ちょいと前に
令和版のDO-S式パーマを紹介した
令和版のDO-S式パーマには
ダレやすいパーマ と ダレにくいパーマ
の2種類があるんだったよね・・・
クリープパーマ、デジタルパーマ、
コテパーマ、エアウェーブなど
いろんな種類のパーマはあるんだけど
DO-S式では シンプルに2種類に分けた
ダレやすいパーマの工程マニュアル
↓
ダレにくいパーマの工程マニュアル
↓
DO-S式パーマは 従来のパーマより
☆軽くて髪が動きやすい
☆パーマの持ちが良い
☆ヘアダメージが少ない
☆美容師が施術しやすい
☆お客さんのスタイリングが楽
こいつを目指しています♪
この二つのDO-Sパーマ工程は
できるだけ わかりやすく
結果が ちゃんと現れて
失敗の少ないパーマができるような
シンプルな工程にしてるんだね。
んで これら 基本のDO-S式パーマにも
ダレやすいパーマ、ダレにくいパーマ
それぞれに応用編というのがあるんで
今回はそいつを紹介しておこう。
まず 一つ目が
ダレやすい 普通のパーマの応用編!
こいつは 2剤が変わってくる。
基本では過酸化水素水
(オキシ)を使用するんだけど
こいつに
ブロム酸(臭素酸)を使用するパターンだね。
これは 何が違うのかというと
パーマ後の 髪の質感が違う・・・
オキシ=軽〜い質感の仕上がり
ブロム=しっとり感のある仕上がり
元々の髪質やダメージと
希望の髪型などのバランスで
この傾向で2剤を選ぶのもアリだと思う。
ま 基本はこの質感で選ぶのが正解だけど
ブロムのほうが バックリアクションの効果で
少しだけヘアダメージが少ないんだけど
施術時間は長くなっちゃうデメリットもあるよね。
あと ブロムの酸化はゆっくりなんで
どっかん酸化は出来ないので
ダレにくいパーマには
絶対に使っちゃ駄目だからね。
んで 実際のパーマ工程は
普通のパーマ工程で
2剤のオキシ1.5塗布の部分を
還元後 テストカールしてOKなら
DO-S ブロム3を塗布
⇩
すぐに DO-S R-STOPを塗布して
5分間ほど 自然放置
⇩
DO-Sブロム6を塗布して
5分間以上×2回以上 自然放置
そして もう一つの応用編は
ダレにくいパーマ技法で
エアウェーブの機械を使う美容師さんだけが
出来る事なんだけど・・・
1剤で還元する前に 完全乾燥して
応力緩和(プレクリープ)させて
ドッカン還元をする!
これ 施術方法はとても簡単・・・
水巻きでワインディングした後で
1剤(還元剤)を塗布する前に
エアウェーブの機械で
最初に完全乾燥させてしまうだけ!
そして乾燥したままで浸透性の高い
DO-SカールLシリーズで還元する事で
1剤の放置時間を 三分の一〜半分程度に
短縮出来るので パーマでの
ダメージがかなり抑える事が出来るんだね。
例えば 自然放置なら
10分ぐらいでかかる感じなら
3〜5分程度で同じぐらいの
かかりになるイメージだね。
1剤の放置時間が短くなるので
当然 髪の傷みは少なくなるんだね。
この二つは 基本のパーマを
ちょいとグレードアップしたり
ダメージを軽減できる技なんだね♪
コメント
こんにちは、いつも楽しく記事を読ませて頂いてます。
先日行きつけの美容室でパーマを施術してもらったのですが、その美容室のパーマメニューが弱酸性パーマしかなくなってしまい不安半分・期待半分でお願いしました。デジタルパーマでお願いしその日は良い感じだったのですが、アルカリオフ→DOSシャントリ→SPトリートメント・ブローしたら、かなりウエーブがゆるゆるになってしまいしょんぼりしております。
やっぱり弱酸性パーマは適応者が限られる特殊メニューなのでしょうか?それともケアやブローやスタイリング剤等の仕方の問題もありますでしょうか?
正統派アルカリパーマの記事に対して変な質問で申し訳ありませんが、お時間がある時に返信いただけると助かります。