ちょいと前から パーマの記事を書いてます
↓
令和パーマとか 勝手に言ってるし
前書きが すんごく長いけど
前回までの記事をしっかり読めば
もう すでに失敗はほぼ無いハズ(笑)
そう 令和パーマは
かける前に8割決まってるからね♪
平成時代にパーマが衰退したのは
ヘアカラーブームで
毛染めする人だらけになったのと
弱酸性パーマ剤などが登場した事が
主な原因だと思うからね♪
んじゃ 令和パーマの工程を
まずは 基本のコールドパーマで
おおまかな工程から説明していくと
DO-S式令和パーマ工程表
①ワインディング
②1剤塗布
③放置タイム
④2剤処理
⑤アシッド処理
⑥プレーンリンス
とってもシンプルで昔ながらの
コールドパーマ工程でしょ(笑)
んで それぞれの工程の注意点を
少し詳しく説明していくと
①ワインディング
基本 前処理剤は還元の邪魔を
するので使用しない。
ロッド選定はデザインに合わせて
手入れしやすいように選ぶ。
ワインディグローションは
ダメージ具合や髪質によって
水巻き〜アルカリ水などで
ワインディングしてもいいし
かかりにくいようなら
1剤のつけ巻きでもOK!
ロッドを巻く時のテンションは
ダメージ毛や細毛、猫っ毛などは
テンションを強くかけないように
健康毛や硬毛は少しテンションを
かけるように巻いたほうがいい。
②1剤塗布
細毛、ダメージ毛等で
pH7〜8.5、還元剤濃度6%程度
普通毛、ライトダメージ毛等で
pH8〜9、還元剤濃度6%程度
硬毛、健康毛等で
pH8.5〜9.5、還元剤濃度6%程度
還元剤はシステアミンか
チオグリコール酸が推薦で
このぐらいの薬剤を目安にしてね。
③放置タイム
普通にかかりそうな場合は問題ないけど
かかりが弱い場合には・・・
お湯 もしくはアルカリのお湯で
流すことで 還元は進行する!
この理論を実践していこう♪
昔は1剤を流すと 還元は止まる
と教わったかも知れないけど
これは 全く逆だった。。。
まず お湯ですすいだ程度では
1剤(還元剤)は流れない。
そんで 1剤の反応の途中に
髪に溜まっちゃうジチオって
いうもんをお湯で流すことで
より還元は進行する。
そう 中間水洗すると
還元ストップするんじゃなくて
より強くパーマがかかるってこと!
だから パーマのかかりを
強くしたい場合は
40℃程度のお湯かアルカリ水を
アプリケータで多めに塗布して
時間をおいたり
もっと強くしたい場合は
シャンプー台で少し温かめのお湯で中間水洗して
蒸しタオルで包んでラップして温めてもいい
お湯やアルカリ性のお湯で 流す
蒸しタオルや遠赤等で あたためる
これで パーマがしっかりかかる!
④2剤処理
テストカールで
ばっちりのかかり具合になったら
2剤処理なんだけど まず鉄則は
2剤前に 酸リンスや
中間処理剤は 絶対にしない!
これらは 2剤での
SS再結合の邪魔をして
ヘアダメージを増やし
パーマの持ちを悪くするので
絶対にしてはいけない。
そして 2剤は
たっぷり塗布し
しっかり時間もおくこと
基本は 過酸化水素水
(オキシドール、オキシ)の
1.5%程度の濃度の2剤を
2〜3回に分けて塗布し
10分以上は放置すること。
ブロム酸の場合ならpH8程度で
濃度6%程度の2剤を使用し
2〜3回に分けて塗布し
15分以上は必ず放置すること。
⑤アシッド処理
きちんと2剤酸化処理したら
アルカリ性の薬剤使用したなら
アシッド処理がかなり重要!
アルカリ残留してると
ヘアダメージが増えたり
持ちが悪化したりするんだよね。
んで ここで需要なのは
pH2〜3の酸性で過収斂して
逆に薬剤を閉じこめたり
酸度が弱くて
まともにアルカリ中和出来ないような
アシッド剤ではなく
ちゃんとしたアシッド剤を
塗布するってこと!
このアルカリ除去剤についてだと
まず ヤクジョ水だの電子水だの
よくわからんお水系はすべてNGだし
ヘマチンとかも効果は薄いのでダメ。
基本は クエン酸とかで出来てる
アシッド剤なんだけど・・・
選ぶポイントは
◎過収斂させないために
pH5〜6程度の弱酸性のモノ
◎ちゃんとアルカリ中和が
出来る程度の酸度を持ってること。
2剤で酸化処理したら
ちゃんとしたアシッド剤で
アルカリ中和しましょう!
⑥プレーンリンス
酸化とアシッド処理をちゃんとしたら
プレーンリンスとシャンプーですね。
まず 過酸化水素水の
2剤を使用したのなら
残留オキシの残さないように
カタラーゼとかの処理剤で
未反応オキシを除去します。
そして ちゃんとシャンプーと
トリートメントしたら
令和パーマの終了です。
コメント