んじゃ 今日の読者さんからの質問ね
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はじめまして、私もパーマ液の質問させてください。
去年あたりから新しい還元剤?原料?
(チオグリコール酸システアミンのことです)。
使った商品が発売されてますが、
あの還元剤はどうなんでしょうか?
またチオグリコール酸システアミンを
使った商品をdosから発売予定はありますか?
今現在はsj-9とかを 使ってます。
よろしくおねがいします。
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はいはい!
チオグリコール酸システアミン
2020年に認可された
強酸性のチオグリコール酸と
強アルカリ性のシステアミンの
2つの還元剤を分子結合させた
化粧品のカーリング剤に分類される
使えるような還元剤だね。
DO-SのカールLシリーズみたいに
チオとシスアミを混ぜたんじゃなく
そもそも分子結合させたモノなんだね。
この還元剤の特性はというと
通常のチオグリコール酸や
システアミンと比べると
pHが低い時に少し還元力が強い。
そう チオやシスアミより
弱酸性や中性などの時に
少しだけかかりが良いんだよね。。。
ただ これ 個人的な感想だと
GMTほどじゃない感じはする。
実際 弱酸性なんかだと
かなり かかりはゆる〜くなる。
場末のぢ〜ぢの感覚では
pH7〜pH8ぐらいの
中性〜弱アルカリ性ぐらいの時は
今までのチオやシスアミより
少しかかりが良いって感じだね。
かかり具合のイメージでいうと
チオやシスアミとGMTの中間ぐらいで
アルカリでかけるならチオやシスアミ
のほうが計算しやすくて良い感じがするし
弱酸性〜中性の場合はGMTのほうが
少しはかかりがいいしね。。。
ま ちょい中途半端感はあるね。
>またチオグリコール酸システアミンを
使った商品をdosから発売予定はありますか?
場末のパーマ屋の考えでは
パーマや縮毛矯正の還元剤は
失敗しにくく美容師が計算しやすい!
ってのが重要ポイントなんで
還元剤の種類や濃度はあまり変えないで
pHやアルカリ度で還元パワーの調整を
するように考えているからね〜
だから カールLシリーズなんて
チオ2%、シスアミ4%の
還元剤の種類や濃度は全く同じで
pHを 7・8・9と変えてる。
DO-Sのパーマの1剤たち
↓
そう 還元剤は同じで
pHを変えることで
還元力を調整してるんだけど
たとえば このラインナップで
中性でも還元力の強い
チオグリコール酸システアミンを
使用しちゃうと
アルカリの強い時と
アルカリの弱い時の
還元力の違いが
読みにくくなってしまうよね〜
だから、現在のとこ
パーマ剤のラインナップとして
チオグリコール酸システアミンを
使用するつもりはあまりない。
んdね 1年ぐらい前に
パーマ剤としての開発は中断してた・・・
ただね・・・
中性〜微アルカリ領域で
還元力が強いってのは
使える部分もあるんだよね〜
だから現在は
カーリング剤とちょい違う感じで
商品化を検討中って感じかな。。。
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