ちょいと前から
令和版のDO-S式パーマのお話をしてます
そこで 読者の美容師さんからの質問を頂いた
・・・・・・・・・・
こんにちは。
5年くらい前には良くブログを
拝見さして頂いていた佐賀の美容師です。
昔の記事でWガラス化ウェーブの記事を見て
参考にさせて頂き、R stopやブロム3などを
使わせて頂いていたのですが、
最新版では使わなくても、
大丈夫になったという事でしょうか?
後、一液前に乾燥させる工程は
無くても良くなったのですか?
良ければ教えて下さい。
・・・・・・・・・・
ホイホイ!
前回の ダレにくいパーマの工程マニュアルだね
↓
まず ちょいと 順番が違うけど
>後、一液前に乾燥させる工程は
無くても良くなったのですか?
この記事では デジタルパーマか
エアウェーブの機械を使用した
どっかん酸化がメインの
ダレにくいパーマ技法だからね〜♪
記事の最後のほうに
エアウェーブを使用するなら 応用編で よりヘアダメージを抑えてしっかりかける Wガラス化エアウェーブっていう技法もあります。
って書いてるように・・・
今回のダレにくいパーマは
従来のデジタルパーマやエアウェーブのお話で
Wガラス化エアウェーブじゃないので
1剤前乾燥の応力緩和技法は使用してないんだね。
デジタルパーマの機械しかない方は出来ないしね・・・
ブロム酸での2液方法や Wガラス化は
応用編で書こうと思ってたんだよね。
>昔の記事でWガラス化ウェーブの記事を見て
参考にさせて頂き、R stopやブロム3などを
使わせて頂いていたのですが、
最新版では使わなくても、
大丈夫になったという事でしょうか?
えっとね・・・
初期の頃の Wガラス化エアウェーブの
工程はこの記事だよね
↓
DO-S応力緩和水でワインディング
↓
エアウェーブで10分間 完全乾燥(オゾンなし)
↓
水の霧吹きで濡らして DO-SパーマL8(新型) 5分自然放置
↓
ジチオ増量液 DO-S R-STOPを塗布 2分放置
↓
しっかりと中間水洗
↓
エアウェーブで12分間 完全乾燥(オゾン使用)
↓
DO-Sオキシ1.5 ドカつけ(重要)5分を2回
↓
プレーンリンス、DO-Sアシッド&OX-ZERO処理
↓
DO-Sシャンプー&トリートメント
んで 2年ぐらい前に
バージョンアップされたのが この記事
↓
DO-S プレ&アフターシャンプー
↓
髪質・ダメージに合わせ 水巻きか
DO-S応力緩和水でワインディング
↓
エアウェーブで 完全乾燥(オゾンなし)
時間は自分で選定してね♩
↓
髪質やダメージを考慮して1剤をセレクトし
DO-S式どっかん還元をする
↓
1剤塗布、放置タイム後 テストカールして
8割程度のパーマのかかり具合で中間水洗
↓
中間水洗後テストカールして かかりがゆるければ
エアウェーブでクリープ工程を5〜10分間
※テストカールで希望のカールなら必要なし
↓
チューブをつけてガラス化工程で
完全乾燥(オゾンは使用してもOK)
↓
DO-Sオキシ1.5で DO-S式どっかん酸化
↓
プレーンリンス、DO-Sアシッド&OX-ZERO処理
↓
DO-Sシャンプー&トリートメント
これらの2つのマニュアルを
しっかり 比べてもらえばわかるんだけど
旧バージョンは 1剤の中間水洗の前に
R-STOPとか(場合によりブロム3)で
還元をストップし バックリアクションで
ある程度 酸化(SS再結合)も行う。
新バージョンは中間水洗前に
還元を止めたり 酸化をしたりせず
8割がたの還元で 中間水洗や
エアウェーブのクリープ工程で還元を
進行させる感じにしたんだよね。
旧バーション
中間水洗前に還元ストップ&ちょい酸化
テストカールでは ちょうど良いとこまで還元
新バージョン
中間水洗後、乾燥するまで還元を進行
テストカールでは還元進行を見越して8割がたのかかり具合
ここを少し変えた理由は
いくつかあるんだけど・・・
まず どれも髪質によっては?だけど
硬毛、太毛、ケラチンの多い毛などだと
どっかん酸化前の 2回目の完全乾燥の時に
応力緩和効果が少しゆるむ傾向があり
テストカールした時より 最終的なパーマのかかりが
ちょっとだけ ゆるくなる場合がある。
あと 髪質によっては
中間水洗前のR-STOPでのバックリアクションや
ブロム3で SS再結合が多くなる場合があり
それの影響で どっかん酸化の前にSS再結合してる
部分があり 乾くとダレやすいパーマに
なってしまう事も考えられる。
あと ちょろちょろと
中間水洗前のバックリアクションには
弊害もありそうなトコがあんだよね・・・
ただ 新バージョンにも欠点があって
テストカールが8割がたって 少しコツがいるよね(汗)
ま ここは その美容師さんのクセというか
テストカールの感覚の違いとかもあるので
現在の君のやり方で 問題なく
綺麗にパーマがかかっていれば
旧バージョンのやり方でも全然いいんだけどね。
テストカールにちょいとコツがいるけど
髪質によっては よりダレにくいパーマ
になる可能性があるので・・・
新しいバージョンも
試してみてもらえば良いと思うよ。
コメント
ありがとう御座います。
一生懸命ブログ読んで勉強さして頂きます。