ヘアカラーの薬剤反応は 濡れてる時?

DO-S的 パーマ解体新書

髪の毛の薬剤反応は 髪の毛が濡れてる時に起こる!

髪の毛が乾燥してると 薬剤反応はしない!

 

これ 理美容師が行う パーマや縮毛矯正、

ヘアカラーなどの 薬剤での基本中の基本だね!

 

 

それは わかったけど・・・

んじゃ 実際 どのくらいのウエット状態まで

薬剤反応は進行するんだろうか???

 

 

 

ぢ〜ぢの愛孫 ひまりちゃんです!
1日1回 クリックをお願いします♩

にほんブログ村 美容室、サロン
にほんブログ村 美容室・サロン

 

 

 

んじゃ 今日の読者さんからの質問ね

・・・・・・・・・・

はじめまして。

「髪の毛は濡れてる時にしか化学反応を起こさない」

だとすると、昔から「カラーをするときはドライ状態で」と、

濡れてると必ずドライヤーで乾かしてからカラーに入るのですが、

どうなんでしょうか?

・・・・・・・・・・

 

ホイホイ!

まず 最初に 結論から書いておくと・・・

 

ヘアカラーの薬剤や 縮毛矯正(ストレートパーマ)の

クリーム系の還元剤を ドライした状態に髪に塗布しても

 

ちゃんと ウェット塗布と同じ状態 になっているので

染毛や還元などの 薬剤反応は行われるので 安心してくれ♪

 

 

なぜ???

こいつは簡単で・・・ 論より証拠!

 

実際 君もその工程でヘアカラーして

ちゃんと薬剤反応して染まってるでしょ♪

 

 

 

そもそも なんで ヘアカラーや 縮毛矯正の薬剤が
クリーム状や ジェル状になっているのか?

 

これには 二つの意味があり・・・

①リタッチなど 塗布したい部分のみ薬剤塗布を行うため

②薬剤塗布後に 髪の毛の乾燥を少なくするため

 

①はリタッチだけじゃなく 毛先だったり ムラの修正などでは
自由に塗布したいとこだけ塗れるためには 必要不可欠だ。

んで ②は たとえば ヘアトリートメントをべったり髪の毛につけて
ドライヤーかけるとわかるけど なかなか乾かないよね〜

これと 同じように クリームの乳化剤などの働きで
液体状の薬剤より 乾燥するのが遅くなるんだね。

 

 

んでね んじゃ どのくらいまで髪が乾いたら
ヘアカラーや縮毛矯正の薬剤反応をしなくなるのか?

 

まず 髪の毛の水分量の目安なんだが

これ個人差がそこそこあるんで おおまかな数字になるけど

 

髪の毛の 水分含有量は・・・

ビショビショに濡れてる状態で 約30%前後

タオルドライしたような状態で 約20%前後

普通に乾燥した感じで 約10〜12%程度

 

これね 結構 美容師さんでもいるんだけど・・・
ビショビショの状態が 水分量100%って勘違いしてる人〜
水分含有量が100%って それはすでに水だからね(笑)

 

んで ヘアカラーや縮毛矯正の薬剤は
何%ぐらいの水分含有量まで反応するのか?

実は 一般社会ではこんなちっぽけな事を 研究して論文に
書いてたりはしないので あくまで現場で観察した理論にはなるけど

 

たとえば現場での経験上
実際にヘアカラーしてて ラッピングが不十分で
乾燥してしまった もみあげ部分の染まり具合とか

低温デジタルパーマで 半乾き状態程度での
薬剤反応の 還元進行などを観察したり

縮毛矯正での 水抜きアイロンでの過還元による
ダメージとかなど もろもろを考えて行くと・・・

 

 

実際はありえないお話(ミイラ毛)なんだけど
水分含有量が0%なら 確実に反応はしない。

 

普通に乾燥した状態の 約10〜12%程度の水分量では
若干の薬剤反応はあるだろうけど ヘアカラーで発色やブリーチしたり
縮毛矯正で還元したりまでの 反応は起こったりしない。

 

タオルドライした程度の 約20%前後の水分量だと
こいつは 完全ウェットと同じように薬剤反応は進行する!

 

 

パーマでは ここらの実験や検証はいろいろやった♪

パーマ 乾燥すれば還元は止まる!?

パーマ 乾燥すれば還元は止まる!?
美容室のパーマで大革命・・・理美容師さんの 今までの常識が変化する。中間水洗しても 還元はストップしない!これで 全てを見直さなければいけなくなった。。。今までの記事↓「 DO-S的 パーマ解体新書 」一覧復習しながら 読み進めていってね♩...

 

んで ここらから 導き出した場末のぢ〜ぢの考える
薬剤反応する水分量の目安は? (あくまで持論ね)

 

ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正の薬剤反応が

まともに行われる(ここ大事なポイント)

水分含有量は 約13〜15%程度!

 

これ 縮毛矯正でアイロンする時の
場末のぢ〜ぢの推薦してる水分量と同じぐらいね♪

 

 

そんで ヘアカラーや縮毛矯正のクリーム系の薬剤を塗布してる
状態での髪の毛の水分含有量は タオルドライした状態より
若干少ない程度だと考えられるので 約18〜20%程度。

だから クリーム系の薬剤をドライヤーで乾かした状態の髪に
塗布しても 薬剤反応は問題なく行われると思うよ♪

 

 

論より証拠 で色々と 検証していって
その証拠から 理論を導き出すといいんだよね・・・

 

 

do-sシャンプー&do-sトリートメントってどんなものなの?
ブログ記事カテゴリー
DO-S的 パーマ解体新書どS美容師に質問理美容師さんからの質問理美容師の基礎知識

DO-Sシャンプーの購入案内ページへのリンク画像
理美容師専用・DO-S業務用SHOP

コメント

  1. 中西トモミチ より:

    じーじさん、ありがとうございます。
    じゃあ、もし、スタイリング剤とかがベットリついてるときに洗ったり、パーマ後の流した後に染める場合はタオルドライよりドライヤーで乾かした方がいいけど、カラッカラまで
    乾かす必要はないってとこですかね?

タイトルとURLをコピーしました