、100℃なりに髪は損傷するってことですね。
ドライヤーの熱でのヘアダメージをできるだけ軽減するにはこちらの記事をお読みください↓
ヘアケア商品でドライヤーやアイロンの熱ダメージから髪を守るには?
【3】毛髪に栄養を与えてくれるもの
栄養とは?
生物が食物から主に五大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル)を摂取し、消化吸収、代謝を経て、生命活動を維持・成長・発達させること。
しかし髪には胃も腸もないので、栄養を与えても消化・吸収・代謝などを行えませんので、髪の毛の栄養というものは存在しません。
例えば髪と同じようなケラチンタンパク質や髪に良いといわれるミネラルなどを与えても、髪の毛は消化も吸収もしませんし、直接ケラチンに同化も結合したりダメージ再生もできないので何も変わりません。
ということで、毛髪に栄養を与えてくれるようものは存在しません。
髪や頭皮にいいヘアシャンプー・トリートメントとは?ヘアダメージの真実を美容師が解説

【4】ヘアカラーで傷んだ髪に一番おすすめなもの
これはヘアカラーを施術した直後から1〜2週間ぐらいの間にヘアカラーのヘアダメージを軽減させる方法とすでにヘアカラーでダメージしてしまった髪のケア方法の二つが考えられます。
ヘアカラー直後から1〜2週間でヘアダメージの軽減を目指す場合に大切なのはヘアカラー剤の髪を傷める有害残留薬品(アルカリやオキシドール等)を早く除去するということです。
カラーやパーマのヘアダメージにはアルカリ中和、除去するのが大切!
これは美容室でヘアカラーをした場合はその直後にちゃんとした除去処理をしてもらうのが基本になりますが、ホームカラーなどの場合は自分でしっかり行わないといけません。
こういう場合、弊社の商品でおすすめするとしたら『DO-Sアルカリオフ』と『DO-Sシャンプー』になります。
毛染めやパーマのアルカリ除去!DO-Sアルカリオフの使用方法

そしてすでにヘアカラーリングでダメージしてしまった髪のケアですと…
ヘアカラーのダメージの多くは『アルカリと過酸化水素水でのブリーチによる色素破壊でのケラチンの空洞化現象】ですので、内部に髪の類似成分を浸透させて、ダメージの原因になる表面コーティングを行わないヘアケアをするのが一番効果的だと思います。
弊社製品でおすすめするとしたらDO-SシャンプーとDO-Sトリートメントです。
【5】カラーなしの傷んだ髪に一番おすすめのもの
ヘアカラーなしで傷んでしまった髪ということは、パーマやストレートパーマ、縮毛矯正等はしているか場合もあるし、そういった化学薬品を使用してなくてもヘアダメージしちゃった場合もあるという感じですね。
一般的には何が原因で傷んだのかにもよりますがヘアダメージの主なものとしては
①ケラチンタンパク質の減少による内部の空洞化
②表面のキューティクル層の損傷や消失でガサガサ
③髪の命と言われる『結合水』が減少してパサパサ
の3つが代表的です。
詳しくはこれらの記事を読んで欲しいのですが↓
毛髪の大切な水分とは?結合水・自由水・吸着水とヘアダメージの関係
【髪質改善】DO-Sすっぴん髪・素髪ヘアケアでヘアダメージ修復
これら3つのヘアダメージをバランスよくケアできる弊社製品で一番おすすめのものはDO-SシャンプーとDO-Sトリートメントだと思います。
初めてDO-Sシャンプー・DO-Sトリートメントを効果的に使用するコツや注意点
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