アルカリが強いほど パーマの持ちが良い!

どS美容師に質問

パーマの持ち

せっかくかけたパーマがすぐ取れちゃう・・・

こりゃ 悲しいね

 

 

パーマの持ちというのには
かなりの個人差があるもんなんだ

元々の髪質にかなり左右されちゃうし
髪の毛が傷んでくればくるほど 持ちは悪くなる。

 

 

前は 持ちが良かったのに・・・

髪が傷んでいけば だんだん持ちも悪くなるんで
こいつは 当然のなりゆきなんだ。。。

 

今日は パーマの持ちについてのお話だね♩

 

 

・・・・・・・

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今日のさらしもの 理美容師ブログ記事

【Q&A】ホームカラーを何度も繰り返していたら
髪がちりちりになりました・・・・。
縮毛矯正でなおせますか??

ほんとうのおまかせとは?

・・・・・・・

 

 

んじゃ 今日の読者さんからの質問ね

・・・・・・・・・・

お世話になってます 広島のスズキです

ダブルエアウェーブについて 質問なんですが

あっ その前に

前回のアドバイスで根元のカールの馴染みは 解決しました

ありがとうございます m(__)m

グレーカラーのダメージ毛にL5を使いたい
場合はシングルエアでしかできないのでしょうか?

L5つけ巻きL7にL8少し混ぜたものカバー

流して還元コントロール

エアー

又は

時々 人がやっている

水巻きエアー

L7カバー還元コントロール

エアーでやる方が良いのでしょうか?

あと 乾燥行程が入るエアウェーブなら

アルカリがなくても パーマの持ちは良いのでしょうか?

もし良かったら

教えていただけませんでしょうか?

お暇な時でかまいませんので
よろしくお願いいたしますm(__)m

・・・・・・・・・

 

 

ほいほい ス〜さん元気っすか!?

 

んじゃ いきましょ。。。

 

まず DO-SカールL5の特性はここ読んでね

酸性チオのススメ! パーマ・縮毛矯正編

 

酸性チオの前処理後に
アルカリ性の還元をすることによって
まんべんなく還元 が出来るのだ♪

こりゃ すげ〜メリットだろ♪

 

酸性という事で 浸透も早いし
毛先のダメージ部分のアルカリ暴走を防ぎ
根元の健康部分は このまんべんなく還元で しっかりとかかる。

だから ダメージ差を
ある程度 誤摩化してくれる。

そして

クセ毛の場合は まんべんなく還元をすることで
とくに 細かい捻転・波状毛には 効果がある。。。

 

 

 

そう 簡単に要約すると・・・

 

縮毛矯正では タンパク質を
まんべんなく還元できるので
クセの伸びがよくなる。

 

パーマの場合なら 根元〜中間の
ダメージの少ない部分は
まんべんなく還元で
しっかりとかかりやすくなり
毛先のダメージ部分は酸性で
若干マイルドっぽく・・・なる

 

そ〜いうイメージで捉えたらいいと思う。

 

 

 

んで 質問の シングルエアーでL5使用と
ダブルエアーで L7ベースですよね?

グレーカラーのダメージ毛という 感じなら・・・

 

個人的には ダブルエアーでL7ベースかな。。。

 

 

エアウェーブで行こうとするヘアスタイルなら
ロッド径も ある程度は太めだろうし
根元〜中間 と 毛先のダメージ誤差を
無理に均一なウェーブが必要なのかどうかなどの
ヘアスタイルのデザインにもよると思うけど。。。

 

場末のぢ〜ぢの テイストでは
エアウェーブで作るヘアスタイルなら
毛先が 多少 強くかかるぐらいが
好きなんですよね・・・(個人的趣味)

 

 

 

あとね

>乾燥行程が入るエアウェーブなら

アルカリがなくても パーマの持ちは良いのでしょうか?

 

そうですね〜 まず
同じ条件の髪の毛で 同じ工程のパーマなら
アルカリが高いほうが持ちが良いのが 基本です。

 

これは 弱酸性デジタルパーマなんかが
どうしても 持ちの面で劣る!
で感じられるとこですね。

 

 

んで エアウェーブで考えると
乾燥工程というのも影響はするけど
Wガラス化エアウェーブなら ファーストでの
応力緩和効果も影響するかもですね。

コールドパーマのときでも
まだカールが残ってる(長期間の応力緩和状態)
ところは すぐにかかって
なかなか取れなかったりするでしょ。。。

だから シングルより ダブル乾燥のがいい筈です。

 

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パーマの持ちと アルカリの関係性

 

岡山セミナーの前の
昼ごはんの時の お話ですね(笑)

 

ここは

バランスとコントロールです

 

ダメージ毛にあまり
アルカリが強すぎるとダメですよ〜
ダメージ毛なんかなら
あまり膨潤させる必要性はないですからね。

仕上がりが 硬い感じになり
髪への負担も高まります。

 

 

元々 ダメージしている髪は
SS結合も 減少しているハズなんで

健康毛よりパーマの持ちが悪いのが
当たり前のお話なのです。

ここで もっと もっと精神を出すと
思わぬ 落とし穴に はまる
危険性もないとは 言えません。

 

髪の毛のダメージ具合と
よくキャッチボールしましょう

確かに アルカリを使ったほうが
パーマの持ちはよくなるかもしれませんが
それは ダメージと引き換えに行ってることです。

 

 

パーマっていうのは

 

髪のダメージが多いほど 持ちは悪い

アルカリが高いほど 持ちが良い

 

バランスとコントロールが 大切です。

 

 

そりゃ パーマの持ちがいいほうが
良いに決まってますが・・・

何事も 無理は禁物です。

 

 

できたら 酸化工程も見直すのもいいかも知れません。
これなら 髪の毛への負担を気にしないで
パーマの持ちの向上が考えられますからね。

 

エアウェーブやデジタルパーマなら
オキシの塗布や放置時間 アルカリや残留オキシ除去

コールドやクリープなら
ジチオ(R−STOP)やブロム濃度の調整ほうによる
ゆっくり酸化法などは かなり有効な手段です。

 

 

 

何事も

キャッチボール バランス コントロール

あまり もっと もっと って無理をしないで
ありのままの髪の毛を 大切にするのも重要です。

 

 

 

ちょうど ええ塩梅・・・場末の3原則

美容師的キャッチボールの法則 発想

美容室での失敗を減らす キャッチボールの法則

 

 

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