【美容師さん必見】本当にヘアダメージ・髪の傷みを改善するには?

ヘアダメージを軽減

美容室、ヘアサロンでお客さんから担当の美容師さんへの髪に関する相談で最も沢山いただくのはなんだと思いますか?

美容院でのお客さんの悩みのダントツ1位は・・・

ヘアダメージ(髪の傷み)が気になるんだけど、どうしたらいいの?

 

最近髪が乾燥してパサパサする、ボサボサでスタイリングしにくい、枝毛があって汚くみえちゃう、ヘアダメージし過ぎなのかだんだんを髪が細く柔らかくなってきちゃったような気がする・・・などなど現場の理美容師さんたちはお客さん達からいろんなヘアダメージへの相談を受けますよね。

※今回のブログ記事は現場で働く美容師さん向けに書いていきます。

そこの美容師さん… お客さんからヘアダメージで悩んでるという相談をもらったらどうお答えしますか?

美容師さんからの回答で多いのが…

◎ヘアダメージを修復するためにサロントリートメントや髪質改善メニューをおすすめする。

◎植物性、アミノ酸系のシャンプーや髪の傷みに効果のあるヘアケア商品をおすすめする。

 

髪の傷みに悩んでる方にいくら髪質改善トリートメントしても施術後1〜2週間ぐらいはツヤサラでダメージ修復したように見えても、1ヶ月もしたら元通り… いや前より微妙にダメージ増加してるような感じですし、
オーガニック無添加のシャンプーや天然のヘアケア商品を使ったからってヘアダメージが治った方なんて一人もいませんよね(涙)

毎月白髪染めに通ってくれて貴方のいうことなら何でも聞いてくれ、毎回サロントリートメントもして店販の高級ヘアケア商品を沢山購入して使ってくれてる常連マダムさんの髪はダメージしていませんか?猫っ毛になっていませんか?

 

現場の美容師さんなら薄々気づいてますよね???

 

最新の髪質改善やサロントリートメントをいくらしてもヘアダメージは治らないし、

どんなに高級で優しいヘアケア商品を使っても髪の傷みは止まりません。

 

正直貴方のことを信頼してくれてて、いろんなメニューやおすすめのヘアケア商品を沢山使ってくれてる常連のお客さんのほうが髪が傷んでたり軟毛で悩んでたりしますよね(涙)

ヘアダメージは治りません

トリートメントは髪を傷めます!その仕組みとヘアダメージする原因とは?

間違いだらけのヘアダメージ・ヘアケア・頭皮ケア!

 

本当にヘアダメージを改善するにはどうすればいいの?

髪の毛が傷んでしまった(涙)っていうお客さんに、どんな状態であろうがとりあえずサロントリートメントや髪に優しいシャンプーやヘアケア製品を勧めるだけじゃ一切効果はありません。
それどころか、よりヘアダメージを進行させてしまってる場合も多いのです。

そこで毛髪のプロである美容師が行う本当に効果のあるダメージ改善方法はどうすれば?

まず、なにが原因でヘアダメージしたのか?を知り

そのヘアダメージの原因に適した改善方法を提案する。

たとえばね… 髪の傷みの原因が、ヘアカラーリングでブリーチ(脱色)して元々の髪のメラニン色素っを破壊したダメージがあるとして…
これの対応策としてダメージヘア用シャンプーを使ったとしても、髪のメラニン色素が再生される訳でも無いのでブリーチによるダメージ改善なんて出来ないんだよね。

原因に対する対応策が 的外れ なんだよね!

 

この例だとしたら、ブリーチ剤に使われてるアルカリやオキシなどの残留で髪が傷んでしまう場合で、ダメージの原因として『オーガニック無添加などの有害残留薬品が除去できないシャンプーを使用していた』っていうケースでこのシャンプーを残留薬品を除去できるシャンプーに変えるとダメージ軽減が可能になったりするんだよね。

わかりやすくいうと、ダメージの原因が【優しいシャンプー】なので、対応策として【ちゃんと除去できるシャンプーに変える】っていうことなんだ。

 

ヘアダメージの改善を目指すなら、ダメージの原因に合わせた対応をしなければいけません。

 

髪の傷み・ヘアダメージの原因にはなにがありますか?

では髪の傷み・ヘアダメージの原因にはなにがあるかというと..

ヘアカラー、パーマ、縮毛矯正などの化学薬品を使うメニュー

いきなり髪の毛が傷んだ!髪質が変わった!これを最も起こしやすいのは間違いなくこいつらだよね。
ブリーチや縮毛矯正、デジパーなど万が一美容師さんが失敗なんかすればたった1回の施術でもビビり毛と呼ばれるような髪の毛が修復不可能な完全崩壊状態になったりします。

これら化学薬品を使用する美容室メニューたちがダントツでヘアダメージの原因のNO1です!

 

◎髪質改善メニューや各種サロントリートメントなど

多くの方が『髪の傷みを治すモノ』と勘違いしている髪質改善メニューや酸熱トリートメントなどの各種サロントリートメント類なのですが、実は髪の内部で化学反応を起こしたり、持続性の強い表面コートでキューティクルを損傷させたり結合水を減少させて髪を傷めてしまいます。

トリートメントは髪を傷めます!その仕組みとヘアダメージする原因とは?

髪質改善メニューやサロントリートメント類は一時的に髪を綺麗に見せることは出来るけど、それなりに髪を損傷させるメニューである!と認識しといてください。

 

◎体内環境や生活習慣からくる髪質、頭皮環境の変化

抜け毛や髪が細くなったり、それによって癖が強くなったり根元がベタつくとかペッタリするとか・・・ホルモンバランスや皮脂分泌とかあらゆる体内の変化が髪の毛や頭皮には深く影響します。

髪の毛が細く、柔らかくなるとその分だけ外部からの刺激に弱くなりダメージしやすくなってきます。

 

◎間違ったシャンプーやヘアケア商品などで髪質や頭皮に悪影響を与えた

前章で書いたように有害化学薬品が髪に残留してるのにアミノ酸系などの残留薬品を除去できないマイルドシャンプーを使用したりなど…

シャンプー・トリートメントやアウトバストリートメントやヘアミストなどのヘアケア製品など使用するモノが悪影響を及ぼしてるって事だね。

 

◎ヘアケアやヘアスタイリングなどのセルフケアのやり方が悪く、毛髪や頭皮に負担をかけてしまった

これはシャンプーの洗い方の間違いとかスタイリングでコテでとても負担をかけていたりテンションかけすぎて切れ毛やダメージさせたり、びしょ濡れの状態で高温のドライヤーをガンガンかけたり、水分が残った状態で高温のコテやアイロンをかけたりとかね。

髪の毛の扱い方やヘアケア商品の使用法に間違いがあり頭皮や毛髪を傷めてる。

髪質改善メニューやサロントリートメントはヘアダメージします

毛髪や頭皮の悩みのほとんどはこの5つを原因にしていると考えていい!

①ヘアカラー、パーマなどの薬品メニュー

②髪質改善メニューや各種サロントリートメント類

③体内環境による毛髪、頭皮の変化

④ヘアケア商品の悪影響

⑤ヘアケアの方法、技法の間違い

そして実際のヘアダメージはこの原因たちが複数組み合わされている場合がほとんどだってのも忘れないでね。

 

毛髪の損傷具合(ヘアダメージ)の原因は比率で考える!

ヘアダメージの原因は上記した5つがほとんどを占めるもんなんだけど、実際にはその中の一つだけが原因で髪が損傷するのは稀であり、ほとんどの方が複数の原因の影響で髪が傷んでいます。

たとえばだけど、中高年で白髪染めで髪が傷んでる方だとしても…
①の毛染めのダメージが40%で、②が10%、③が5%、④が25%で⑤が20%とか…5つ全ての原因が影響されてる方も結構います。

 

円グラフ

ヘアダメージの原因は 比率で考える!

一般の方は、「私はパーマとヘアカラーでヘアダメージしちゃった」とか「シャンプーが合ってないので髪がバサバサになっちゃった」などひとつふたつの原因がすべてみたいに考えがちだけど、プロの美容師さんなら冷静に比率で毛髪診断していかないといけません。

 

 

では、それぞれのヘアダメージの原因への対処方法を解説していきましょう…

 

コメント

  1. p より:

    ぢーぢさん

    神シャントリを作って頂き有難う御座います。
    do-s歴10年。
    どのサロンに行っても健康的と褒められる髪質になりました。

    ただ、、、
    やはり時々無性に髪質改善系のピッカピカ髪に憧れてしまう時があります。

    do-s歴10年ともなるとドスッピン髪なので、そんなところにガッチガチのコーティングをしてしまうと、簡単には取れなくなってしまうだろうなぁと思うと、

    ちょっとこのイベントの前だけ、とかの使い方も適していないよねと考え今のところ我慢しています。

    実際どうなのでしょうか?

    肩甲骨辺りまであるストレートロングで、パーマ類は5年以上ないので、今の毛先には歴がないと思います。

    半年に一度のサロンでの白髪染めと、
    自宅での毎月のハナヘナ。
    (フルナチュラル熟ヘナで4〜6h&インディゴリタッチ1h)

    そしてもう一つ質問です。
    エンジェリックケアって実際どうなのでしょうか?
    理論的に。

    以上2点ご教示頂けますと幸甚です。
    宜しくお願い致します。

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