んじゃ 今日の読者の美容師さんからの質問ね
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こんにちは。
先日、エアウェーブの質問をさして頂いた佐賀の美容師です。
おかげ様でエアウェーブで良い結果が出ていると思います☆
ありがとう御座います。
今回の質問なんですが、
最近インスタグラムとかで酸性ストレート、
水抜きアイロンの手法が大流行してると思います。
しかし、ドS様のブログを拝見して勉強さして頂いていると
いくら酸性領域の薬剤を使おうが、水抜きアイロンを
してしまえば危険度MAXだと思っております。
最近は酸熱トリートメント、髪質改善、
酸性ストレートなどの情報が大流行です。
新規のお客様などの事故多発などが心配です。
僕はドSさんのブログで縮毛矯正、
パーマなどを勉強させて頂いているので
この考え方は間違いないでしょうか?
後、もう一つ質問何ですが、そのインスタグラムなどの情報で
アシッドパウダー屋クエン酸を混ぜて薬剤のPHを下げて、
薬剤をコントロールするという方法がありました。
自分は最初PHの低い薬剤にGMTなどを混ぜ
還元度を上げていたのですが、
PH アルカリ度 還元度 の高い薬剤のPHだけを下げて
アプローチした方が還元度を後から上げるような事は
しなくていいのかな!?と思ってもおります。
ですが、アルカリ度、還元度は高いままです。
PHを下げるのでアルカリ度なども下がるとは思いますが、
まだ試して無いので心配です。
pHを下げるので薬剤の反応スピードが遅くなるので、
安心なのかな?ってくらいには思っております。
またこの時によく出てくる
GMT,スピエラっていう還元剤なんですが、
PH.何に対して何%まだとか
安全な基準みたいなものはありますか?
インスタグラムの人達は平気でGMT20%とか
入れてるみたいでちょっと怖いです。
ドSさんのブログを拝見さしてもらっていると
スピエラが危険なのは分かったんですけど、
もう少し何故入れない方がいいのかをお聞きしたいです。
長文で申し訳ございませんが、
是非によろしくお願い致します。
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ホイホイ!
ちょうど パーマが終わって 縮毛矯正の説明を
始めようとしてたとこなんで ラッキーだね♪
薬剤や ダメージのお話は
これから少しづつしていくとして
とりあえず 今回は質問に軽く答えておくね。
>最近は酸熱トリートメント、髪質改善、
酸性ストレートなどの情報が大流行です。
新規のお客様などの事故多発などが心配です。
僕はドSさんのブログで縮毛矯正、
パーマなどを勉強させて頂いているので
この考え方は間違いないでしょうか?
まず 最初に答えから・・・
その考え方で 確実に間違いないよ♪
酸熱トリートメント、髪質改善や
酸性ストレートなんぞでも
全く同じ癖を 同じ程度の強さで
伸ばしたら 薬剤の反応ダメージなんて
どんな薬剤でも ほぼ変わらないし・・・
酸性ストレートなんかなら
2剤の酸化が悪くなるので
後々ダメージは激しくなると思うし
アルカリじゃなく弱い薬剤で
無理やり伸ばすには水抜きアイロンなどが
必要になり 危険性がかなりアップする。
ま 詳しくは また書くね・・・
>後、もう一つ質問何ですが、そのインスタグラムなどの情報で
アシッドパウダー屋クエン酸を混ぜて薬剤のPHを下げて、
薬剤をコントロールするという方法がありました。
これは
①アルカリの薬剤を
アシッド剤でpHを下げるパターン
②そいつにGMTやスピエラなどを
混ぜるパターン
の二つがあるんだね。
①は ただ単に
その薬剤の pHを下げるだけなんで
その薬剤をゆるくする目的だし
②はGMTやスピエラは酸性領域で
還元できる薬剤なんで
アルカリの強い薬剤ならアシッド剤で
アルカリを弱めてからからGMT、スピエラを
混ぜて行かないとダメだから
アシッドでpHを下げているんじゃないの?
ま ①でも②でも
きちんと計算通りの
還元剤濃度と pHを理解してて
ちゃんとした pH計測器とかで
pHを下げて行くのなら
特に問題ないんじゃない!?
>自分は最初PHの低い薬剤にGMTなどを混ぜ
還元度を上げていたのですが、
PH アルカリ度 還元度 の高い薬剤のPHだけを下げて
アプローチした方が還元度を後から上げるような事は
しなくていいのかな!?と思ってもおります。
ですが、アルカリ度、還元度は高いままです。
PHを下げるのでアルカリ度なども下がるとは思いますが、
まだ試して無いので心配です。
pHを下げるので薬剤の反応スピードが遅くなるので、
安心なのかな?ってくらいには思っております。
ちょいと かなりこんがらがって
複雑なお話になってね・・・(笑)
>自分は最初PHの低い薬剤にGMTなどを混ぜ
還元度を上げていたのですが、
と
>PH アルカリ度 還元度 の高い薬剤のPHだけを下げて
アプローチした方が還元度を後から上げるような事は
しなくていいのかな!?と思ってもおります。
ですが、アルカリ度、還元度は高いままです。
は まったく 比較にならないお話だよ・・・
君がしてた
>最初PHの低い薬剤にGMTなどを混ぜ
還元度を上げていた
これは そもそも還元力の弱い
pHの低い薬剤に GMTという酸性でも
ある程度還元力がある薬剤を混ぜて
pHが低くて弱い薬剤の 少し還元力を上げよう!
とする事だよね。
そんで
>PH アルカリ度 還元度 の高い薬剤のPHだけを下げて
普通に使われてるチオやシスアミなどは
アルカリが強くないと還元力は弱いので
薬剤のpHを下げると・・・
すご〜く 還元度は下がってしまうよ!
>ですが、アルカリ度、還元度は高いままです。
ここではアルカリ度も下がるし
還元度も すんごく下がる!
どの程度 還元力が下がるのか
ちゃんと計算出来てるのかどうかが大切だね。
>pHを下げるので薬剤の反応スピードが遅くなるので、
安心なのかな?ってくらいには思っております。
pHを下げると
還元剤の浸透が早くなり
チオなどなら 髪の内部まで浸透するんだ。
pHを下げると 安心というよりも
ちゃんと還元できるのか? 心配! だね
還元がゆるくなるから
危険な水抜きアイロンをしなきゃいけなく
なったりするんだよね。
>またこの時によく出てくる
GMT,スピエラっていう還元剤なんですが、
PH.何に対して何%まだとか
安全な基準みたいなものはありますか?
インスタグラムの人達は平気でGMT20%とか
入れてるみたいでちょっと怖いです。
GMTやスピエラは そもそも
チオやシスアミなんかと比べると
還元力は ずいぶん弱いからね〜
20%が危険がどうかはわかんない。
ただね
これはGMTやスピエラだけじゃなく
チオでもシスアミでも
どんな還元剤でも同じなんだけど・・・
還元剤に 安全な基準なんて
絶対に無いよ!
たとえば GMT20%の薬剤でも
そのpHやアルカリ度、酸度や
髪質やダメージ具合、施術履歴で
髪がハイダメージする
危険な薬剤になる場合もあるし
全然へっちゃらで逆に
まだ還元が足らないぐらいで
水抜きアイロンまでしなきゃ
ダメな場合もあるからね。
通常よく使用される チオやシスアミなどは
アルカリが強くないと還元しないけど
アルカリの場合は還元力は非常に強い
GMTやスピエラは これが真逆!
アルカリが弱かったり 酸性でも還元できる
でも どんなpHでも 還元力自体は非常に弱い
だから 同じ基準で考えちゃダメだね♪
これから 少しづつ
縮毛矯正のお話をしていくね〜
コメント
こんばんは。 先日、GMTや、水抜きアイロンなどの質問をさせて頂いた佐賀の美容師
太田 雄二郎です。
質問に答えて頂き大変感謝です。
インスタグラムなどで気づきを得てさらにドS様のブログを一から見直し勉強さしてもらっています。
その中で大変、感銘を受けたのが、ブログカテゴリー内である【毛髪理論】の
美容師は【プレイヤーではなくコーチになるべき】と言う記事でした。
本当に目から鱗物で、美容師の仕事の本質を根本から考え直させて頂く記事でした。
明日の営業から必ず意識させて頂きます。
引き続き縮毛矯正の案件よろしくお願い致します。
本当にいつもありがとう御座います。