DO-S流のパーマ講座も書き進んでるよ〜
まず いままでは パーマを3種類に分類し
それぞれのメリット、デメリットを書いてきた。
場末のぢ〜ぢは 基本的には
作りたいヘアスタイルでパーマ技法を
チョイスするタイプだ、、、
たまにヘアダメージや お客さんの施述履歴で
どうしても
デジタルパーマじゃないとダメとか
Wガラス化エアウェーブしか
施術不可能とかの場合もあるけどね。。。
ここらへんの線引きが曖昧な奴とか
どうしても個人的な好みで
セレクトする場合をよく見かけるが
あくまでも お客さん目線で
どのパーマ技法がその人の
ヘアスタイルにピッタリなのか?
そのあたりをしっかりと
考えるようにしたほうがいいと思う♩
パーマは技法が大切なわけじゃなく
出来上がりの 結果がそのお客さんが
スタイリングが楽チンで扱いやすかったり
思い通りのヘアスタイルになるのが一番大切だからね。
なにも最新の薬剤やパーマ技法が
すべて良いわけでもないし
そいつを見せびらかしたいとか
お客さんを実験材料みたいに扱うのは
辞めたほうが良い。
ちょいといままでの記事を復習しといてね
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DO-S流 パーマ講座 パーマの持ち
パーマの種類はわかった。
それぞれの特徴や メリット、デメリットも把握した。
いままで書いた パーマの3種類で それぞれの工程の違いや
薬剤的パワーと物理的パワーの違いもわかったハズだ、、、
んじゃ 今日は ちょいと
パーマの持ち について考えて行こう。
パーマの持ちは 薬剤パワーと物理パワーのバランス
薬剤パワーと物理パワーの仕組みは理解出来てるよね?
還元剤と酸化剤の薬剤反応で
髪の毛の形状を変化させる。。。
こいつは パーマだけでなく
縮毛矯正(ストレートパーマ)もまったく同じ。
薬剤反応のみで パーマをかけるのが
コールドパーマだ。。。
そして エアウェーブや デジタルパーマは
乾燥や加温という 物理的なパワーや
応力緩和作用なんぞを 使うんだよね。
実は ここが
パーマの持ちにとても関係してくるのだ!
同じ条件の髪に 同じ薬剤で
パーマを かけたと想定すると・・・
薬剤的なパワーだけよりも
乾燥や加温、応力緩和などの
物理的パワーを利用したほうが
絶対的に パーマの持ちは良くなる!
たとえば わかりやすい例でいうと
コールドパーマで 前回のパーマは残ってる場合ね
2ヶ月前に パーマした部分のカールが残っている。
これは 言い換えると その部分が
2ヶ月間 応力緩和としている状態なのだ。。。
その上に コールドパーマでもいいからしてごらん。
その部分は とてもよくパーマがかかり
ちょっとやそっとじゃ パーマは落ちないじゃろ!?
そ〜 これは コールドパーマでも2ヶ月間取れなかった部分は
応力緩和作用という 物理的なパワーが加わっているって事なんだ。
薬剤的パワーと物理的パワーを
バランスよく与えてあげると
パーマの持ちは 飛躍的に良くなる!
パーマの持ちは アルカリが影響する
ちょいと前に 友達の美容師と
昼ごはん食べてるときに 質問があった
「カールL5で前処理して カールL7でパーマすると
素晴らしく 綺麗に 手触りも良くかかるんですが・・・
どうしても パーマの持ちが悪くなるんです。。。」
そう これは
薬剤的なパワーでの
アルカリと還元剤のバランスによるもの
たとえば
同じ条件の髪で 同じように
コールドパーマをするとする・・・
片方は 中性のカールL7で還元し
最後に応力緩和水で アルカリUP!
もうひとつは
なにも細工なしで弱アルカリのカールL8
こいつで 同じようなパーマの
かかりあがりになったと仮定してくれ。
当然 手触りの柔らかさや
ダメージの少ない感じでいえば
カールL7+応力緩和水 なんだけど
パーマの持ちということなら
細工なしのカールL8のが優れているだろう!
一時 流行った
弱酸性のスピエラやGMTを使用する
弱酸性デジタルパーマなんぞは
やはり持ちの悪さが弱点だったりするからね。
ま アルカリとパーマの持ちを考えるには
髪のダメージとのキャッチボールが大切で
闇雲に アルカリを使えば良い!
と言い切れるものではないけど
さほどハイダメージでなない
同じ条件の髪で 薬剤的パワーを考えると
アルカリと パーマの持ちは
とても関連性はあるという事ね!
パーマの持ちは 良ければいい!
という問題でもないが
パーマ技法を考えていく場合には
ここらも 十分に考慮していかなければいけないよ。
続きます・・・
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