縮毛矯正での リタッチ
美容室メニューの中でも 1、2を争う
ヘアダメージの多い 縮毛矯正では
こにお リタッチ矯正ってのが とても大切。
初めての縮毛矯正なんぞ 大概 ツヤサラ
でも 何回もするうちに
とんでもないダメージ毛になっちゃった!
そんな症状にならないためにも
リタッチ縮毛矯正は とても重要なんだ
んで 前回の記事
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今回、先生にアドバイスを頂戴、
初めてコメント致しました。
私もDO-Sに、ぢーぢのブログに出会い、
美容の本質に気づかされ
独立するきっかけを与えて頂いた
現場主義の美容師です。
いつも目からウロコの記事を楽しみにしております。
ぢーぢにはとても感謝しております。
さてアドバイス頂きたい内容ですが
縮毛矯正の施術において、既セン部を
1剤の反応からできるだけ保護する商材は
DO-Sだと何が良いですか?
今回のお客様は昨年9月に他店で縮毛矯正による根折れ、
断毛の被害でようやく新生部が8センチ程伸びてきました。
今後の矯正の時期やリスクも充分に話し合い、
ダメージ部は悪化してしまったとしても
新生部のクセを修正するという決断を致しました。
勿論、普段から1剤のリタッチ塗布から
お流しまで徹底したリタッチ矯正しかしておりません。
そして、普段は既セン部には何も塗布せずお流ししてます。
今回はより1剤の反応を既セン部にさせたくないので
より保護できる方法がありましたらご教授お願い致します。
※もちろんサロン商材はDO-Sでお客様の
ホームケアもDO-SシャントリAIミストです。
この半年の履歴は5週に一回イチゴカラーリタッチ(6.5トーン)
画像の添付ができず、状況説明も
不十分かもしれませんがアドバイス頂けたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
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この質問の続きを行くよ〜!
ぢ〜ぢの愛孫 きぃちゃん 1日1回 クリックは必須ですよ♩
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引き算で考える 矯正の保護処理
まず第一段階としては
癖や髪質と相談してだが
どうしても還元剤が流れて 浸透しても
できるだけ 負担が少ないような・・・
還元剤の アルカリをできるだけ抑えて
でも 癖が伸びる程度の 還元剤(1剤)を塗布する。
少し 放置時間は長くなるかもしれないが
出来る範囲で構わないから 還元剤を考えるんだ
そして 第二段階は
還元剤の 塗布量を工夫する!
髪の毛の内部まだ浸透したイオン化してない還元剤は
中間水洗程度じゃ なかなか流れない。
リタッチ部分に塗布した還元剤で
水洗した時に 他の部分に浸透してしまう多くは
塗布した時に 表面にある矯正剤なんだ
この薬剤塗布の写真で見ると
↓
そう 白くなってる
髪の表面にあるクリーム状の薬剤だ。
この髪の毛に浸透せずに
表面にある還元剤が
水洗で流れていく時に
毛先に浸透するんだね。
髪に浸透している還元剤は
水洗では流れないけど
この表面に溜まってる還元剤が
流れて 髪に浸透してしまうんだ。
通常の場合は さほど気にするほどでもないんだが
デリケートな状態の施術ではこの還元剤が邪魔な場合もある。
この 余分な還元剤を
無くしてしまえばいい!
下手に油や被膜で保護したり
酸化剤やアシッドで反応を止めたりするより
根本的に流れる還元剤を少なくする方が
ムラや 癖が伸びないという弊害もない。
ただし
単純に 塗布量を少なくすると
還元力が落ちてしまうという結果にもなる
この記事 熟読してね
↓
そう 還元剤の塗布量を少なくしてしまうと
思ったようにクセが伸びなくなってしまう・・・
んじゃ どうするかと いうと〜
リタッチ部分を還元して
中間水洗をする 直前に
タオルで 拭き取ってしまえばいい♩
たっぷりと 還元剤がついた状態
乾いた タオルで
こすらないで 押さえつける感じね♩
表面の還元剤は簡単に無くなる
タオルは 何本か交換してね!
ちょいと手間だが 処理剤塗布より
これ意外に 時間もかからないしね♩
結構 簡単な割に 効果は大きい!
表面の還元剤が無くなれば
中間水洗で流れて浸透する率は
かなり 少なくなるからね。。。
下手に 被膜系で保護するよりも
ムラもなく効果的だったりする♩
ま デリケートな縮毛矯正の時だけの
ひと手間かけた 特別編だよね。。。
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