【縮毛矯正の失敗】癖を完全にとってほしいと言ったらピンピンストレートになりました。

とある場末のパーマ屋

縮毛矯正でピンピンのまっすぐすぎる不自然なストレートヘアになってしまう!?

太くて硬い髪質で癖が強い捻転毛の方などが、しっかりと癖を伸ばそうと縮毛矯正をすると… たまにピンピン・パシパシの過剰にまっすぐすぎる髪になってしまうことがあります。

ま〜美容師歴45年で現在主流のアイロン式の縮毛矯正の開発をした場末のパーマ屋の記憶によるとね、平成初期に登場したアイロン式の縮毛矯正の初期の頃は強いポリマーで表面コートをするような薬剤しかなくて、しっかり癖を伸ばすと艶々にはなるけど、みんなピンピンの不自然は髪型になってたんだよね。

場末のパーマ屋なんてそれが嫌で嫌で、、、どうしたら自然な感じのサラサラストレートになるかを一生懸命研究してたんだよね。。。

 

んじゃ今日の読者さんからの質問ね

・・・・・・・・・・

先日縮毛矯正をしたら、ピンピンハリハリ真っ直ぐになってしまいました。

とてもしなやかと言えない、こう言う場合、美容師さんに何と言えばいいですか?

癖を完全にとってほしいと言ったらピンピン。。
しなやか真っ直ぐでやや地毛っぽく仕上げてもらうには、どうしたらよいですか?

昔別の美容師さんは、しなかや真っ直ぐになっていました。

癖が少しでも残るのは嫌です。。

・・・・・・・・・・

そうだね〜一般の方にもわかりやすく説明すると…

縮毛矯正(ストレートパーマ)の仕上がり具合は3つのバランスで決まるんだよね。

①施術前の太さ・硬さ・撥水性等の髪質やダメージ具合や癖の強さや捻転具合などの髪の状態

②表面コート成分、Phやアルカリ度の強さ、還元剤の種類や濃度など使用する薬剤

③温度・水分量・プレス圧・テンション・丸みの出し方などのアイロン技法

君のケースのようにピンピンのストレートになった場合は、①の髪質に対して②の薬剤が強すぎたり表面コート成分が強すぎたり、③のアイロンの温度が高かったりテンションがきつすぎたりアイロンで真っ直ぐに伸ばしすぎてなることが多い筈なんだよね。

※簡単なケースならポリマーやシリコンなどの髪を硬くしやすい表面コート成分を含まない薬剤使用で、あまりテンションをかけないで丸みを出すようなアイロン技法を行う程度でも自然な矯正が可能になる場合もあります。

 

>こう言う場合、美容師さんに何と言えばいいですか?

ごく当たり前な感じなんだけど… 「癖が少しでも残るのは嫌だけど、ピンピンに真っ直ぐすぎるストレートにもなりたくないです」って感じで相談するしかないよね(汗)

あとは写真や画像とかで理想の感じを美容師さんに見てもらったほうがわかりやすい場合もある。

 

>癖を完全にとってほしいと言ったらピンピン。。
しなやか真っ直ぐでやや地毛っぽく仕上げてもらうには、どうしたらよいですか?

ピンピンじゃなくて… でも癖は綺麗に伸ばして自毛っぽくナチュラルに仕上げて欲しいって希望の場合はね、君の髪質が硬毛や癖が強かったり捻転毛やダメージ毛なんかだと、正直美容師的には結構難易度が高かったりするんだよね。

だから君の髪質がそんな感じなら、縮毛矯正の経験値やスキルの高い美容師さんにお願いしたほうがいい。

美容師のスキルの違いっていうのはね、例えばカットなどがわかりやすいんだけど… 同じ髪型をリクエストしてもカットスキルが高く技術の上手い美容師さんのほうがカッコ良くって扱いやすく再現性の高いクオリティの高いヘアスタイルにしてくれる可能性は高いハズですよね。

今回のケースで君の髪質が難しい場合なら、ピンピンになりにくいようにポリマーやシリコンなど強い表面コート成分の薬剤や処理剤を使わないで、君の髪質にぴったりのアルカリや還元剤濃度の薬剤で適切に還元し、その還元具合に合わせて水分量やテンション、温度管理してアイロン工程をしないといけないんだよね。

しかも… これらが君の髪質や癖に合わないといけない…

 

>昔別の美容師さんは、しなかや真っ直ぐになっていました。

これがすべてだよね・・・

 

癖を完全にとってほしいけど、しなやか真っ直ぐでやや地毛っぽく仕上げてもらうには…

正直、、、そういうリクエストをしてもちゃんと理解してくれて、技術的にも可能なスキルのある美容師さんにお願いするしかないと思うよ。

 

パーマ・ストレートパーマ・縮毛矯正に関するよくある質問

 

 

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