髪の傷みの原因ってなんなの?どうしてヘアダメージするの?

真実の毛髪ダメージとは?

なぜ?私の髪はパサパサで傷んでるの?

ヘアダメージする原因ってなんだろう?

髪の毛ってどうして傷んじゃうのかな?

美容師さんに相談すると「毎月ヘアカラーリングをしてるからですよ」「縮毛矯正するとどうしても髪は傷みますからね〜」とか「シャンプー後すぐに乾かさないからキューティクルが損傷しちゃうんです」とか「ホームケアでブローの仕方が悪いから」とか…

そしてアドバイスとしては「使ってるシャンプーが悪いからオーガニック、無添加のマイルドなアミノ酸系にしたほうがよい」とか「ホームケアでは毎回修復トリートメントをつかったほうがいい」とか…

ヘアダメージは治りません

ヘアダメージの原因はあんあい毛髪を傷めちゃう一番の原因としては、ヘアカラー剤で髪の色素を破壊したりパーマや縮毛矯正の薬剤で髪のケラチン同士の結合を切断したりして毛髪を傷める!っていうような化学薬品でヘアダメージさせるってことは間違いありません。

そして化学薬品に次には、アイロンやドライヤーの高熱やきついブラッシングなどの物理的損傷などもありますが、これらはどちらも髪型を綺麗にまとめるためにはどうしても必要なものだったりします。

例えば、少し明るめに染める白髪染めでヘアダメージするからといって、んじゃ髪を傷めないために白髪染めを辞めるのか?と聞かれたらイヤだと答える方は多いですよね?またホームケアでアイロンすれば髪が傷むのはわかっていても綺麗にスタイリングするためには必要だったりしますしね。

ヘアカラー、パーマ、縮毛矯正、髪質改善等のヘアダメージの原因は?

 

こういったパーマや縮毛矯正やヘアカラーリングなどの薬剤損傷でのダメージの場合は担当の美容師さんともよく相談して施術周期を伸ばしたり薬剤残留を軽減したり、必要のないところは薬剤を塗布しないリタッチ技法などを行う必要がありますし、ホームケアでのアイロンやドライヤーなど物理的な損傷の場合も美容師さんに相談して出来るだけダメージの少ない方法を教えてもらうほうが良いです。

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カールアイロン、コテ巻き、アイロンセットでヘアダメージを軽減させるには?

 

ヘアダメージの大きな原因は毛染めやブリーチ、パーマや縮毛矯正などの薬剤反応をするサロンメニューやアイロンやドライヤー、ブラシなどでのダメージなのですが…
これら以外にも、塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)って感じで知らず知らずのうちに、しかも皆さんが良かれと思ってしている(使用してる)のに毎日少しづつダメージさせてしまう原因もあります。

それは【髪の表面コート】です。

 

毛髪は表面コート(皮膜、被膜)で傷んでしまいます

髪の毛は死んでいる細胞(死滅細胞)でできているので、一度ダメージしたら治らない!

こいつは理美容業界では昔っから定説なのですが…

平成に流行した縮毛矯正の頃からダメージした毛髪をポリマーやシリコンなどの表面コーティング成分で 擬似キューティクル を貼ってツヤサラにしてダメージを感じさせないようにするようになりました。
そしてホームケアでもコーティングを取らないようにアミノ酸系のマイルドシャンプーで優しく洗い、またその上に表面コーティング(皮膜、被膜成分)を貼って保護したほうが良いとされてきました。

この表面コートでヘアダメージが治るのなら良いのですが、これらの皮膜成分による擬似キューティクルはあくまで表面的にツヤをだしたり手触りをよくするだけでダメージ修復効果などはありません。
逆に強い表面コートをすることで毛髪の水分調整が上手くいかなくなり、髪の命と言われる【結合水】を減少させ、髪のミイラ化減少を起こすことによりバサバサになり、ヘアダメージを進行させるようになってしまいました。

表面コートしてツヤサラにすると綺麗になってダメージ修復したように感じますが、実は髪の内部ではとても大切な結合水が減少し少しづつ髪が傷んでしまうことがわかったのです。

毛髪の大切な水分とは?結合水・自由水・吸着水とヘアダメージの関係

【髪質改善】DO-Sすっぴん髪・素髪ヘアケアでヘアダメージ修復

 

ホームケア用のヘアトリートメントはファンデーション?

ツヤサラ美髪に見せる【強い髪の表面コーティング】で少しづつ髪は傷んでしまう(汗)
これって意外なんですが、皆さんが良かれと思って使用しているホームケアでのシャンプーとトリートメントに問題があったのです。

皆さんはシャンプーやトリートメントのおすすめランキングサイトや解析サイトや雑誌、TV等で良いとされてる製品をご存知ですか?

  • ノンシリコンでオーガニックや無添加の頭皮や髪に優しいマイルドシャンプー
  • かなり傷んでしまった髪でもツヤサラの綺麗な髪に修復できるトリートメント

そう、マイルドシャンプーとツヤサラトリートメントが良いとされてますよね。

実はこれらマイルドシャンプーとツヤサラトリートメントが少しづつヘアダメージさせてしまうのです。

サロントリートメントで髪が傷んでしまった女性の写真

 

一般の方にもわかりやすくスキンケアやメイクで例え話をするとね…

化粧品で例えると、マイルドシャンプーは洗浄力の弱い優しいクレンジング剤、ツヤサラトリートメントはしっかりカバーするファンデーションみたいなモノです。

これってしっかりカバーするファンデーションでメイクして外出し、帰宅してから洗浄力の弱い優しいクレンジングで洗顔して、洗顔後にすぐにしっかりカバーするファンデーションを塗りたくって就寝するような感じです(汗)

24時間365日、ファンデーション塗ってるんですよね…気持ち悪くないですか?

お肌もボロボロになってしまいそうですよね(涙)

スキンケアで悩む女性の画像

本来、ホームケアで毎日使うヘアトリートメントはスキンケア製品で例えると基礎化粧品と言われる『乳液』『美容液』のような染み込むタイプのものであるべきなのですが…
現在の製品はツヤサラな見た目や手触り、指通りを重視するために『ファンデーション』『コンシーラー』のように表面皮膜メインの処方になってしまってるんですね。

  • 本来トリートメントは乳液や美容液であるべき
  • 現在人気のトリートメントはファンデーション

長時間キューティクル部分をコートすることで毛髪の結合水が減少していき、少しづつヘアダメージしていってしまうのです。

髪や頭皮にいいヘアシャンプー・トリートメントとは?ヘアダメージの真実を美容師が解説

シャンプー解析、分析サイトを参考にしてはいけない理由

 

サロントリートメント、髪質改善メニューは取れないファンデーション

現代のヘアトリートメントは髪を綺麗に見せるために表面皮膜でコーティングするスキンケア・化粧品で例えると『ファンデーション』のようなもの。これを毎日シャンプー後につけちゃうので、ず〜っとファンデーション塗りっぱなしのお肌のよう(汗)
これら表面皮膜のもっと強力で持続性の高いのが美容室で行うサロントリートメントや髪質改善メニューたちなのです。

ダメージ毛をすぐにツヤサラ美髪に改善することができるこれらサロントリートメントたちを化粧品で例えるなら…

2〜3週間は、どんなに洗顔しても取れない『強力ファンデーション』

これは… とっても肌に悪そうな感じがしますよね(涙)

特にヘアカラーやパーマ、縮毛矯正などの施術直後にこういったサロントリートメントを行うと強い表面コーティングでアルカリなどの悪い成分を余計に残留させてしまう可能性も高いので避けたほうがいいです。

このようにダメージ毛がツヤサラ美髪になるサロントリートメントや髪質改善メニューなども強い表面コーティングをするものはどうしてもヘアダメージを伴いますので注意が必要です。

 

出来るだけヘアダメージさせないためにはどうしたらいいの?

まず一番髪の毛を傷めるのは毛染めやパーマなどの化学薬品で、その次はアイロンやドライヤーやブラッシングなどの物理的原因による損傷なんだけど…

これらはヘアスタイルを作ったり維持するためには必要なものだったりするので、リタッチや施術周期やカット技術また残留アルカリなどの軽減など、担当の美容師さんなどと良く相談して出来るだけ髪を損傷させないように考えるのが大切です。

そして普段のヘアケアでは、強く表面コーティングするようなトリートメントやヘアケア剤を使用しないようにする!ってのが重要になってきます。

 

ヘアトリートメントは髪を傷めます!

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