白髪染めをすると白髪が増えます！?
白髪染めなどのカラー剤に含まれる
アルカリ剤と過酸化水素水が
毛根にある 黒髪の元である
メラノサイト（色素形成細胞）
を破壊してしまい
白髪を増やしてしまいます！
な〜んて ケミカル美容師さんに
専門用語満載？ で解説されると
そう信じ込んでしまう人もいますよね。
んじゃ 今日の読者さんからの質問
・・・・・・・・・・・
白髪染めなどのヘアカラー剤は
アルカリとオキシドールという成分が
髪の毛の色素を脱色していて
これが頭皮に残留すると黒髪の元である
メラノサイトを破壊してしまうので
白髪が増えると聞いたのですが
これって本当ですか？
・・・・・・・・・・・
あ〜 いるいる
こういうお話が 大好物の人たち（笑）
黒髪を作る細胞である メラノサイト が無くなると白髪になるのですが
ヘアカラー剤の１剤と２剤を混ぜ合わせた時に生まれる
フリーラジカル は このメラノサイトを攻撃し破壊してしまいます！
それにより白髪になってしまうのです（汗）
※普通の人は メラノサイトとかフリーラジカルって言われたら 訳も分からず信じ込んでしまいやすいのです（笑）
これ ほぼほぼ 無い です！
たしかに ２浴式のヘアカラー剤を
繰り返すと 頭皮や毛穴、毛根には
すごく悪いですし・・・
最近主流の洗浄力の優しい
アミノ酸系シャンプーを使ってると
長期間、悪い成分が残留するので
頭皮にべっとり塗って染めてれば
髪が細く・柔らかくなったり、
抜け毛の原因になることはあります。
ただ 通常レベルの毛染め程度で
メラノサイトまで破壊するかというと
これは かなり大袈裟なお話で
そこまで 凶暴 でもないですね！
ま こういう事を言う人は
ヘアカラー剤のアルカリ成分や
２剤の過酸化水素水（オキシドール）
のことをよくいうのですが・・・
これらは 確かに
髪の毛のメラニン色素を破壊して
ブリーチ（脱色）をしますが・・・・
かといって メラノサイト自体までは
破壊なんて出来ませんよ。
もしそんなに破壊力がある薬品なら
頭皮につけた時点で多大なトラブルが
発生すること間違いなしです・・・
たぶん 走り回るぐらい
頭皮に激痛があるハズです（涙）
ヘアカラー剤のせいで
白髪が増えることは
ほぼ ありません！
白髪が増える原因としては・・・
加齢によるもの
白髪が増える原因の多くはこの加齢によるものです。白髪は自然な老化現象によってメラノサイトが働かなくなりはじまります。ま〜こればっかりは 個人差が非常にあり、20代とかでも白髪になる方もいますけどね。。。
遺伝的要因
加齢の次に多いと言われていいるのが、遺伝的な要因。最近の研究によりメラノサイトの生存や維持、黒化に非常に重要な働きをもつ遺伝子の発現量が影響されてるとも言われています。
精神的ストレスや体調など
精神的なストレスや、栄養状態の不良、ホルモンバランスの異常、睡眠不足、内服薬の副作用や代謝障害などの体内環境が影響していると言われています。
ま・・・こんな感じで 薬剤残留などの原因は通常は登場しない（汗）
確かに ヘアカラー剤には頭皮・毛穴・毛根にとても良くない成分が沢山含まれていて、
アミノ酸系の優しいシャンプーなんかを使ってると そいつらが残留して
髪が細くなったり、柔らかくハリが無くなったり、抜け毛・脱毛の原因にもなりかねない。
っていうか・・・ これが原因でよくなると言われてるけど・・・
白髪の原因にまでなるか？と
言われたら・・・
一般的な方法で染めてる限りは
まず そこまではならないと
考えられてるんだよね。
最近の研究では、普段の生活での活性酸素やフリーラジカル、スーパーオキシドとかの影響で毛根とかを攻撃し酸化させて老化をすすめたり、白髪の原因になるかも？ってのもあるけど・・・
これもあくまで 毎日の日常生活での中でのお話で、月一の毛染めってレベルじゃないしね〜 ま 毛染めの薬剤なんて悪いもんには間違いないけど、それだけで白髪が増える原因になるとは考えられないって事だね。
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