少し前の記事
↓
この質問の美容師さんから
もうひとつ質問をいただいた
・・・・・・・・・・
じーじさん、お忙しい中ご返信ありがとうございます。
【ダメージ誤差の緩和】と【ダメージの減少】
凄くぴったりきた言葉でした。
自分でもごっちゃになってました。
もう1つ質問なのですが、
『TGS7(チオグリセリン)』の使用する場面とは
どういうときなのでしょうか?
色々な美容師さんは、
前還元で深く浸透させる等あるのですが、
そもそもパーマで深く浸透っているのかな?
と思っております。
矯正のまんべんなく還元なら
L5・SC5が使いやすいです。
やはり矯正のビビり矯正の危ない場面で
使用する薬剤でしょうか?
・・・・・・・・・・
はいはい
TG7だね〜
チオグリセリン7%、pH7
中性のチオグリセリンだけの
シンプルな薬剤だ、、、
まず この記事を読んでみて
↓
チオグリセリンは
スピエラや GMTに近く
疎水部分の還元を得意とする還元剤
にあたるんだよね。。。
でも pkaは 9.7近くあるので
アルカリが低いと還元力は弱い。
ま イメージ的にいうと
弱酸性〜中性付近だと
優しいスピエラ って感じかな(笑)
んで 使用するケースとしては・・・
まず 皮膚感作性 が強いので
頭皮や肌にどうしてもついちゃう
パーマでは まず使用する事はない!
とてもカブれやすい還元剤なので
危なくて使えないのだ♪
頭皮や肌につけない
縮毛矯正なら使える薬剤なんだよね。
DO-Sでは SC-7やSC-8には
2%ほど入ってるけど
これは 還元が目的というより
化粧品登録なので
チオを2%しか入れれないので
アルカリ度が低くなりすぎちゃうので
アルカリ度を高くするために入れてる
ってのと・・・
チオグリセリンを入れると
少し柔らかい感じに還元するってので
ちょい入れてる感じだね。
んで 質問の TG-7はというと
昔はね・・・
ガチガチに硬くなったような
ビビり毛修正とかに
スピエラより危険度の少ない還元剤
として使用してたりしたんだけど
今は ビビり毛修正なんて
まず しなくなったからね・・・
チオグリセリンってのは
スピエラや GMTのように
疏水部を還元しやすいと言われてるけど
アルカリ性じゃないと還元しないので
かなり使いどころの難しい還元剤。
現在は薬剤ヲタクの理美容師さんが
オリジナルの還元剤を作る時に
ちょっと使用する感じかな・・・
DO-Sでもそういう理美容師さんの要望で
ほんの少しだけ生産してるような薬剤だね。
ま〜 普通の理美容師さんは
使用する必要はないと思うよ♪
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