パーマ、縮毛矯正やヘアカラー剤は
一部の特殊薬剤以外は ほぼアルカリ性だ。
髪や頭皮は弱酸性が良い状態で
アルカリ性に傾くと悪い状態。
アルカリで髪はダメージする
アルカリは 悪モノ!
一般の方でもこういう
イメージを持ってるよね。
でも そんな
悪者のアルカリなんだけど
なんで?パーマやヘアカラーの
薬剤に使われているのか?
たとえばパーマや縮毛矯正は
還元剤 という薬品で
パーマがかかったり
癖を伸ばしたりするんだけど
この還元剤はアルカリ性じゃないと
しっかりと反応しないんだ!
また ヘアカラーなら
日本人の黒髪を明るくするには
ブリーチ(脱色)を
しなくちゃいけないんだけど
このブリーチはカラー剤のアルカリと
オキシドールの化学反応で行うし
ヘアカラーの色素を
髪の内部まで浸透させるにも
アルカリは重要な役割をしてるんだ。
そう・・・
アルカリ性じゃないと
パーマや縮毛矯正は
ゆるくしかかからないし
ヘアカラーは
明るく染まらないんだ!
んじゃ 今日の読者さんからの質問ね
・・・・・・・・・・
リンゴ幹細胞気になってました
そうですよね〜、今までのドSさんの
ブログ読めばそうだとわかってたんですが、
もしかしてと思ってしまいました^^;
最近ア◯◯◯◯さんのパ◯◯◯◯ック◯と言う
ph抑制剤?前処理剤?が凄いと聞いて
アルカリの薬のphを下げる薬みたいなんですが、
酢酸やクエン酸みたいな感じで下げるんですかね
自分で酸性パーマ薬を作るんですかね
ドSさんの意見聞いてみたいです
・・・・・・・・・・
ホイホイ!
リンゴ幹細胞って この記事だよね
↓
ま 腐らないリンゴと
ヘアダメージは関係ないよね(笑)
んで 今日の質問は
某メーカーさんの添加剤ね。
超マイナーなトコみたいで
君の教えてくれたホームページ以外の
情報が入手できなかった(涙)
HPを見る限り
パウダー(粉)なんで
原材料っぽいよね・・・
5種類ほどあるけど
CMCはたぶんそのままだけど
それ以外は 何が入ってるのか
公表してないので 謎だ。。。
んで たぶん 君のいう商品は
アルカリ性薬剤の用事調整で使い
ケミカル薬剤による毛髪損傷を
著しく軽減する商品らしい。
pHを下げるパウダーらしいし
水に希釈し、アルカリ処理の
後処理としても使用できる
と書いてるので。。。
たぶん 君のいうとおり
酢酸やクエン酸とか???
なにかしらの酸 だとは思うよ♪
パウダー(粉)だか
原材料を混ぜてるだけだろうし・・・
ま 何で作られてるのか
公表しないだけで 信用度ゼロ だから
この製品自体はどうでもいいんだけど
パーマや 縮毛矯正剤や
ヘアカラー、ブリーチ剤にしても
アルカリ、pHを下げたら
そりゃ 確かにヘアダメージも
少なくなるだろうけど・・・
冒頭で書いたように
ゆるい薬剤 になるだけだよ!
しかも 原材料の酸とかで
薬剤のパワーダウンとかすると
とても計算しにくくなってしまう(涙)
使う美容師が計算しにくいと
失敗しやすいっすよ・・・
だから ほとんのどメーカーの
パーマ剤や縮毛矯正剤には
ソフト〜ハードまで 数段階の
パワーの薬剤を取り揃えてるでしょ
DO-Sみたいな超マイナーメーカーでも
pH5〜9.5ぐらいの種類のパーマ液はございます(笑)
例えでいうと・・・
pH9のパーマ液に
美容師が勝手に酸を混ぜて
pH7の薬剤にしたら・・・
かかりの計算がしにくい
ゆるくて 持ちの悪いパーマ剤に
なるだけのような気が・・・(笑)
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