この前から 縮毛矯正での
アイロンについての記事が続いています♪
美容室の中でも 1、2を争う
ヘアダメージの多いメニューである
縮毛矯正(ストレートパーマ)
その中でも 高温のアイロンをする工程は
とてもデリケートで ここで失敗すると
大変なトラブルが待ち受けてたりする・・・
そんな縮毛矯正(ストレートパーマ)の
アイロン工程で 最近理美容師さんの間で
水抜きアイロンや オイル抜きアイロンって
言葉が出てきてたんだね。。。
水抜きに オイル抜き???
この言葉で 結構な理美容師さんが
二つの大きな勘違いを始めた・・・
◎縮毛矯正で 癖を綺麗に伸ばすには
毛髪から 水分や油分を抜いていく行為
ってのが重要な要素である。
◎オイル抜きの場合は気化熱により
アイロンの温度上昇が抑えられて
ダメージ軽減になる。
これは 残念ながら
すべて 勘違い 思い違い
間違い なのです(涙)
水抜きアイロン技法だと 弱い薬剤でも
しっかりと癖が伸びるって感じるのは
水分があるうちに高温アイロンされることで
還元が強烈に進行し 薬剤パワーが強くなってたり
ケラチンの移動が強くされるのが原因なだけで
決して 水分が抜けるのが原因ではありません!
あと
シリコーンオイルが揮発しても
オイル抜きで気化熱が発生したとしても
その程度で毛髪に加わるアイロン熱が
ほとんど 下がることもありえません!
ぢ〜ぢの孫 キアラも4年生になりました!
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って 縮毛矯正をアイロンのことを書いてたら
友達の美容師さんから 電話相談があった
↓
とある 水抜きアイロンを推奨してる
美容師さんの講習にいったら
水抜きアイロンは 100℃で蒸発する
水分の気化熱でアイロン温度を低下させるので
ダメージは少ないんです!
って聞いたんですが、、、
これも オイル抜きと同じように
嘘デタラメですか?
あと よくヘアケア製品でアイロン前につけて
アイロンの高熱から保護するローションとか
トリートメントとかありますけど
あれも 嘘デタラメですか?
ま 友達からの電話での質問だったんで
オゥ! 両方とも 嘘デタラメだよ!
で 済ませておきましたけどね(爆)
まず デタラメ水抜きアイロン講師のお話は
オイル抜きとまったく同じでね・・・
ってか そもそも
気化熱だのなんだの言わなくても
湿った水分の多い髪に
アイロン当ててスルーすればさ〜
乾いた状態の髪に当てるよりは
温度は下がるよ・・・
でもね 温度が下がるっても
どう考えても ほんの少し!
髪質や スライスの厚さとかにも よるけど
今時の 高性能のアイロンなら
ほんの 1〜2秒ほどの 短い時間
ほんの 数℃ぐらい 下がる程度だろ!
信じられないんなら 180℃ぐらいに
温度設定した アイロンに
直接霧吹きで 水でもふってごらん
ジュ〜ジュ〜いって 水分はすぐ蒸発しちゃうけど
アイロン温度なんてたいして変わりゃしないから
アドストなんか 温度表示あるから
見てるだけでもわかるよ〜
モードを選んでおけば
水抜きアイロンしたって
ほんの数秒 数℃下がるだけだし・・・・
んで
>よくヘアケア製品でアイロン前につけて
アイロンの高熱から保護するローションとか
トリートメントとかありますけど
あれも 嘘デタラメですか?
これもね〜
アイロンの熱から保護
っていう意味だと嘘ってなるよね〜
たとえば 何かをつけて
アイロンの摩擦を軽減させて ダメージ軽減
とかなら あながち嘘とも言いにくいけど。
アイロンの高熱から 保護?
保護ってことは・・・
たとえば 180℃で髪を加温したら
こんだけ傷んじゃうけど
このヘアケア剤つけたら 温度が140℃に
なるので 高熱から保護出来る!!!
なんてのなら 現実的には無理だよね。
だって・・・
どんなヘアケア剤をつけたからって
ヘアアイロンの温度が
そんなに下がる理屈がないからね!
100℃以上もある アイロンやコテの温度を下げるには
遮熱素材や 耐熱繊維じゃないと不可能!
たとえば オーブンようのミットとかね
ヘアケア製品に含まれる
ほとんどが 液体の成分なので
遮熱なんか 全くできませんからね♪
水抜きアイロンのお話も
アイロン熱から保護するヘアケア製品も
全くの 嘘デタラメの夢物語ですね!
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