美容室のメニューの中でも
一番難しいと言われてる 縮毛矯正・・・
平成生まれの美容師さんたちの中には
縮毛矯正恐怖症な方も多いと言われてます。。。
そこで ちょいと前から
基礎から学ぶ縮毛矯正
というシリーズ記事を書き始めました。
いままでの記事
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ぢ〜ぢの孫 キアラも4年生になりました!
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一番失敗の多いのが 縮毛矯正剤の1剤での還元!
そんで その矯正の1剤の中でも
還元剤 と アルカリ剤
こいつが重要なんだと書いてきたよね。
そんで 今回は ちょいと話がそれるんだけど
平成の終わり頃に 登場してきた
弱酸性の薬剤による縮毛矯正について考えていこうと思う。
従来は 結構強いアルカリ性(pH9以上)の薬剤で
縮毛矯正をする場合がほとんどだったんだが
スピエラや GMTなどの 酸性でも還元できる薬品の登場で
弱酸性縮毛矯正を行う美容師さんも増えたんだよね〜
スピエラやGMTの弱酸性縮毛矯正は
従来のアルカリ性タイプよりも髪の負担が少ない♪
っていうか・・・
髪が傷みません!ノンダメージ!ダメージレス!
どんな ハイダメージ毛やブリーチ毛にも
安心して 綺麗な縮毛矯正ができます!
やればやるほど ツヤサラの美髪になれます!
こんな感じの宣伝文句を たまに見かけたりするよね。
弱酸性 = 優しい = ヘアダメージがない!?
これって 本当でしょうか???
スピエラやGMTでの 弱酸性縮毛矯正
最初の頃は ハイダメージ毛や ビビリ毛修繕など
アルカリ性の薬剤が使用できないようなケースのみに
使用されていたんだけど
ある時から 普通毛のリタッチ部分なんかでも
使用するようになったんだよね・・・
元々 普通毛なんかだと 癖を伸ばすほどのパワーがない
弱酸性縮毛矯正なんだけど 水抜きアイロン技法の普及で
普通毛でも それなりにストレートになるようになったからね・・・
ただ この頃から 弱酸性縮毛矯正で
ビビリ毛になっちゃうというトラブルも増えてきたんだ(汗)
場末のぢ〜ぢのとこにも
「傷まないハズの 弱酸性縮毛矯正を
したのですが ビビリ毛になってしまいました(泣)」
な〜んて 相談が多〜くきたもんなんだよね♪
弱酸性縮毛矯正が ノンダメージ
っていうのは 真っ赤な嘘です!
弱酸性縮毛矯正は
1剤の還元力が弱いので 長時間還元したり 加温したり
アイロンも 現在では ご法度とされてる
水抜きアイロンやら 濡れたままアイロンなどという
暴挙にでなければ クセが伸びなかったり・・・
スピエラやGMTでの 弱酸性縮毛矯正は
薬剤が弱いので それ以外の部分で(アイロンとか)
かなりの無理をしなければ 癖をストレートに出来ない!
あと
酸性だと 2剤の定着も悪いので 持ちも良くないし
ケラチン再結合が不十分だと従来のアルカリ矯正より
よっぽど ヘアダメージが多かったりしてね(汗)
そう・・・ 普通の場合 弱酸性縮毛矯正は
従来からある アルカリ縮毛矯正より
無理をしなければいけないのでトラブルになりやすく
同じ癖を同じぐらいのばすなら ヘアダメージも同じぐらいで
持ちが悪く 切れっぱなしのケラチンが増えてしまったり
よっぱど ダメダメな縮毛矯正かも知れませんね。。。
適剤適所 が大切!
さすがにスピエラは最近使う美容師さんもいなくなりましたが
GMTでの弱酸性〜中性縮毛矯正剤などは
細毛、軟毛、猫っ毛、微シス毛や
ビビリ毛修繕、ハイトーン毛、既矯正部の修正など
アルカリが使用できない場合とかでは有効な場合はよくある。
ただ 普通毛のリタッチ部分などで
ダメージ軽減になると誤解して無理をして
弱酸性を使用するのは 間違っているからね。
適剤適所 キャッチボール、バランス、コントロールだね!
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