パーマの酸リンス・バッファー剤(検証編)

DO-S的 パーマ解体新書

そこの美容師さん・・・

パーマの工程で 酸リンスやバッファー剤を

どの工程で使用してますか?

 

 

たぶん 一番多い答えが

中間処理として 2剤の前に使用する。

 

だよね???

 

 

よくパーマの教科書的なものとかでは

パーマの1剤を中間水洗でしっかりと流し

酸リンス等でアルカリ性に傾いた髪を
酸性にしてから 2剤を塗布する。

な〜んて 書いている場合も多いし

 

マニアックな理美容師さんなんかは

中間処理として2剤の前には 酸リンス
後処理では 酸度の高い バッファー剤がオススメ!

なんて 書いてあるブログなんかもあるね。。。

 

 

確かに ブロム酸は 酸性で活性するんで
2剤をしっかりと働かせようとしたら
塗布前に酸性にしたほうが良いような気もしないでもない。。

ただ 場末のぢ〜ぢは昔から これには反対派だ(笑)

 

 

これからのパーマを考えていく上で

 

一般的には

パーマの2剤の塗布前に

酸リンスやバッファー剤を使う!

 

これからは こいつは辞めたほうがいい!

 

 

 

1年半前ぐらいに 質問も頂いている

中間水洗後の酸リンスの処理

 

ブロム酸自体は 酸性で活性するんだが

酸リンスで収斂作用を起こしたら

髪に浸透しにくくなり

酸化能率が落ちる可能性も考えないといけない。

 

場末のぢ〜ぢも このころは
こいつが原因するからだと 考えてはいた

 

 

ただし 少し進化してる部分もあるんだよね・・・

 

やっぱり こいつが全てを変えてしまった

 

中間水洗しても 還元剤は流れない!!!

 

 

 

ちょいと 説明をしてると 長くなりそうなんで
まずは 検証からお見せしとこう♩

 

 

3本の毛束をワィンデインングし
このような 工程で検証を行う

DSC_5431

酸リンスとか クエン酸1.5%濃度 pHは2程度だ

2剤はDO-Sブロム6 pHは8というアルカリ性

アシッドは DO-Sアシッドで pH5程度だ。

 

 

 

んで かかりあがり

DSC_5450

 

ほとんど差がわからないが

①の毛束のみ 若干 プリンと感が少ない感じだ。

 

 

ここで いつものように 台所洗剤で洗いまくり
ストレートアイロンで 伸ばして シャンプーしてみた

DSC_5459

 

かなり 変化したよね・・・

 

 

そして 触りまくって ハリ感などを見て乾燥させる

DSC_5462

やはり

 

最初に 酸リンスをつけたほうが

パーマの持ちは かなり悪いという事だね♩

 

 

これは なぜ起こるのか???

 

そいつを 解説していかなきゃいけないよね・・・

 

 

続く・・・

 

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