猫っ毛で乾燥毛にブリーチしてダブルカラーしたらパサパサのハイダメージ毛になりました。どういうヘアケアをすれば改善できますか?
細毛、軟毛、ネコ毛の方がブリーチやハイトーンカラーリングをすると髪が乾燥してバサバサになり、指通り・櫛通りも悪くなり、最悪の場合は『ビビり毛』状態になるケースもあります。
細くて柔らかい髪質 と ヘアカラーリングでの脱色(ブリーチ)
この2つの要素が重なるとそれだけで修復不可能なヘアダメージになってしまう事が多くあるのです。
んじゃ今日の読者さんからの質問ね
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はじめまして。1ヶ月ぐらい前から楽天市場の正規ショップでDO-Sシャンプーを購入し使い始めました。
髪質は細くて柔らかい猫っ毛で乾燥毛です。現在は美容院でブリーチしアッシュ系のWカラーで染めていて髪質改善トリートメントも数回してしまいゴワゴワバサバサでかなり髪は傷んでます。顔周りにはチリチリのビビり毛?みたいな毛もありますが、デジパーや縮毛矯正はしてません。
毎晩のDO-SシャンプーとDO-Sトリートメント後はDO-Sアウトバストリートメントをつけてドライヤーで乾かしています。
DO-Sを使用する前より少しは髪にハリコシが出たように感じますが、手触りは相変わらずパサパサで、髪同士が絡むし櫛通りもかなり悪い状態です。
ヘアーミストやスリークオイルやDO-Sオイルなどをつけた方が良いのでしょうか?その他にもお勧めのDO-S商品はありますか?
私のような髪質、ダメージの場合はどうすれば綺麗な髪になれるのでしょうか?
アドバイスいただけると嬉しいです、よろしくお願いします。
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はいはい!
細毛、軟毛、猫毛の髪質の方がカラーリングしてハイトーンとかにブリーチ(脱色)すると、、、
シャンプー時など髪が濡れてる場合はテロンテロンでコシのない髪になり、いくらトリートメントやコンディショナーをたっぷりつけても指通り、櫛通りも悪く引っかかったりもつれたりしやすい。んで、ドライヤーで乾かすとパサパサに乾燥してゴワゴワのとてもダメージした髪の状態になる。
残念ながら、これはごくごく当たり前の事だったりします(汗)
まず、ダメージ毛とはこんな感じなのですが…
↓
髪の毛のダメージとは、髪の中と外で起こります。
中っていうのは、ブリーチやパーマなどで髪の毛のたんぱく質が流出して出来る穴ボコであるダメージホール!これで髪が濡れたらこの穴ボコ部分に水分が溜まりテロンテロンに柔らかくなり、乾燥して水分が出ると乾燥しまくってバサバサ、ボサボサに… これがもっと激しくなったらチリチリのビビり毛にもなります。
外っていうのは髪の表面にあるキューティクルが損傷したり剥がれたりすることで 指通り、櫛通りが悪くなり、絡みやすくもつれやすくなったり艶や見た目も悪くなる。またこのキューティクルが損傷することでより中のタンパク質が流れ出てしまいやすくもなります。
ヘアダメージとは、髪の内部のケラチン蛋白質が流出してダメージホールができ、表面のキューティクルも損傷して指通り、櫛通りの悪いパサパサ毛になる事で…
中スカスカ・外傷だらけ なのです。
しかも、細毛・軟毛・猫毛の髪質の方は、そもそも内部のケラチンたんぱく質自体も少ないのでちょっとした事でもダメージホールだらけになっちゃうし、キューティクルなども硬毛の人なら6〜8層重なっているけど、猫っ毛さんとは1〜2層しかなかったりするので、簡単に剥がれてしまったりキューティクル自体も柔らかいのですぐ傷だらけになったりします。
だから、太くて硬い髪質の方なら何回もブリーチしても結構平気な場合とかもあるけど、細毛・軟毛・猫毛の髪質の方は、たった1回のブリーチでもダメージホールだらけになり、キューティクルも傷だらけのバサバサ、ギシギシのハイダメージ毛になったりしちゃうのです。
残念ながら、細毛・軟毛・猫っ毛等の髪質の方がブリーチや縮毛矯正などをすると、すぐにハイダメージ毛になっちゃうのは、どうしようもない事だったりします(涙)
>ヘアーミストやスリークオイルやDO-Sオイルなどをつけた方が良いのでしょうか?その他にもお勧めのDO-S商品はありますか?
現在はDO-Sシャンプー、DO-Sトリートメント、DO-Sアウトバストリートメントを使用してるんだよね。。。
君の髪質やダメージ具合からDO-S商品で追加するとすれば、シャンプーで落ちる表面皮膜であるDO-Sスリークオイルを猫っ毛がペタってしない程度に使うぐらいかな???
DO-Sシャンプーで洗い流せる髪に残留しにくい、ツヤサラ万能オイルです。
《使用方法》朝、スタイリングの仕上げの時にDO-Sアウトバストリートメントに適量のスリークオイルを混ぜてご使用ください。好みによってはDO-Sトリートメントや同SPに混ぜてもOKですし、DO-SエマルジョンやDO-Sスタイリングジェルなど悪い皮膜にならないDO-S製品なら質感の好みで混ぜても大丈夫です!
また 髪質やダメージ具合や質感の好みによってはスタイリングの仕上げの時にスリークオイル単品での使用も可能です。
↑この使用法が一番効果も高いですが猫っ毛さんとかが、つけすぎると重たくベタつきます。
※DO-SスリークオイルはDO-Sシャンプーで洗えばちゃんと落ちるように作られていますが、DO-Sのヘアケア製品以外のシリコンや強いカチオン系の成分など持続性の高い皮膜成分が含まれた他社のヘアケア製品などに混ぜるときちんと洗い流せない状態になる場合もありますのでご注意ください。
※容器が硬く、多少オイルが出しにいことも御座いますが、こちらの特殊オイル専用容器になっておりますので他の容器に移し替えてのご使用は絶対にしないでください
ただね、猫っ毛の方なのでベタついて重たくなっちゃうのには十分注意してくださいね。
あとね。。。
>その他にもお勧めのDO-S商品はありますか?
ってことなんだけど、、、DO-Sですっぴん髪ヘアケアをして髪の毛の状態を少しでもよくしようと思うなら…
モノよりコト っていって商品より使い方のほうが大切だからね!
猫っ毛さんでブリーチしてるハイダメージ毛さんあら ドライヤーのかけ方や髪の乾かし方などもとても大切だよ↓
DO-Sシャントリを使うと他社の被膜系シャントリより絡まりやすい時に特に注意して欲しいのが・・・
①DO-Sシャンプーの使用量が少ない、濯ぎが甘い。(しっかり濯げばギシギシになり、その後DO-Sトリートメントをつけたらいきなりヌメェ〜と柔らかくなる)←DO-Sを使った人しかわからない独特な感じになります。
②DO-Sトリートメントやアウトバストリートメントやスリークオイルを洗い流さないトリートメントとしての使用する方法(回数・量・使うタイミング)が間違ってる。
③ドライヤーのかけ方やその時の髪のとかし方(櫛・ブラシ)や扱い方が間違っている。
特に モノよりコトが大事 って言ってね、重要なのは③の髪の扱い方だからね。
>私のような髪質、ダメージの場合はどうすれば綺麗な髪になれるのでしょうか?
まずね、君の今の髪の状態↓
>DO-Sを使用する前より少しは髪にハリコシが出たように感じますが、手触りは相変わらずパサパサで、髪同士が絡むし櫛通りもかなり悪い状態です。
たまに、DO-Sシャントリとかですっぴん髪ヘアケアをすれば、どんなヘアダメージでも綺麗な美髪になれると勘違いしてる方もいるようだけど、、、
DO-Sシャントリは魔法の薬ではないので、ヘアダメージを治したりなんて絶対に不可能だからね!
君のような猫っ毛さんがブリーチや縮毛矯正などでハイダメージになってる方とかの場合は特に手触りや指通りの改善はほぼ不可能なんだ。
例えば、同じようなブリーチでのハイダメージ毛の方の場合↓
DO-Sシャントリでダメージホールの穴埋めはある程度出来るのでチリチリ、ジリジリになった髪の形状はある程度改善できるけど、、、
画像の方などでもシャンプーした後で濡れてる時はテロテロだし指通り、櫛通りも悪いからね〜!上の動画のように丁寧にドライヤーで乾かしながらダメージを誤魔化さないといけないんだよね。
DO-Sですっぴん髪ケアをしてダメージを誤魔化しながら、同時に今のヘアダメージの原因をよく知ってその原因から改善していくことで徐々にヘアダメージが少なくなっていくんだね。
ヘアダメージの原因から取り除いていく事で少しづつ髪の傷みは改善されていきます!
※ジリジリのビビり毛部分やテロテロで乾きにくいハイダメージ部分はカットしてその部分が無くなってしまうまでは何をしようと何を使おうと手触りや指通り等は絶対に治りません。
>髪質は細くて柔らかい猫っ毛で乾燥毛です。現在は美容院でブリーチしアッシュ系のWカラーで染めていて髪質改善トリートメントも数回してしまいゴワゴワバサバサでかなり髪は傷んでます。
ここらでアドバイスするとね・・・
まず君の一番効果的なヘアダメージ改善方法は、ブリーチしてアッシュ系で染めるのを辞めること!
ブリーチ剤というのは強烈なアルカリ性の成分を使っているので、このアルカリで髪の毛の内部やキューティクルを溶かしてしまいます(汗)だから君の髪のダメージの大半はこのブリーチでのアルカリダメージだからです。
でも・・・今のカラーリングが気に入ってて辞めたくない場合もありますよね・・・
そういう場合は担当の美容師さんと相談して出来るだけダメージの少ないブリーチやオンカラーリングをしてもらうようにしましょう。
ダメージを最小限にするダブルカラーリングの例
◎ブリーチ時はキューティクル部分の損傷・溶解を少なくする銅イオンの封鎖剤(キレート剤)と内部のダメージホールの増加を少なくするようにジマレイン酸(オラプレックス)などを薬剤に混ぜるようにする。
髪質改善、酸熱トリートメント、プレックス剤等はどんな仕組みなの?
◎ブリーチ後のオンカラーでは、HC染料や塩基性カラー剤やヘアマニキュア等は使用しないで、髪の内部で発色する酸化染料を使用してブリーチで失われたケラチンの代わりに色素で補うようにする。
◎ブリーチやダブルカラー後には、髪に残留したアルカリ成分や過酸化水素を早く除去する。
カラーやパーマのヘアダメージにはアルカリ中和、除去するのが大切!
ま〜こんな感じで、君の場合のヘアダメージの原因の多くはブリーチによる損傷なので、そいつに対処していくことで少しづつ髪の毛が変化してくると思うよ。
【すっぴん髪・素髪ヘアケア】キアラーレDO-Sヘアケア商品の使用方法
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