韓国ではデジタル機で行う「ダイレクトパーマ方式」 が流行してます。

理美容師さんからの質問

んじゃ 今日の読者の美容師さんからの質問ね

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こんにちは。
最近の韓国では、システィアミン(システアミン)・TGS・GMT などの活用が始まっています。

中性パーマ・酸性パーマの利用とあわせて、1剤を塗布した直後にデジタルロッドを巻き、そのまま加熱する「ダイレクトパーマ方式」 が流行しています。

そしてそれが「安全である」というマーケティングとセットで使われている現状があります。
しかし、どれだけ問題点が指摘されていても、現場ではほとんど改善されていないように感じます。

このような状況について、先生はどのようにお考えでしょうか。

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ふむふむ・・・

15年ぐらい前の日本の美容室でのパーマ事情と同じような感じだよね・・・

その「ダイレクトパーマ方式」というのは1剤と塗布してデジタルロッドに巻いて加温するんだけど、、、ロッドに巻いたまま完全乾燥までするの?それとも髪は乾燥はさせないで加温だけするの?

デジタルパーマの二つの基本工程!

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デジタル機できっちり完全乾燥まで行う場合は、、、

本来のデジタルパーマっていうのは、ロッドを巻いたまま完全乾燥し過酸化水素水(オキシドール)の2剤で素早く酸化させて施術する。ハリがあるしっかりカールがでて持ちも非常に良い、また特徴的なのはウェットの時とドライの時のウェーブのギャップが少ないかかりあがりになる。ただし、かなりしっかりとした還元も必要だし加温温度も高いのでダメージは多くなる傾向にあります。

 

ウェット状態のままで加温し、完全乾燥はさせない場合は、、、

昔、日本では『デジタルクリープパーマ』とか『低温デジタルパーマ』と呼ばれていたんだけど、低アルカリや中性〜酸性などの弱い1剤でも加温することでしっかり還元することができる。パーマのかかりは通常のコールドパーマと同じである。
ま〜これは昔なら遠赤外線やスチーマーで加温してたのをデジタルロッドで加温するだけのお話だね。

 

簡単に説明するとこんな感じなんだけど、韓国の「ダイレクトパーマ方式」っていうのが日本でいうとどちらのタイプなのかがわからないんだよね…

文章だけ読むと、もし完全乾燥までしてたらそれなりにハイダメージしちゃう人がいるハズなので「安全である」なんて到底言えないと思うし、韓国のパーマ剤がわかんないけど最近の1剤には感触向上成分などが含まれているから乾燥しにくいと思うから、なんとなく日本の『デジタルクリープパーマ』『低温デジタルパーマ』のような感じはするけどね。

ま〜どっちにしてもデジタル機での加温する温度がそんなに高くなければ(60℃程度?)従来の遠赤外線とかで加温するのとヘアダメージの差はそんなにないと思うよ。

 

ただし、、、施術してる美容師さんが、システアミンやチオグリセリン、GMTなどを低アルカリ〜中性〜酸性などで還元力を弱めて(優しくして)もデジタル機などで加温してかけるのと、それなりに強い薬剤で加温なしでかけるのもダメージの差はそんなに無いってのを理解しておかないといけない。

ん〜〜とね… わかりやすくいうと…

【優しい薬剤+加温】と【強い薬剤+加温なし】で同じ髪を同じかかり強さにかけたとしたら、どちらにしてもそんなにヘアダメージは変わらない!ってことね。

 

だから最新の弱酸性のGMTでパーマをかけたから「安全である」と考える事が 本来は一番危険なんだよね。

 

>そしてそれが「安全である」というマーケティングとセットで使われている現状があります。
しかし、どれだけ問題点が指摘されていても、現場ではほとんど改善されていないように感じます。

このような状況について、先生はどのようにお考えでしょうか。

そうだね〜 場末のパーマ屋は韓国の美容事情を全く知らないので、なんて言ったらいいのか?微妙なとこなんだけど…

ま〜場末のパーマ屋がGMTを多分最初に日本で販売した頃… そう15年ぐらい前の日本の美容業界も同じような感じだったんだけど、その後日本ではどうなったかと言うとね・・・

お客さんのパーマ離れが起こって、パーマをかける人が激減しちゃった(汗)

日本では最近パーマを定期的にかけるのはシニア世代以上の方ぐらいで、4〜50代以下の女性なんてパーマかけてる人はかなり少なくなっちゃった。若い世代ならメンズのほうがパーマ比率は高いと思うよ。

これは… なぜだと思います?

ノンアルカリだから、弱酸性だから、GMTやスピエラだからダメージレス・ノンダメージって言ってたのに… でも結局髪の毛傷んでるジャン(涙)美容師さんに騙されたわ〜!もう2度とパーマなんてかけないわ!!!

な〜んて考えちゃう美容師さんが多いハズなんですが、残念ながらそれだけじゃ〜ないし、もっと大きな理由があるのです。

 

この記事を読んでみて↓

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平成の半ばぐらいからかな?『美容室でのパーマ離れ』とよく言われるようになった。場末のパーマ屋が美容師を始めた頃、街の美容室では昭和の頃はパーマ比率が40%ぐらいが平均をされてた、そう10人お客さんが来店したらそのうちの4人ぐらいがなんらかの...

 

そう… 日本の場合はお客さんはパーマに『数ヶ月間は普段の手入れ・スタイリングが楽チンで、簡単に好みの髪型になれる』ってのを望んでたんだけど…

でも多くの美容師さんや薬剤メーカーさんたちは、やれノンアルカリだの弱酸性でGMTでダメージレスだとかに一生懸命で『いかにダメージを少なくできるか』って頑張っちゃってるんですね。

しかもそのノンダメージのパーマもしっかりかけたらちゃんと普通に傷んじゃうし、傷みが少ないと思ったら数週間で取れちゃったり、カール形成力が弱くて普段のスタイリングが大変なだけだったりするんだよね。

これじゃ〜パーマをかける人が減っちゃうのも当然だよね!

だから、現在の日本では若い世代の人らは洗いざらしでパーマスタイルが楽しめる男性ぐらいしかパーマをかけたがらなくなったんです(涙)

 

もしかしたら?

韓国でも同じようなことになるかも?しれないね…

 

あ〜〜でもね・・・

君のように勉強熱心な美容師さんにとっては逆にチャンスになるかも知れないよ。

 

その他大勢の美容師さんが、ノンアルカリだのGMTだのダイレクトデジパーだのってヘアダメージ軽減などに一所懸命になってるうちに

韓国にエアウェーブがあるかどうかは知らないので、なければデジタルパーマでもいいので…

しっかりとしたカール・ウェーブが出て、濡れてる時と乾いた時のウェーブギャップが少なくて、簡単にドライするだけでスタイリングが出来て、しかもそいつが数ヶ月間は持続するようなパーマを自身で確立してみればいいかもね。

※10年以上前の古臭い髪型ですが、どちらもエアウェーブで自然乾燥だけのスタイリングです。

 

ちなみに日本ではヘアカラーを家庭で自分で染める方が多いのですが、パーマを継続しようとするとヘアカラーもリタッチ染めが必須になるので、ホームカラーが減り顧客のほとんどがサロンカラーになったり、すっぴん髪ヘアケアの重要性は理解されたりして、お客さんのダメージコントロールが容易になったりします。

ってのが、ここ20年ぐらいの日本のパーマ事情です。

 

ま〜日本と韓国は美容事情も違うかも知れないから、君も色々考えてみたらいいんじゃないのかな?

 

 

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