当店では アルカリを使用してない
弱酸性の薬を使ってますので
ノンダメージでパーマができます!
な〜んて たまに見かけます。。。
アルカリ性 = 髪に悪い
弱酸性 = 髪を傷めない
このように信じ込んでる
美容師さん達も多いからね・・・
今までの記事
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今日は酸性パーマのお話です
んで まずは そもそも
なんでパーマ液にアルカリを使うか?
ってことをお話するとね
還元剤という
パーマをかける成分があるんですが
一般的な還元剤っていうのは
昔っから使ってる
チオグリコール酸やシスティンとか
平成の時代から一般にも普及した
システアミンとかにしても
アルカリ性じゃないと働かないんだよね!
そう これらの還元剤は弱酸性とかじゃ
ほとんどパーマなんかかかりません。
髪にちょうどいい弱酸性ってのは
だいたいpH5前後なんだけど
一番 世間で普及してる
チオグリコール酸のパーマ液なんかだと
だいたい pH8〜9ぐらいの
アルカリ性じゃないと
うまくパーマはかからないんだよね!
あと ヘアカラーの時にも書いたけど
アルカリ性になると
キューティクルが開いて(膨潤)
薬剤が髪の内部に浸透しやすくなる。
んでね このように
昔のパーマ液はアルカリが強くないと
かからなかったんですが
15年ほど前から
スピエラやGMTとかっていう
還元剤というパーマをかける成分が
登場したんです。。。
ただね いくら
スピエラやGMTとかのパーマ液でも
アルカリのパーマ液と比べたら
まだまだ かかりは
すんごくゆるい(弱い)です!
そんで パーマ剤の特性として
髪がダメージしてればしてるほど
ゆるい(弱い)薬剤でもかかる!
っていうのがあるんですが
ブリーチ毛やハイダメージ毛や
縮毛矯正してる毛髪とかにも
パーマが可能だってことで
そこそこ普及したんです。
もっとかかりを良くするために
ロッドを加温するデジタルパーマ
なんかも登場してたしね。。。
でもね・・・
普通のアルカリ性の薬じゃ
到底パーマなんてかけれないような
ハイダメージ毛にはいいけど
普通毛や健康毛なんかじゃ
まだまだ かかりも悪いし
持ちも悪いのです!!!
普通の方にとっては
酸性〜弱酸性のパーマは
すんごくゆるくて
数日で取れちゃうような
全く 使えないパーマ
だったりします(涙)
ダメージ的に考えても
ゆるくしかかかんないから
ダメージも少ないって感じだね。
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