最新のサロントリートメントならヘアダメージ修復出来るの?

ヘアダメージを軽減

活性型ケラチン 微還元 還元 架橋 結合

 

最新の髪質改善とは

アルカリ、還元、アイロン熱等を利用し

ヘアダメージ修復を行うもの。。。

 

 

昨日の記事

論点がズレてる!?毛髪とシリコンのお話。

論点がズレてる!?毛髪とシリコンのお話。
美容業界では 数年前から髪質改善ブームで 酸熱、水素トリートメントから グリオキシル酸とか、ケラチントリートメントとか だいたいアイロンを使って 少し癖毛が収まって ダメージホールが埋まってハリコシがでて ヘアダメージが修復されたかのよ...

 

ま こいつの続きなんだけどね・・・

 

最近多い 髪質改善メニュー
酸熱、水素トリートメントから始まって
沢山の商材が氾濫してて みんなもう
何がなにやら わけわかんない感じだよね。

そりゃ各メーカーさんだって うちのが一番良い!
って言うに決まってるしね。。。

みんな いろんなメーカーさんや
自称日本一詳しい美容師さんとかの小難しい話
ばかり聞くので 誤解や勘違いも多いし
本質とは違う認識をもってたりするんだよね。。。

 

そこで そんな 色々こんがらがって
迷路にさまよいこんでる美容師さんに
場末のパーマ屋流にわかりやすく解説しよう。

 

 

まず 昔ながらのヘアトリートメントは
もう何回も書いてるけど・・・

ダメージ毛ってのは こう

 

 

んで この傷んでできちゃった
ダメージホールにケラチンなどを埋めて

ハリコシをだし 髪をしっかりとして
被膜をはってツヤサラの手触りにする。

 

 

ヘアダメージで出来た

髪の内部の穴ボコを

何かで 埋めてあげる!

 

そんで 表面コートして

手触りや艶をよくする。

 

これが ヘアトリートメントの仕組み!

 

ただ 髪の内部に入るようなもんは
洗えば簡単に取れちゃうので日持ちはしない。。。

そこで こいつを日持ちさせようとしたのが
最近の髪質改善メニューなんだね!

 

 

活性ケラチンなどの

擬似ケラチン類を髪に入れ

そいつが 日持ちするように

うっすい還元剤で軽く還元したり

架橋補助剤とかで 髪に絡み付けたり

アイロン熱で 髪と結合させたりして

日持ち させようとしたんだ!

 

 

もういちど この記事を見てほしいんだけど

酸熱トリートメントの反応結合の仕組みとは?

酸熱トリートメントの反応結合の仕組みとは?
髪質を改善する「酸熱トリートメント」 ストレートパーマでもない!従来のトリートメントでもない!反応結合型「酸熱トリートメント 」 グリオキシル酸で行う酸熱トリートメントで、髪内部の歪み・ガタつきを改善。 縮毛矯正・ストレートパーマのよ...

 

これは酸熱トリートメントの反応図だけど

 

この図でいう NH2(アミノ基)ってのが
他社でいうと いろんなケラチンなどで

熱処理やドライなんかが 微還元、酸化だったり
架橋補助剤だったりするんだけど・・・

基本的な仕組みは どれもまったく同じだね。

 

メーカーさんや 自称詳しい美容師さんとかは

いろいろと 小難しい理論を書きまくるけど

すべてこの仕組みのお話を書いてるだけだ!!!

 

 

ただ これらの 理論には

絶対に不可能な現実がある

 

 

どう考えても

そこが 結合する理屈が無い!

 

グリオキシル酸のNとNは 奇跡的に結合しても

そのNN が 髪の毛と 絶対に結合はしないのだ!

 

 

 

微還元したって 髪に入れた
活性ケラチンが還元される訳でもないし

空気酸化も アイロン熱で酸素と水素が
反応する理屈もないので

 

入れたケラチンと 髪は結合しません!

 

 

こんなんでSS(ジスルフィド)結合するなら
縮毛矯正でアイロンすれば酸化して
2剤は必要ないってことになるからね(笑)

絶対にありえないお話です。。。

 

だから どんな髪質改善でも
持続性は 1〜2週間ほどから
せいぜい 1ヶ月も持ったら奇跡です♪

 

みんな 結合とか架橋とかいう言葉に
踊らされてるだけです(汗)

実際に 髪の中に入れる
ケラチン(成分)がどうとか こうとか
大した問題じゃ〜ありません。。。

 

 

ただね・・・

傷んだ髪のダメージホールをなにかで埋めるのは
トリートメントとしては とても大切な事なんだよね・・・

 

 

続く・・・

 

 

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