縮毛矯正は水抜き?オイル抜きアイロン?その2

どS美容師に質問

縮毛矯正では 水抜きアイロンが良い?

いやいや ダメージを少なくして

ナチュラルに仕上がる オイル抜きが良い!

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縮毛矯正で 水分が関連してるのは

水抜きアイロンの場合は
アイロン時に還元が進行してしまう!

っていう 薬剤的パワー と

 

あとは 物理的なパワー!

 

 

きょうは その物理的なパワーについて
説明していこう。

 

 

まずは

縮毛矯正の物理的なパワーって何?

 

 

そのために 縮毛矯正自体の仕組みを
再確認しとくと・・・

 

縮毛矯正の仕組み

還元剤で髪のケラチンの側鎖(S-S結合)を切る

これを 還元というんだが
毛髪のケラチン同士の繋がりを切ることで
ケラチンが移動できるようになるんだね。

 

 

そして アイロンやブローなどの
物理的なパワーで ケラチンを移動させる

歪んで結合してた ケラチンを
この物理的なパワーで ストレートな状態に
並べ換えるイメージだね。

 

 

んで その状態で2剤を塗布すると

これを酸化というんだけど(酸性じゃないよ)
S-S結合を再結合させて 形状を固定させるんだね。

 

縮毛矯正は 毛髪のケラチンを

切断 → 移動 → 再結合 してて

 

物理的パワーは 移動 なんだね♪

 

 

 

これ パーマでいえば ロッドに巻くのと同じなんだけど
初期の頃(昭和)のストレートパーマなんかなら
プラッチック?な パネルに貼ってたりした(笑)

まっすぐに パネルに貼り付けて
ケラチンをストレートの状態に移動させよう!

 

ただ 残念ながら こんなもんじゃ
物理的なパワーなんて言えないレベルなんで

髪にテンションかけまくったり しごいたり
超絶傷めて 切れ毛訴訟が増えるばかりで

 

気のせい? ぐらいしか

ストレートにならんかった(汗)

 

 

その後 平成になり 紆余曲折を繰り返し
ミスターハビットなどのブロー式が登場し

そのあとに 現在主流の
ストレートアイロン式が登場したんだね♪

 

 

このストレートアイロンによる 物理的パワー

テンションや プレス圧などの影響もあるけど

 

影響する ほぼ大半が

加熱の温度 と 髪の水分量

この二つのバランスなんだよね!

 

 

温度と水分量のバランスというのが大切でね

これは タンパク質の熱変性に近い数値なんだ

 

 

Dポイントというのは ドライポイント
健康毛で乾燥した状態で水分量が約12%で
この時のタンパク質の熱変性が
約140℃以上ぐらいが基準になり

Wポイントは ウェットポイントで
水分含有量が 約30%ってことになって
この時の温度が約60℃程度って言われています。

 

縮毛矯正のアイロン工程での加温温度は

タンパク質のい熱変性程度の温度をあてると

ケラチンがしっかりと移動してくれるんですね!

 

 

髪の水分量については ちょいと前に
書いてたんで 参考にしてね

毛髪の大切な水分とは?(結合水・自由水・吸着水)

毛髪の大切な水分とは?結合水・自由水・吸着水とヘアダメージの関係
毛髪には 結合水 が存在する! この結合水は 髪の毛の 命 と言っても過言ではない 大切なモノ! 髪の毛は どんなに 長い時間 ドライヤーをかけようと アイロンでジュ〜ジュ〜しようと いきなり ポキっと 折れたりしないよね!? ...

 

 

還元したケラチンが移動しやすいのは

髪が乾燥した状態で 約140℃

濡れた状態で 60℃程度

んで これに もう一つ大切なとこがある

 

 

それは・・・

 

水分量 Mポイント

 

意味わからんでしょ(笑)

当たり前です 場末のぢ〜ぢが
さっき思いたった用語ですから(爆)

 

Mポイントって これです

 

Mポイントとは???

ムービング(動く)ポイント(場所)

 

これは

 

乾燥した状態〜ほんの少し水分が残った状態

水分量でいうと 12〜15% 程度ですかね〜。

 

ダメージしてて 乾燥毛なら
10%〜12%ぐらいかも知れません。

 

 

物理的パワーは Mポイントがベスト!

水分量12〜15% 温度120〜140℃

 

 

Mポイントより 乾燥しちゃってると
ケラチンが固まってるんで いくら加温しても
うまく移動してくれなくなっちゃうし

 

Mポイントより水分量が多いときは
移動はしやすいし 移動はするけど

アイロンした直後に
また元に戻っちゃうんだよね(笑)

 

Mポイントより 乾燥してたら

固まって ケラチン移動しない

水分が多ければ 移動はするけど

すぐに 元に戻ろうとする。

 

 

物理的パワーは Mポイントがベスト!

これ 理美容師さんなら
コテ巻きとかブローセットで実感してると思う。

コテ巻きやブラシで形をつけるときに
カリカリに乾燥しきってると形がつかないでしょ!

あと 髪が湿ってるときに いくらコテしても
すぐに元通りに戻ってしまうよね!?

 

そう

コテ巻きやブラシでのブローセットの
物理的パワーもまったく同じだからね♪

 

 

これが 縮毛矯正での
物理的パワーのホントのところなんだね・・・

 

 

んで 前回の過激還元でも

今回の物理的パワーにも

どこにも

水分の蒸発 って出てこないよね・・・

 

だって 関係ないもん(爆)

 

 

水分の蒸発が関連してくるのは
水抜きアイロンを行なうときだけ

どこかっていうと 今回説明した
Mポイントのとこね〜

 

水抜きアイロンは 水分量が多いとこで
加温するので そのままだと
ケラチンの移動がすぐ元に戻ってしまう

だか かならず水分が蒸発するまで
アイロンがけしないといけないんだ。

加温だけじゃなく 水分量を減らし
ケラチンが元に戻れないようにしないと
うまく癖が伸びてくれないからね♪

 

ってことで

 

縮毛矯正の アイロン工程で

毛髪から水分を抜くが重要!

っていうのは・・・

 

まったくの嘘ってことなんだね。

 

 

んじゃ これで やっと
オイル抜きや水抜きアイロンと
場末のぢ〜ぢオススメのアイロン技法の
説明にいくね♪

 

 

続く・・・

 

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