シス(システイン)のパーマは 髪に優しい!
パーマした後の手触りも良いし
なんたって パーマによるダメージが少ない!
システインは 毛髪に含まれるアミノ酸の一種で、
髪への負担が少なく マイルドな還元剤。
場末のぢ〜ぢなんかも 昭和の頃は
よ〜くシスを使用してたよね〜
んでも いつの頃からか 使わなくなった。。。
なんでかというと・・・
う〜〜む〜〜〜
時代の変化としか言いようがないね〜
昨日のブログ記事
↓
こいつの続きをいくね・・・
んじゃ その質問の内容を もう一回
・・・・・・・・・・
いつも、ブログ愛読させていただいています。
カラーの残留除去など始めて
ようやくお客様にも結果が出てきたのですが、
パーマも気になりだし 当然パーマも残留物質が
あるだろうとブログを熟読し中間水洗をはじめました。
そして中間水洗後のプリンとしたリッチ、
パーマ材はシスが主流です。
ダレるのが嫌で中間酸リンスをやめて
中間水洗したところ良い結果にいきました。
2液はブロム6%を使用しています。
そこでブログでよく目にする2016.8月の
経営とサイエンスバックナンバーを取り寄せましたが、
チオでの場合と書かれているのが気になりました。
シスではだめなんでしょうか?
そして、残留物質が気になりだすと
最後にはやはりシリコンが与える影響がどうしても気になって、
シリコン除去を探して使用しパーマ工程に入ったお客様が
ドライ後もクルクルと素敵なウェーブが出て、
やはりシリコンって影響大だと思いました。
DO-Sプレ、アフターシャンプーは
シリコン除去にも効果があるのでしょうか?
あるとしたら、一回のプレシャンプーで
結構落ちるのでしょうか?
私自身はノンシリコンシャンプーを使っているのですが
トリートメントには、シリコンが多少なりとも入っているのと、
やはりギシギシとなってしまい、こちらのトリートメントを
試したく購入に至り昨晩使ったところ、
泡立ち悪くギシギシになるだろうと思いましたが、
泡立ちもよく何と言ってもトリートメントが染み込み
今朝はウェーブが蘇っていました。
アルカリカラー毎月リタッチとフルカラーを、
交代に半年ほどしてパーマを2ヶ月前にあてています。
ノンシリコンシャンプーを使っていたため
濡れている時はギシギシでした。
もし、シスでも経営とサイエンスのやり方で
対応出来るのでしたら、ひと月DO-Sシャントリ続けて
パーマをあててみたいと思っています。
シスではまた対応が違うという場合は
どのようにしたら良いでしょうか?
やはりチオであてないとだめでしょうか?
是非お返事いただきたいです。
よろしくお願いいたします。
・・・・・・・・・・
昨日は
中間水洗は 残留物質除去 ではない!
パーマの残留物質除去っていうのは
2剤処理後に pHは弱酸性で酸度が強い
特殊なアシッド剤で アルカリを抹消したり
2剤にオキシを使用した場合は
OX-ZERO で残留オキシを除去する事。
そして
についてのお話を書いた。その続きだが
んで 今日は まず
>私自身はノンシリコンシャンプーを使っているのですが
トリートメントには、シリコンが多少なりとも入っているのと、
やはりギシギシとなってしまい、こちらのトリートメントを
試したく購入に至り昨晩使ったところ、
泡立ち悪くギシギシになるだろうと思いましたが、
泡立ちもよく何と言ってもトリートメントが染み込み
今朝はウェーブが蘇っていました。
これは この事だね
↓
ま パーマが復元したりするのが
DO-Sシャントリの特徴だからね♩
んで シスを使ったパーマ液のお話だけど・・・
まずね 君が使用してる
シスの薬剤のラベルを見てごらん!?
チオグリコール酸 って表示がないのかな?
多分 最近のシスは 多くの商品が チオが入ってるよ。
純粋なシスのパーマ液って意外に少ないからね♩
ま そこはあまり気にするトコじゃないけどね。
>2016.8月の
経営とサイエンスバックナンバーを取り寄せましたが、
チオでの場合と書かれているのが気になりました。
シスではだめなんでしょうか?
あの記事は 一般的に多く使われてる
チオをベースに作ってただけで
別に シスでも問題なく出来るとは思うよ〜
ただ・・・
なんで? 君はシスにこだわるのかな?
>アルカリカラー毎月リタッチとフルカラーを、
交代に半年ほどしてパーマを2ヶ月前にあてています。
ノンシリコンシャンプーを使っていたため
濡れている時はギシギシでした。
もし、シスでも経営とサイエンスのやり方で
対応出来るのでしたら、ひと月DO-Sシャントリ続けて
パーマをあててみたいと思っています。
シスではまた対応が違うという場合は
どのようにしたら良いでしょうか?
やはりチオであてないとだめでしょうか?
ちなみに 場末のぢ〜ぢは
パーマの場合はシスアミベースで考えている
↓
なぜ シスアミなのかというと
アルカリが低くても 比較的還元しやすいし
また 表面還元と言われてるので
プリンとした 力強いカールが出やすいからなんだ。
逆に なぜ 場末のぢ〜ぢは
あまりシスを使わないのか?
その理由を書くと まず最初に
シスは 還元力が弱い!
昔ながらの ブロー仕上げでもするような
コールドパーマなら まだしも
現在のホット系のような場合で
大きなカールや ウェーブでかけようとすると
シスでは 還元力が弱すぎて かかりにくい。
そして この還元力が弱いのを補うために
ほとんどの シス系のパーマ液は
アルカリを強くしていることが多いんだ。
シスは アルカリが強い!
現在のようにヘアカラー比率が高い場合など
アルカリが高いというのは ダメージ面でも心配だが
加温するパーマ工程などが多いので
それによる アルカリ暴走 も怖いんだね。
できるだけ低アルカリでパーマをしたい
ぢ〜ぢの好みではないのだ。
シスは 残留物質があるので重い!
システインが還元されて そのまま酸化されると
シスチンっていう物質になり 毛髪に残留するんだ。
ま 多くの美容師さんは この残留シスチンのおかげで
手触りにハリコシが出て 感触が良くなり
シスは ダメージが少ないと勘違いしているだけどね。
そもそも 髪には存在しない残留物質には違いなく
重い ということは プリンとした重力に逆らう
大きなカールは出しにくいということになる。
還元力が弱く、アルカリが強くて
残留物質があるシステインは
現在主流のしっかりカールをかけるには
かなり使いにくい還元剤だと思う。
よく チオはダメージが多くて
シスは ダメージしにくい!
って 信じ込んでる美容師酸もいるけど
例えば 同じロッド径で 同じ髪に
同じ強さのパーマをかけたとしたら・・・
ヘアダメージは チオも シスも
あまり変わらないハズだよ♪
もしかしたら 持ちが悪かったりで
シスの方がダメージが多い時もあるかも???
シスは 優しくてダメージが少ない!
これは 昭和の時代の思い込みだからね♩
シス(システイン)のパーマ剤は
現在主流の 大きくてしっかりとした
プリンとしたカール が欲しい場合は
還元力が弱いのが 致命的な欠点だし
シスチン残留で ダレやすく
アルカリが強いのでダメージも心配!
君も 大きなカールやウェーブで
プリンとしたしっかりパーマを望むなら
ホット、ウォーム、ドライなどの技法と共に
システアミンやチオグリコール酸などの
還元剤も試してみると いいと思うよ♩
きっと 違いはわかるハズだ!
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