ヘアダメージ アルカリが諸悪の根源!
髪や肌は 弱酸性がベストな状態!
パーマや ヘアカラーで
髪が傷むのも アルカリが悪いから・・・
そう 昔っから アルカリって 理美容師の嫌われもの!
ぢ〜ぢの 5人目の孫 かなと で〜す!
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ちょいと前の記事
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これは 昔 美容師さんとかが
「パーマした日は シャンプーしてはいけない」
って 言ってた事に関する 質問だった・・・
場末のぢ〜ぢが美容師を始めた 昭和の頃なんぞは
「パーマしたら 1週間ぐらいはシャンプーしないほうがいい!」
な〜んて 今なら卒倒しそうなお話もあったぐらいだ(笑)
そしたら こんなコメントが来た
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はっきり言って パーマ直後に
アルカリのシャンプーを使ったから っていう理由で
パーマが落ちる事など ありえへんけど・・・
同じように思ってる美容師さんもいるんだろうね〜!
どうも 理美容師さんの多くは
酸性は良い アルカリ性は悪い!
そう 決めつけてるんだろうね〜(笑)
昭和の時代に登場した 現在のコールドパーマ
場末のぢ〜ぢが 美容師を始めた頃だから
今から40年近く前になるかな〜
昭和の時代は 美容室のことをパーマ屋って呼んだぐらい
ほとんどのお客さんがパーマをかけてた!
当時はチオかシスぐらいしか無かったけど 1液でパーマかけて
ブロム酸(当時は粉とかだった)の2液で 定着させる。。。
んで 当時 最先端で登場したのが 酸リンス♪
薬局でクエン酸買ってきて 水で溶かしたりしてた(笑)
こいつを 1剤でテストカールしてぶっかけて2液。
そう 1液がアルカリなもんで そいつを中和して 2液をするって事だ。
この酸リンスが登場する前は 1液をシャンプー台で流してから
2液してたんだが 酸リンスとしたら それも不要になった!
こりゃ 画期的だったぜ!
なんせ 髪の毛は 弱酸性がベスト!なぁ〜んて
メリットだかなんだかの テレビCMでもやってたからね〜
パーマ1液のアルカリを 中和して弱酸性にしてあげれば
パーマでの ダメージも随分と減るハズじゃし!
そういえば 酸リンスをし出してから パーマかけたお客さんの髪が
柔らかくって 手触りも良くなったように感じるしね〜
酸リンスの登場で 中間水洗もいらなくなったし
パーマが すげ〜進化したような感じだった!
ワインディング
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1剤塗布 放置タイム
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テストカール
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酸リンス塗布
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2剤塗布 放置タイム
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ロッドアウト後 プレーンリンス
これが 昭和の終わりから
平成の前半あたりまでの 一般的なパーマ工程だった。。。
それが 平成の半ばに クリープパーマが登場して
しっかりとした中間水洗が工程に加わり変化してくる。
そして 平成の後半では こうパーマ工程は変化した
ワインディング
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1剤塗布 放置タイム
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テストカール
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必要に応じて 中間水洗
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2剤塗布 放置タイム
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酸リンス塗布
↓
ロッドアウト後 プレーンリンス
この平成後半 パーマの酸化で進化したのは 二つ
①酸リンス(アシッド剤)が2液の前から 2液後に変わった
②それまでの酸リンスと比べると pHや 酸度が変わった
①の 酸リンスを2剤の後に塗布する問題は
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2剤の前に 酸リンスを塗布することで
還元された Sがイオン化されなくなってしまい
この イオン化しないことで
酸化剤(2剤)が浸透しても
再結合の反応がしにくくなってしまうんだ!
SS結合が再結合しない!
ってことは 切れっぱなしって事
これで 酸リンスを2剤の前にすると
ダレた感じに パーマが かかったり
パーマの持ちの悪化に繋がるって事だ・・・
ここらの記事も参考にしてね
↓
そして
②のそれまでの酸リンスと比べると pHや 酸度が変わった
これは 従来の酸リンス(バッファ、アシッド剤)は
アルカリ中和するための 酸度は低いくせに
pH2程度の 強い酸性だったので
過収斂を起こし その後に酸化剤の浸透を悪くしたりしたんだね。
そこで 考えられたのが
酸度が高くて でも
pH5程度の弱酸性の 酸リンス
↓
できるだけ ヘアカラーやパーマでの
残留アルカリを少なくしたい!
そのために アシッド剤というものがあるんだが
こいつらは 大きな欠点があったんだ。
アルカリ残留を減らすには 酸度が必要、、、
ただ 酸度を強くしようとすると
どうしても pHが酸性になりすぎてしまう。
多くの 酸リンスやアシッドと呼ばれる商品は
pHが2とかの 強い酸性になってしまう。
こ
れじゃ 髪の毛が収斂しすぎて デメリットが多い。
pHは弱酸性で 酸度が強い
アシッド剤が欲しい!
酸度はしっかりあって pHが弱酸性ぐらいの
酸リンス、バッファ剤、アシッド剤などを
2剤の酸化後に塗布することで
SSの再結合率が上がり ダメージも少なく
しっかりとした持ちのよいパーマが可能になった♪
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