んじゃ 今日の読者の美容師さんからの質問ね
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森下様、いつも勉強させていただいております。
ありがとうございます!
ディーラーさんが言っていたのですが、
ジアミンアレルギーは、
花粉症のようにキャパを超えると
発症するようなものなんでしょうか?
だとしたら、その割には花粉症より
ジアミンアレルギーの方に遭遇しないのは
たまたまなんでしょうか?
ジアミンが残留するようなものではない事などは
理解したつもりですが、
そもそもカラー材に含まれているジアミンの
量がメーカーなどによって違うのか、
そしてそれによって繰り返しヘアカラーする事で
ジアミンアレルギーを発症するのか、
疑問に思いいろいろ調べてみたものの
サイトによって様々なので、
ぜひとも
森下様の見解をお聞かせいただけたらと思い
質問させていただきました。
お手すきな際に、ご返答いただけたら幸いです。
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ホイホイ!
花粉症はキャパを超えると発症する・・・
「コップ理論」や「バケツ理論」と
呼ばれている説だよね。。。
アレルギーのない人でも
花粉などのアレルゲンを浴び続けていると、
コップやバケツの水があふれるように
身体の許容量(キャパ)を超えて
アレルギー症状が出てくる!
という説ですよね???
花粉症は場末のパーマ屋の
専門分野じゃないけど・・・
そもそものお話をすると
これって経皮毒みたいな感じで
そもそも この説には
全く根拠がないと言われてます!
そもそも 吸い込んだ花粉が
どこに蓄積されるんだってのもあるし
花粉のアレルゲン反応ってもんが
体内に蓄積されるとしても
んじゃ なぜ? 花粉症で
現在、唯一の根本的治療と
「舌下免疫療法」が言われるのか?
っていう矛盾があるんだよね。
※舌下免疫療法ってのは
アレルゲン免疫療法(減感作療法)の一種で、
アレルギーの原因物質(アレルゲン)を
少しずつ体内に吸収させることで、
アレルギー反応を弱めていく治療法。
現在、スギ花粉症とダニのアレルギー症状を
根本的に治すことができる唯一の治療法です。
そう 舌下免疫療法ってのは、
スギ花粉の成分を精製したエキスを
毎日なめていくっていう治療法で
これで身体を
花粉のアレルゲンに慣らしていくんだ。
この花粉エキス(アレルゲン)を
わざと身体に入れて慣らす
治療が有効だとすると・・・
「コップ理論」や「バケツ理論」は
全く 成り立たないよね。
って事で
そもそも 花粉症のお話から
間違ってるんだよね♪
ま 花粉症のアレルギーという
スタートから違うので
その後の質問も あまり意味の無いもの
かも知れんけど 一応答えておくね・・・
>ジアミンが残留するようなものではない事などは
理解したつもりですが、
経皮毒が嘘なんで
身体の中に入るとかはないし
そりゃ シャンプーが悪いと
少しの期間は頭皮(地肌)あたりに
残留する場合もあるとは思うけど
皮膚のどこかに
ずっと蓄積されてはいかないよ。
>そもそもカラー材に含まれているジアミンの
量がメーカーなどによって違うのか、
ジアミンってのは染料だからね
メーカーによって違うどころか
同じメーカーの同ラインのカラー剤でも
色によって 全然違うよ〜!
>そしてそれによって繰り返しヘアカラーする事で
ジアミンアレルギーを発症するのか、
そりゃ 体調が悪い時に
どっさりジアミンをつけたら
アレルギーがでちゃった!
って場合もないことは
ないだろうけど・・・
キャパを超えたら
誰でもアレルギーになるとかは無いし
基本的には 関係ありません!
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