弱酸性パーマ、縮毛矯正は髪が傷む? その1

DO-S的 パーマ解体新書

髪の毛は 弱酸性が良い状態!

アルカリ性は髪を傷める!

 

従来のパーマ、縮毛矯正は

アルカリの薬剤なので 毛髪を傷めてた!

 

そこで登場したのが

髪に良い 弱酸性〜中性の薬剤です

 

弱酸性 パーマは ダメージレス!?

弱酸性 縮毛矯正は ノンダメージ!?

 

 

前回の記事

弱酸性パーマ、縮毛矯正には2種類ある。

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弱酸性 パーマは ノンダメージ!? 弱酸性 縮毛矯正は ダメージレス!? ブリーチしてて すごくダメージしてるんだけど 髪は切らないで 縮毛矯正して欲しい!? こんな方でも当店オリジナルのアルカリを一切使用しない 弱酸性縮毛矯正なら サラサ...

 

①通常の薬剤では施術が不可能なレベルの
ハイダメージ、髪質の方でも
パーマや縮毛矯正ができる なんとか弱酸性

 

②通常の薬剤でも問題なくできるレベルの
髪質やダメージ具合の方でも
よりダメージ軽減のために 無理やり弱酸性

 

この2種類の 弱酸性パーマ、弱酸性縮毛矯正があるんだね。

そして 最近問題が多くなってきたのが②の 無理やり弱酸性パーマ、縮毛矯正なんだ!
ダメージ軽減になるつもりで行ったのに 逆にビビリ毛などのトラブルが多発するようになった(涙)

 

それは なぜか???

 

まず 最初に理解しとかないといけないのは 多くの人が 勘違いしてるんだけど・・・

 

パーマや縮毛矯正のダメージの多くが

アルカリ だと思い込んでるってコト!

 

弱酸性の薬剤だと パーマや縮毛矯正してもダメージが少ないと 勘違いしてるんだね! これ 大きな間違いだからね!

 

ちょいと この記事を読んでみて

パーマ、縮毛矯正ダメージの主役とは!?

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パーマや 縮毛矯正は 髪の毛をダメージさせるもの! さすがに これはみんな自覚してるよね? でも 弱酸性縮毛矯正だから ダメージレス 化粧品登録のパーマ剤だから ノンダメージ そんなことも 最近は聞いたりもするし・・・ パーマや縮毛矯正で髪...

 

※この時は ミックスジスルフィドで説明してるけど・・・
これ あくまでDO-S式パーマの話で 実際は 2剤前のアシッドや 弱酸性パーマ、縮毛矯正には ミックスジスルフィド以外の原因もある(こいつの説明は後でね)

 

パーマ、縮毛矯正で

なにが原因で ヘアダメージするのか?

 

弱酸性とかアルカリ性とかは

さほど重要な原因ではない!

 

一番の大きな原因は

 

切れっぱなしのS!

 

 

そう 実は パーマや縮毛矯正でのヘアダメージの原因で アルカリ性とか酸性とかは それほど大きな問題では無いんだね。

そんで 切れっぱなしのS が多いほど傷むのは間違いないんだが その前に 考えておきたいのは

 

そもそも どのくらいの量の

SS結合を切断するか?

 

パーマにしろ縮毛矯正にしろ 元々髪の毛にあるSS結合を 還元剤(1剤)で 切断し 形を変えて 酸化剤(2剤)で 再結合させる! この原理でかかってるんだ。

んで 最初の還元剤で切断する SS結合が多ければ多いほど 髪の毛の負担も増え 切れっぱなしのSも増えてしまいやすいんだよね。

 

そんで 次に 知っておかなければいけないのは
パーマにしろ 縮毛矯正にしろ 健康毛になればなるほど SS結合を沢山切らなければいけない!って事

たとえば ブリーチ毛なんかなら 30ほどSS結合を切ればいいけど
太くて硬くてノンカラーの健康毛なら 100も切らなければいけないって理屈ね。

 

だから 健康毛なら 強い(きつい)薬剤を使うし

ダメージになれば 優しい(ゆるい)薬剤を使うんだね。

 

 

そんで 弱酸性の薬剤を考えると 弱酸性のスピエラやGMTという還元剤は
普通のアルカリの薬剤と比べて 非常に弱い(ゆるい)って事!

 

弱酸性の還元剤は 普通に使えば せいぜい30ほど・・・ そう ハイダメージ毛ぐらいにしか使えないレベルの還元力なんだね。
だから 弱酸性の還元剤は 普通に使用するなら ブリーチ毛やハイダメージ毛ぐらいにしかかかんない!

 

んじゃ

②通常の薬剤でも問題なくできるレベルの
髪質やダメージ具合の方でも
よりダメージ軽減のために 無理やり弱酸性

このパターンの施術に使うためには 元々 弱いパワーの弱酸性の薬剤を パワーアップして ダメージ毛以外にもかかるようにしなければいけない!

 

そこで 還元剤濃度を濃くしたり 水抜きアイロンをしてみたり デジパーでいきなり高温で乾かしたり
いろんな工夫を凝らして 還元力を 30から 100ぐらいまであげたんだよね!

元々 還元剤というのは強い酸性でね 酸性では髪の還元はほとんどしない アルカリになればなるほど還元力は高まるんだよね〜!

ある意味 還元剤のアルカリというのは 水抜きアイロンと同じように 還元剤の還元力を上げるものなんだね。

たとえば 弱酸性縮毛矯正の時に還元力をあげるために行う水抜きアイロンも アルカリ性の還元剤のアルカリ剤も どちらも30から100とかに 還元力を上げる要素 ってことなんだね。

 

 

そう 結局ね

パーマ、縮毛矯正の場合は

アルカリ性でダメージするっていうより

どれだけSS結合をぶった切るか!?

 

髪のダメージは

どんだけ還元するか!って事だから

 

 

還元力が30の弱酸性の薬剤でも

水抜きアイロン等で 還元力100に上げたら

 

アルカリ性還元剤で還元力100の場合と

ヘアダメージは同じって事になるんだ!

 

元々 弱い還元力の弱酸性の薬剤を使用しても 還元剤濃度を増やしたり 加温したり 水抜きアイロン等で アルカリ性の薬剤と 同じに還元力を上げたら ヘアダメージは同じなんだね。

 

そんで これは パーマや縮毛矯正の 1剤(還元剤)のお話だね

んで こいつが 2剤(酸化剤)になると 弱酸性のほうがダメージが多くなったりする(汗)

 

こんどは 2剤のお話だ・・・

 

続く・・・

 

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コメント

  1. 太田雄二郎 より:

    先日は質問に答えていただきありがとうございました。

    佐賀の美容師です。

    酸性ストレート、水抜きアイロンの質問などに答えて頂きありがとうございました。

    これからもブログを読ませて頂き勉強さして頂きます。

    2剤のお話楽しみにしてます☆

  2. いったん より:

    ぢ~ぢさん、こんにちは。いつも楽しみに読ませていただいてます。
    DO-Sシャントリ&ハナヘナを使い始めて4年を過ぎました。
    髪の状態がよく触るのも気持ちよくて、出会いに感謝しています。

    最近、旦那の希望で、自宅のシャワーヘッドがミラブル製品になりました。
    マイクロバブル?ファインバブル?はいいのですが、ハナヘナが落ちやすいのでは?と心配です。
    メーカーサイトにも、人工ではない自然由来のカラー剤は落ちやすいというようなことが書かれていました。
    ハナヘナはオレンジのナチュラルのみを使っているのですが、ファインバブルはあてないほうがいいのでしょうか。。ぢ~ぢさんはどう思われますか?よろしければ教えて下さい。よろしくお願いします。

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