んじゃ 今日の読者の美容師さんの質問ね
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場末パーマ屋さんの理論がすきでいつも拝見しております。
パーマに置いての質問ですが、クリープもねつ酸化も結局は
過還元によるかかりだと感じている事が多いのですが、
どう思いますか?
うちでは1液をつけて20分くらい置いてます。
中間にスポイトで水につけて、
つけ巻きなら全体につけて、15分以内に
なぬべく巻く1液は放置5分以内で一度テストカール
TG換算は5-6でPHは7前後
2
やっぱりいい感じで仕上がり、ます。クリープや応力緩和が
同時進行しているのかと思っています。
(水の温度は50度以上、60度未満)の中間水洗
根元につくなら40度くらいの水洗)
で放置タイムを少し長めに起きます。
でも5分くらいの前後
2液はなるべく還元が始まったと思われるタイムから
ブロム酸で15分以上おいてます。
これの考え方は間違っているでしょうか?
また
癖や髪質にもよるのですがTG3の還元値の商材はやっぱり
気休めなのか迷いながら使ったりしますが、
癖が元もといい感じの人に同じように使います。
僕なりにはありな時とお客様からはよく分からないと
微妙な反応がありますw
でも先生のクリープパーマ理論があって今の自分の考え方にいたりました。
リタッチパーマ理論など先生のシビヤなご意見が知りたいです。
PPTなどの理論は僕も先生の記事で使わなくなりました。
あと処理のおすすめなどございますか?
どのメーカーもこれがいいですね。の一点張りです。
どの時にどの後処理が適切なのか、曖昧な事に悩んでいます。
質問攻めで申し訳ないですが、
自分なりにお客様の未来の髪質も考えて、
お洒落を楽しんでもらいたいと思います。
・・・・・・・・・・
ホイホイ!
んじゃ 順番に回答していこう♪
>パーマに置いての質問ですが、クリープもねつ酸化も結局は
過還元によるかかりだと感じている事が多いのですが、
どう思いますか?
ねつ酸化ってのが
ちょっとわかんないけど・・・
昔のクリープ工程や 2剤処理前の
スポイドで水をつけたり流したりとか
また 中間水洗も すべて
還元の進行 って事だよね。
過還元というのは
クリーム系の薬剤使用の
デジタルパーマの工程とかの場合に
昔なら 中間水洗して還元が
ストップしてると思い込んでたのが
中間水洗しても2剤をつけない限り
より還元は進行してたので
考えてた以上に 過剰に還元してた!
って事だね。
過還元のおかげで普通パーマより
太いロッドで大きめカールが
しっかりかかってたんだけどね・・・
2剤処理前に スポイド水洗や
シャンプー台のシャワーで水洗しても
還元剤は流れないし
流したほうが より還元は進行する!
この基本理論さえ理解しとけば良いと思うよ。
>うちでは1液をつけて20分くらい置いてます。
中間にスポイトで水につけて、
つけ巻きなら全体につけて、15分以内に
なぬべく巻く1液は放置5分以内で一度テストカール
TG換算は5-6でPHは7前後
2
やっぱりいい感じで仕上がり、ます。クリープや応力緩和が
同時進行しているのかと思っています。
(水の温度は50度以上、60度未満)の中間水洗
根元につくなら40度くらいの水洗)
で放置タイムを少し長めに起きます。
でも5分くらいの前後
2液はなるべく還元が始まったと思われるタイムから
ブロム酸で15分以上おいてます。
これの考え方は間違っているでしょうか?
まず パーマの1剤に関してだと
還元剤濃度やpH、アルカリ度は
髪質やダメージ具合やロッド選定
希望のカールの感じによって
決定すべきなので
その時の状況次第で
なんとも言えない部分は多いけど
パーマの持続性や2剤作用強化の事を
考えたら pH8以上のアルカリの薬剤を
使用できるならそれに越したことはないと思う。
途中のスポイド水洗や
中間水洗については
どちらも 還元の進行 なんで
状況に合わせて 温度、pHを
考慮して行えばいい。
2剤に関しては
15分以上というタイムだけでなく
ブロム酸の濃度や
塗布量も大事だけど・・・
もっとも 重要なのは
2剤塗布前に
酸リンスや処理剤などで
pHが中性〜酸性に
なっていないかどうか!
出来たら 2剤塗布時には
pH8程度のアルカリ性のほうが
SS再結合が強くなり ダメージも
少なく持ちのよいパーマになりやすい。
2剤処理は放置時間だけじゃなく
薬剤のpHや濃度、塗布量も大切だし
一番の大切なのは アシッドや酸リンスは
かならず 2剤処理の後で使用する!
ってことだね。
ま この2剤前はアルカリ性がいいという特性から
最近は ブロム酸より オキシのほうが
しっかりカールが作りやすいという事も言われてるよ。
>また
癖や髪質にもよるのですがTG3の還元値の商材はやっぱり
気休めなのか迷いながら使ったりしますが、
癖が元もといい感じの人に同じように使います。
僕なりにはありな時とお客様からはよく分からないと
微妙な反応がありますw
TG3の還元値の商材???
これは なんの事だろう???
うちの酸性チオの カールL5や
SC-5はチオ濃度が2%だから違うよね?
これらは 酸性のチオなんで
その後の1剤がアルカリ性でないと
ほぼ意味ないので
君のように中性タイプを使うなら
効果がないかもね。。。
ま でも その商材が
なにかわからないので
また商品名を教えてね。
>PPTなどの理論は僕も先生の記事で使わなくなりました。
あと処理のおすすめなどございますか?
どのメーカーもこれがいいですね。の一点張りです。
どの時にどの後処理が適切なのか、曖昧な事に悩んでいます。
パーマでも縮毛矯正、ヘアカラーでも
処理剤に関して 多くのメーカーさん達は
何かをつける(足す)って考え方だけど
場末のパーマ屋的には
☆前処理剤は 1剤の邪魔者だからしない
☆中間処理剤は 2剤の邪魔者だからしない
☆後処理剤は 残留物質の除去をきちんと行う
ってことだね。
>あと処理のおすすめなどございますか?
あと 処理のおすすめ ってのと
後処理 の両方とれるね・・・(笑)
場末のパーマ屋がおすすめのパーマ、縮毛矯正、
ヘアカラーの後処理剤はそんなに種類はない。。。
まず なんと 言っても一番は
キアラーレDO-Sシャンプー&トリートメント
場末のぢ〜ぢは
現在3種類のシャントリを作ってるけど
残留物質除去のためには キアラーレでも
ヘナヘナでもなく キアラーレDO-Sシャンプーと
キアラーレDO-Sトリートメント(SP)しかない!
↓
パーマ、縮毛矯正、ヘアカラーの
残留薬剤除去には・・・
残留物質を洗って落とす
キアラーレDO-Sシャンプー
そして
皮膜(被膜)を貼らないで
残留物質を閉じ込めない
キアラーレDO-Sトリートメント
薬剤メニューの後処理の主役は
こいつらだね♪
そんで
アルカリ性の薬剤を使用した場合は
へダメージの元凶である
アルカリ剤を中和する
↓
DO-S アシッド
そこらのアシッド剤や酸リンスは
アルカリ中和能力である酸度が弱いので
思ったほどアルカリ中和も不可能だし
しかも pHが 強い酸性なので
髪が過収斂しちゃって
キューティクルがしまり
アルカリ残留させちゃってたりする
まがいモノばかり・・・
そんなアシッド剤の世界で唯一無二の存在
髪を過収斂させない pH5の弱酸性で
酸度80mlもある DO-Sアシッド!
こいつを 使用した薬剤の
アルカリに応じて使うのは
おすすめというより必須項目ね♪
んで アルカリのきつい
ヘアカラーなんかやアルカリの強い
パーマ、縮毛矯正剤を使用した場合は
サロンで施術した日から数日間は家庭でも
アルカリ中和してDO-Sシャントリで
アルカリ剤の除去を頑張ってもらう!
↓
キアラーレDO-Sアルカリオフ
そして 2浴式ヘアカラー剤や
パーマ、縮毛矯正でオキシドール
(過酸化水素水)の2剤を使用した場合は
カタラーゼで残留オキシを除去しましょう
↓
DO-S OX-ZERO
ここらが
場末のパーマ屋おすすめの
後処理剤だね♪
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