ストレートパーマ(縮毛矯正)やデジタルパーマで美容師の失敗により 髪の毛がボロボロになってしまう恐怖の「ビビり毛」・・・
前回までの記事
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縮毛矯正でビビり毛になっちゃう半分の原因は『判断ミス』
縮毛矯正を根拠の無い自信ってやつで舐めちゃってる美容師が、そもそもまともな縮毛矯正なんて出来そうにない髪質やダメージ具合のお客さんに、無謀にも縮毛矯正をしちゃったっていう人為的な判断ミス!
後の半分は、縮毛矯正を施術する美容師さんの『施術ミス』
んで・・・
この施術ミスってのは ほぼ 最初に塗布する縮毛矯正の1剤 とそいつを流した後に行う ストレートアイロン工程 の2箇所で決まってしまう感じだね・・・
縮毛矯正1剤での施術ミス
最初に塗布するこの薬剤で髪の毛のケラチンの結合を切断して癖毛をストレートに形状変化していくんだけど、太くて硬くて癖が強い健康毛などはアルカリが高くてケラチンの切断力の強い薬剤を使うし、ダメージしてたり猫っ毛などの方ならアルカリが低くて切断力の弱い薬剤使用になる。
ま〜こういう薬剤選定は『施術ミス』よりは『判断ミス』の部類に入るんだけど
ただね『判断ミス』までならないような薬剤選定の場合でもね・・・
薬剤の塗布量ミス・塗布に時間がかかりすぎる・放置タイムのミス
コレらの施術ミスで最悪のビビり毛になることも多くあるんだよね!
薬剤の塗布量ミス
根元付近に塗布しただけでも根折れになったりしますし、髪質・ダメージ具合により薬剤の塗布量が多すぎると、過還元、過膨潤を起こしてハイダメージやビビり毛になったりします。
特に顔周りの細い毛などこの塗布量ミスだけで、簡単に切れ毛やビビり毛になってしまう場合も・・・
塗布に時間がかかりすぎる
ひとりサロンさんなんかでは縮毛矯正1剤の塗布中は電話対応もしないってトコが多いぐらい、非常に大切な工程です。例えば塗布するのに20分間もかかったら最初に塗ったトコと最後に塗ったトコでは全然違う反応をしますからね。
素人目に見ても、トロトロのろまな薬剤塗布をする美容師さんは危険度が高いです。
放置タイムのミス
薬剤選定の判断ミスではないのにビビり毛になっちゃった場合は、この1剤の放置タイムのミスで髪の毛が終わっちゃったケースが一番多いかも・・・
特に細くて柔らかい猫っ毛さんや他の薬剤メニューでハイダメージ毛の方はほんの数分間の違いで失敗してしまいますので美容師としても一番難しいトコですね。
続く・・・
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