令和版のDO-S式パーマは2種類
ダレやすいパーマ と ダレにくいパーマ
そして前回の記事では
ダレやすいパーマの工程マニュアルを書いた
↓
ってことで 今日はダレにくいパーマ
ダレにくいパーマとは?
濡れてる時のカール、ウェーブと
自然乾燥した時のカール、ウェーブの
差が少ないのが ダレにくいパーマ!
あと もう一つ特徴としては 髪質によってはパーマの持ちが通常のパーマの2倍以上良い場合が多いってこと! ミディアム〜ロングのウェーブなんかなら 半年以上持ったりする場合もあるんだよね。
んで このダレにくいパーマを施術するには
デジタルパーマか エアウェーブの機械は必要になる。
◎デジタルパーマ
どこのメーカーの機械でもいいけど、ロッドが防水仕様になっていて 巻いたまま水洗できること。
ダレにくい効果はエアウェーブより優れているが 施術タイムが長くかかるのとダメージが多いのが欠点だね。
◎エアウェーブ
ダレにくさの効果や持ちはダジタルパーマに劣るけど 乾燥する時間が短時間で済むのとヘアダメージが少ないのがエアウェーブのメリット。
デジタルパーマ、エアウェーブのどちらかの機械を用意してくれたら DO-S式ダレにくいパーマを試してみよう♪
令和版DO-Sパーマ 工程マニュアル ダレにくいパーマ
DO-S式 ダレにくいパーマ 工程マニュアル
①プレシャンプー&トリートメント
通常の場合は DO-Sシャンプーでちゃんと泡立つまでシャンプーします。
撥水毛、硬毛などパーマのかかりにくい髪質の場合は DO-Sプレ&アフターシャンプーでシャンプーし DO-Sトリートメントをして 絡まない程度にすすぎます。
※ここでシリコンやカチオンの強いトリートメントを使用すると健康部分にはしっかりつき、ダメージ部分にはあまりつかないので かかりむらがより大きくなる(ダメージ部がチリつく)ので 使用するならDO-Sトリートメントがオススメです。
②必要に応じてカット、プレカットを行う
③ワインディング
水巻きでも 必要に応じてつけ巻きでもOKです。
従来のコールドパーマよりウェーブ効率がかなり良いので 太めのロッドで巻くと良いです。
※根本〜中間と毛先にダメージ差があって 毛先がかかりやすい場合などは DO-SカールL5(弱酸性チオ)を塗布してからワインディングするといいですし
硬毛や太い毛でかかりにくい方などは DO-S応力緩和水(アルカリ水)でワインディングするのもオススメです。
④パーマ1剤塗布
ワインディング時に乾燥してたら霧吹きでウェットにしてからパーマ1剤を塗布します。
DO-S式パーマでは前処理をしていないので 慣れないうちは 少し弱めの薬剤で放置タイムも短めで行いましょう♪
⑤テストカール〜中間水洗
DO-S式パーマでは中間水洗は還元のストップではなく 還元の進行になりますので 中間水洗前のテストカールで 希望の8割程度の 少し弱いかかり具合程度で シャンプー台でしっかりと中間水洗しましょう。
しっかりと中間水洗したらもう一度テストカールしてください。ちょうど良いかかり具合になっていれば次の工程に もしまだ少し弱いようなら蒸しタオル等で温めて還元を進行させてください。
⑥デジタルパーマ、エアウェーブの機械へ
中間水洗して希望のカールが出たら デジタルパーマ、エアウェーブの機械へいれます。
デジタルパーマの場合は ウェット時60℃ぐらいから始めて10分ほどして 髪の毛が乾燥してくるにしたがい温度を上げて 最終的には 80℃以上100℃程度で 完全乾燥させてください。
エアウェーブの場合は5〜10分間ぐらいクリープ工程させ その後ガラス化で完全乾燥させましょう。
デジタルパーマ、エアウェーブどちらでも
ここでは 完全乾燥する事 が大切です!
⑦完全乾燥したら ドッカン酸化
完全乾燥したらクーリングしてから2剤での酸化です。 この2剤での酸化処理で ダレにくいパーマになるので最重要工程なんですね!
DO-S オキシ1.5を原液で ドッカン酸化です!
詳しくはこちらの記事を熟読してください
↓
ドッカン酸化は 乾燥してる状態の髪に
どっかんと たっぷりのオキシを
反応させるのが 再重要ポイント!
下のロッドから1本ずつ 丁寧に
たっぷり しっかりと塗布します。
特にロングなどで巻き込み回数が多いとき
などは裏側からもしっかりとね。
たっぷりと塗布するので
クロスがびしょ濡れにならないように
ネックトレイをしましょう。
放置タイムは 5分の2回塗布以上は かならず行いましょう!
放置時間後にロッドアウトしてプレーンリンスです。
⑧アルカリ&オキシ除去とアフターシャンプー
2剤で酸化が終了したらロッドアウトして プレーンリンス。
その後 DO-SアシッドとOX-ZEROを塗布して 2〜3分しっかりと揉み込みます。揉み込んだらそのまま2〜3分放置してもよし!
DO-Sアシッドでアルカリ除去、OX-ZEROでオキシの残留除去です。
OXーZEROなどで 反応後の残留物質があるので DO-Sシャンプーで軽くシャンプーして DO-Sトリートメント もしくはDO-SトリートメントSPでトリートメントしましょう♪
これが 令和のDO-S式
ダレにくいパーマの工程マニュアルです♪
エアウェーブを使用するなら 応用編で よりヘアダメージを抑えてしっかりかける Wガラス化エアウェーブっていう技法もあります
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コメント
こんにちは。
5年くらい前には良くブログを拝見さして頂いていた佐賀の美容師です。
昔の記事でWガラス化ウェーブの記事を見て参考にさせて頂き、R stopやブロム3などを使わせて頂いていたのですが、
最新版では使わなくても、大丈夫になったという事でしょうか?
後、一液前に乾燥させる工程は無くても良くなったのですか?
良ければ教えて下さい。