昨日の質問記事
↓
この質問の 2番目だね・・・
②新ケラチンを活用して製品化に成功したのは
do-sとミルボンのみとの事ですが、
製品化するに辺り何が難しいのですか?
(素人の興味本位で恐縮です。。。)
こんなにいいものなのに、取り入れるメーカーが未だ
2社のみというのの背景や、製品化に成功した
ぢーぢさんの凄さを知りたいです。
いやいや
場末のぢ〜ぢは全然凄くないよ(笑)
この記事でも 書いてるけど
↓
ミルボンさんのCMADKも
うちの新ケラチンも
毛髪研究の日本の第一人者
新井幸三博士が考案され
特許も取ってらっしゃる成分だからね。
>こんなにいいものなのに、取り入れるメーカーが未だ
2社のみというのの背景・・・
ま 簡単にいえば
この画期的なケラチンの特許を新井博士は
抽出する成分によって2種類お持ちでね・・・
ひとつの特許はミルボンさんと契約してて
もうひとつは うちなんだね。。。
この発明成分が他社が使えないのも
特許を取ってるからなんだよね〜
新井博士が特許を持ってる成分だから
他社さんは いくら使いたくても
使えないんだよね・・・
>新ケラチンを活用して製品化に成功したのは
do-sとミルボンのみとの事ですが、
製品化するに辺り何が難しいのですか?
これは とても面白い質問だね〜(笑)
これね ミルボンさんは知らないけど
DO-Sでは まだまだ
新ケラチンは 実験販売中 だよ(笑)
場末のぢ〜ぢは 製品化に成功した
なんて 全然 思ってないんだ。
あんね・・・実は 数年前から
うちの新ケラチンや ミルボンさんのCMADKで
髪のダメージが完璧に治っちゃうように錯覚してる
美容師さんが多くて困るんだよね〜(涙)
3年以上前の記事だけど 読んでみて
↓
実はこの頃 すでに うちの新ケラチンは
茨城県の研究所で生まれ ぢ〜ぢが
バンバン実験、検証してた頃なんだけど
当時はまだ DO-Sでは
新ケラチンは発表もしてない頃なんで
CMADKだけでの説明になってるんだけどね
それまでのアルカリで溶かされた
ゴミ(カス)みたなケラチンが
構造自体もちゃんとしたままの
本物のケラチン になったCMADK
当時 一部の美容師たちの間では
死滅細胞で出来ていて
一度傷んじゃうと絶対に治らない
ヘアダメージが これで治る時代が来た!
って 盛り上がったんだよね。。。
でも これは みんなの勘違いだった・・・
そもそも 製造メーカーである
ミルボンさんの解説はね ↓
CMADKの補修メカニズム
ケラチンには毛髪の強度と関係が深い
SS結合と呼ばれる結合が多く存在しています。
ケミカルダメージを受けた毛髪や、
エイジング現象が起こっている毛髪は
そのSS結合が減少しています。
このような毛髪には破損した
SS結合の欠片「-S」が存在しています。
CMADK中のCMAD基はこの‐Sに
強く吸着 することができるので、
従来の加水分解ケラチンよりも
定着しやすい 性質があります。
ミルボンさんの公式HPの解説はこうね
毛髪ケラチンと 同化も 結合も
どこにも書いてなくて・・・
強く吸着するとか
従来の加水分解ケラチンよりも
定着しやすい性質があります。
だよね・・・
同化・結合するってのと
と
吸着・定着しやすい
これは 全く意味合いの違うものだね。
メーカーさんの公式HPで 胡散臭い説明を
繰り広げるトコはぢ〜ぢは大嫌いだけど
ミルボンさんは ちゃんと説明してる!
そう こんなちゃんとした説明を
誤解しがちな 歪んだ説明にしちゃうのは
実際のとこを あまり理解もしてない
ヘアダメージ治る派(笑)の
勘違い 理美容師とか・・・
あきんど精神満載の
デイーラー・メーカーの営業さんとかだね。。。
新ケラチンや CMADKは
素晴らしく画期的な これぞ本物といえる
ケラチンタンパク質という素材なんだけど・・・
ヘアダメージ的に考えると
両刃之剣(もろはのつるぎ)
※有用な物、便利な物も使い方を誤れば、大変危険なものになることのたとえ。
当時 お口の悪い 場末のぢ〜ぢは
CMADKみたいに分子量が大きくて
髪の中まで入れないようなもんが
髪の表面のキューティクルに
沢山の量が 強力に吸着(定着)なんてしたら
それは 最低最悪・極悪非道の
取れにくいコーティング剤(被膜)なだけ!
な〜んて言ってたもんだ(笑)
これが 前回の記事でも書いてる
バリバリ被膜 ってお話なんだよね。
そう うちの新ケラチンは
CMADKとは兄弟みたいなもんだけど
DO-Sの新ケラチンは
髪のケラチンに 沢山吸着しないように・・・
コーティング剤にならないようにしたんだね。
あ・・・だから
ツヤも出ないし 手触りも良くない(笑)
ちょいと一般の人には 難しいかも知れんけど
この記事をよく読んでみて
↓
ふつうの加水分解PPTを単体で こんな感じ
↓
アルカリで溶かされて ボロボロに破壊された
ケラチンの残骸みたいなもんね(汗)
んで CMADKは
↓
強いアルカリで溶かされてないので
ちゃんとケラチンの形状をしてる(画期的)
そんで ダメージした髪は こんな イメージ
↓
切れっぱなしで 宙ぶらりんな
SS結合(シスチン結合)してない
単体の S(システイン)が存在してるんだ。。。
そこに 加水分解したPPTや CMADKが入ったとする
↓
で??? どちらにしても
何も 起こらないんだよね(笑)
そう 髪の切れっぱなしのSが
ある部分に 近づいたとしても・・・
SS結合とか ケラチンの同化なんぞが
起こる理屈が どこにも無いんだ!
ケラチンの溶かされた 残骸でも
ちゃんとした ケラチン(CMADK)だとしても
それらと 元々 髪の毛に存在する
切れたままの 単体の S(システイン)と
結合する理屈が どこにもない。。。
ま せいぜい イオン結合や疎水結合で
吸着したり(これを絡みつくと表現するメーカー多し)
PPT同士を コンプレックス等で
大きくして出にくくしたりするんだ♩
そう いくら画期的なケラチンでも
髪に ついただけ、入っただけでは
髪のケラチンと 結合する 理屈がない(汗)
髪の毛と 結合はできない!
結合ができないのなら
ダメージが修復したとは言えない・・・
本当に ここの部分を多くの
理美容師さんも誤解しててね・・・
いくら 画期的なケラチンであろうが
そもそも 入っただけで
勝手に結合なんて絶対しないからね!
たとえば S-S結合を切ったり
再結合させたりするパーマや縮毛矯正なんて
どんだけ髪を傷める劇薬を使用すると思う???
そこで なんとか 考えたのが
熱と乾燥で結合させる方法 なんだよね。
ただね これもね
そもそも ダメージしてる髪には
自毛の髪の毛に S自体が少ないし・・・
いきなり 沢山のケラチン同士が
結合するのも不可能なんだね。
ぶっちゃけ ヘアダメージ を修復した!
って 言い切れるほどの結果でもない(涙)
ほんと モノよりコト が重要でね・・・
画期的ケラチン(モノ)がいくら良くても
そいつを結合させる方法(コト)がないと
ヘアダメージ の修復なんて出来ないんだ。
開発してて 一番大変なのがここだね。
だから DO-Sでは まだまだ実験販売だし
いまだに どんどん改良してる。。。
12月22日製作の
最新の DO-SアウトバストリートメントSP試作品
↓
まだまだ 本格的な製品化までの道のりは長い・・・
元々は 兄弟のような関係の
画期的なケラチン成分なんだけど・・・
一方は 沢山の量を髪に吸着させて
ツヤ、手触りを良くするようにしたモノ
もう一方は ツヤサラにはならないけど
被膜にならないように吸着はさせないで
少しづつだけど結合させようとするモノ
それぞれ 目指すモノ が違うんだよね。
あ・・・ 話がだいぶそれちゃったけど
まだまだ ダメージを修復する事に
成功なんてしてないからね・・・
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