ヘアカラー(毛染め)やパーマ、
ストレートパーマ(縮毛矯正)など
理美容室で行う
何かの薬品を使用するメニューの多くは
強いアルカリ性の薬剤が使われています。
これら強いアルカリ性の薬品が
ヘアカラーやパーマ後に
髪に残留し ヘアダメージ
させているんですよね。。。
んじゃ 今日の読者さんからの質問
・・・・・・・・・・
こんばんは、
私は月一で毛染めをしていていて
かなり髪がダメージしています。
担当の美容師さんに少し前から
ヘアカラー後の10日間は
カラー剤のアルカリ成分除去のため
こちらの記事で書かれてる
クエン酸リンスをしたほうが良い
と言われてその通りにしています。
でも・・・なぜか髪がゴワつき
以前よりダメージが激しくなったようです。
シャンプーは重曹シャンプーではなく
美容師さんおすすめの
無添加オーガニックシャンプーです。
ヘアカラー後にクエン酸リンスは
意味がないのでしょうか?
・・・・・・・・・・
ホイホイ!
アルカリヘアカラーの直後に
クエン酸リンスと
無添加オーガニックシャンプー…
絶対に使用してはいけないコンビだ♪
たぶん その組み合わせだと
より 髪に悪さをする
アルカリ成分を閉じ込めて
除去しにくくしてると思うよ(涙)
なぜか???
まず クエン酸リンスは
アルカリ中和能力が
さほど高くないので
かなり高濃度でないと
アルカリ中和は出来ないし
強い酸性なので過収斂といって
髪の毛の特にキューティクル付近を
キュって引き締めてしまい
髪の内部に入ったアルカリ成分を
余計に出しにくくしてしまう。
あと 本来は
アシッド剤でアルカリを中和してる間に
シャンプーでアルカリを除去するんだけど
無添加オーガニックシャンプーじゃ
マイルドすぎて除去能力が弱い。
クエン酸リンスでは
アルカリ中和できないし
過収斂して除去妨害をするし
マイルドシャンプーじゃ〜
アルカリ除去もできない。
んじゃ ちょいとした
実験結果をお見せしましょう♪
まず クエン酸リンスの pHは?
一般的な濃度(水500mlに大さじ半分)で
pH1.8 の強い酸性 を示します!!!
これじゃ 髪がゴワついて
過収斂してアルカリが出にくくなりますね(汗)
どのくらいアルカリ中和ができるのか?
アルカリ性のパーマの1液を
水で薄めた物を用意します
だいたい水で1.5倍に薄めたら
pH9 ぐらいになりました。。。
この アルカリ性のパーマ液に
まず最初は カラーのシャンプー後に
頭皮中心に塗布することで
アルカリ剤・過酸化水素水(オキシ)を除去、
ジアミンを除去して 経皮毒を予防する!?
活性酸素・残留アルカリによる
ダメージ進行を抑えると言われてる
ヤク◯◯スイを同量入れてみます
ミネラルアルカリ還元水という
電子の力を使った魔法のお水なので
pHは変わらなくても アルカリ剤は
除去されているのかも知れませんね(笑)
ここはノーコメントです・・・
んじゃ クエン酸リンス
これも よくみんなが使用する濃度で
還元剤と同量(1:1)をいれます。
入れた直後は pHも下がるんですが
混ぜていくと このぐらいまで
アルカリ性に戻っちゃいました(汗)
やっぱ クエン酸リンスじゃ
パーマ液の アルカリ中和は
不可能っぽいですね〜!
ちなみに DO-Sアシッドだと
DO-S愛用者さんたちがホームケアで使う
キアラーレDO-Sアルカリオフなら
アルカリヘアカラーの直後に
クエン酸リンスと
無添加オーガニックシャンプーは
使用しないようにしましょうね♪
ヘアカラー直後の最強コンビはアルカリオフとDO-Sシャントリ
カラーやパーマのヘアダメージにはアルカリ中和、除去するのが大切!
コメント
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