理美容室メニューの中でも
ハイダメージなどのトラブルに
見舞われやすい縮毛矯正・・・
最悪は悲劇のビビリ毛なんぞに
なったりもする怖いメニューだ。
実際にそいつがトラウマになり
縮毛矯正自体を苦手技術として
施術をしないという美容師さんも多い。
そして
新しい施術法や新成分配合の処理剤
ダメージの少ない薬剤など どんどん出てきてはいるが
実際は まだまだ 進化と呼べるようなモノは無い!
今日も元気に キィちゃんをクリック♩
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前回の記事
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こいつの続きの検証を始めよう♩
まずは こいつをよっく覚えておいてね
DO-S式の縮毛矯正のアイロン技法の基礎
カラッカラに乾燥しすぎた状態はNGだが
一般的に ほぼ乾いた状態の髪に
140℃ 程度で加温し
脱水効果とタンパク質の熱変性で
くせ毛をストレートにする技法
んで 最初の検証は
140℃ のアイロンでいいのかな?
そう 水分抜きや
タンパク質の熱変性を考えていくと
その温度は だいたい
130〜140℃ なんだよね。
でも いつのまにか
みんな 180℃ ぐらいで してないかい?
ま 昔のアイロンなら 性能が今のほど良くなかったんで
アイロンの温度を髪の毛の温度に誤差が多かったかもしれんが
現在のアイロン性能なら ちゃんとアイロンすれば
140℃でも 問題ないんじゃないの?
あ 別に180℃が悪いってわけじゃ〜ないけどね。
んじゃ まずは 検証からお見せしよう
いつもの ナオミちゃんね
薬剤は DO-Sの SC-8のみ
還元しすぎないように
放置タイムは5分間で中間水洗
んで 普通に乾かす
↓
そんで 左半分は
140℃ のアイロンで
ゆっくりと ワンスルーするのみ
そして 反対側は ある程度しっかり乾燥させ
180℃ のアイロンで高速スルーね
かなりの高速スルーを2回ほどした状態
そしたら
オキシ1.5%で酸化処理して自然乾燥
5分間還元なんでストレートじゃないけど
ほとんど 変わらないというか・・・
どっちかというと
140℃ ワンスルー のが伸びてる!?
↓
140℃ のアイロンは
1秒で 5mm 程度のスルースピード
180℃ のアイロンは
1秒で 10cm 程度のスルースピード
こいつで検証した。
そう
ここで検証したかったのは
髪の毛が 140℃ になれば
ワンスルーでも伸びるということと
アイロンの温度は スルースピードで
変わるっていう検証ね。
アイロンの温度じゃなく
髪の毛の温度が 大切!
ま 場末のぢ〜ぢの過去記事見たら
140〜200℃まで あるとは思う。
例えば スピエラやGMTなどの場合は
薬剤パワーの不足を補うために
高温だったりするし
普通のアルカリの縮毛矯正の場合は
そのお客さんの髪質やくせの度合いと
スルースピードと プレス圧とで
考えて アイロン温度を決めてる感じだね。
ま 実際の営業では
場末のぢ〜ぢ自身があまりアイロンはしないから
アイロンをするスタッフのクセを見極めて
アイロン温度を指示してた感じかな。。。
アイロンの設定温度が何度なのか?
そこに 変にこだわるより
髪の毛が 140℃以上に
加温されるようにする!
こいつが 大切っていうことね♩
んじゃ 続きの検証行くよ〜
続く・・・
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コメント
基礎から学ぶ縮毛矯正講座、改めて非常に勉強になります。
本当にありがとうございます!
また質問がありメールさせていただきました。
●還元剤は水洗程度ではながれない
●濡れていると還元は進む
これは、理解しました。
だからこそ、デジパは過還元防止の為5分程度の放置時間で流して、ワインド、、でしたよね?
ん?ストレートは大丈夫なんかな?
乾かすとは言え、水分残して下手したら1時間くらい放置?
って疑問がわきました。
仕上がり的にはDOSで、なんら差し障りもないので、気にする事でも無いかもしれませんが、、
78割くらい水分とばしていれば、還元スピードがおちるから大丈夫なんですかね?
であれば、デジパでもある程度ドライ⇨ワインド⇨霧吹きで濡らすとかした方がダメージリスクは軽減されるのですか?
応用が効くように、理論をきっちり把握しておきたいので、ご面倒でなければぢぃぢ的見解を教えて下さい。よろしくお願いします!
(長くてすみません)