ヘアトリートメントは頭皮につけてはいけないの?つけたほうがも良いの?
頭皮が乾燥気味のお客さんとかに「ヘアトリートメントは地肌(頭皮)にもたっぷりつけ、マッサージするように塗布した方が良いです。」っていう美容師さんもいるみたいだし、「ヘアトリートメントは髪につけるものなので、出来るだけ頭皮にはつけないようにしてください。」と説明する美容師さんもいます。
ちなみにDO-Sでは、ヘアトリートメントは頭皮につけないようにしてください。と説明しています↓

ではなぜ?ヘアトリートメントは頭皮につかないようにした方が良いのでしょうか?
ではまず、読者さんからの質問からお答えしましょう。
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はじめまして。先日初めて購入し使用させていただいています。使用説明書が入っておらずブログを見て使い方の要領を得ました。
DO-Sトリートメントで教えていただきたいのですが、地肌を避けて塗布していますが洗い流す際に地肌を通り付着してしまいます。その付着したであろうトリートメントを洗い流さなければと、すすぎ過ぎてしまっている結果になります。
このDO-Sトリートメントは地肌を避けて塗布とのこと、すすぎで地肌に付着するとどのような問題が考えられるのでしょうか?
アウトバストリートメントとしての使用は考えずにインバスでの使用に関してご教授いただけると幸いです。
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はいはい!
まずね、DO-Sトリートメントがついてもかゆみやカブれなどアレルギー反応がない人なら…
DO-Sトリートメントは一般的な皮膜系トリートメントよりは流れやすいのですすぎの時に地肌に付着しても、君がしてるようにしっかりとすすぐようにしたら、地肌(頭皮)についても問題はありません♪
しっかりすすいでしまい、髪の毛のトリートメントも流しすぎてしまったら、もう一度毛先などのダメージ部分にDO-Sトリートメントをつけて頭皮につかないように軽くすすげばOKです。
すっぴん髪理論で作られたDO-Sトリートメントなら他社さんに多い強い表面コーティングを行うヘアトリートメントやコンディショナーよりはすすぎで落ちやすいので、頭皮に残りにくく安全性は高いハズです。(理由は後述します)
※DO-Sトリートメントにアレルギーがあるかどうか心配な方はパッチテストしてご確認ください↓
DO-Sシャンプーでアレルギーが心配!ヘアケア製品や化粧品でのパッチテスト
ただし、君のこの発言↓が少し問題なんだけど(汗)
>アウトバストリートメントとしての使用は考えずにインバスでの使用に関してご教授いただけると幸いです。
なぜアウトバストリートメントとしての使用は考えないのかな?
元々強い表面コーティング成分を含まないDO-Sトリートメントはしっかりすすいでしまうと、髪の毛もすすぎ過ぎになってしまうので、アウトバスで洗い流さないトリートメントとしてDO-Sトリートメントをつけないと髪がバサバサになっちゃう可能性があります。
これもアレルギー反応の無い方のみですが、DO-Sトリートメントをしっかりすすいで髪がバサバサしたらアウトバスで洗い流さないトリートメントとして適量を塗布してください。
まとめると…
- 一般的なヘアトリートメントは毛髪も頭皮もよくすすいでも流れ落ちにくい。
- DO-Sトリートメントは毛髪も頭皮もしっかりすすいだら流れ落ちやすい。
だからDO-Sトリートメントは頭皮についた時は流れやすくて良いけど… 髪の毛の場合もすすぎで流れてしまいやすいので、ダメージ毛の部分は2度つけして軽くすすぐ程度にしたり、アウトバスでDO-Sトリートメントをつけるようにしたほうがいい!ってことなのです。
では、ヘアトリートメント・コンディショナー・リンスなどはなぜ頭皮(地肌)につけてはいけないのか?それを解説していきましょう。
ヘアトリートメントは頭皮につけないようにしましょう!
油分を含んだヘアトリートメントは頭皮にもつければ、しっとりして乾燥を防ぐ効果(保湿効果)が期待できます。っていう理美容師さんもいるし…
逆にヘアトリートメントは髪の毛につけるものなので頭皮には良くありません!って説明する理美容師さんもいます。
一体どちらが正しいのでしょうか?
これを理解するには頭皮(皮膚)と毛髪の違いから考えないといけません。
トリートメント関連で皮膚(頭皮)と髪の毛の違いとは???
◎皮膚は皮脂分泌がある!
◎毛髪は皮脂のようなものを分泌しない。
そうです、皮脂を分泌するかしないかなのです。
皮脂というのは…毛穴の中の皮脂腺から分泌される油脂状の物質で、皮膚の表面を覆う天然の保護膜である皮脂膜を形成し、水分が蒸発するのを防ぎうるおいを保ち、外部刺激から皮膚を守り、あと抗菌作用やバリア機能などもあるとても大切なものです。
ま〜よく言われてる役割としては皮膚から滲み出てくる皮脂(油分)で表面コートして水分が逃げないようにして保湿しちゃうもんなんです。
このように皮膚は自ら油分を分泌して保湿等をするけど、髪の毛は自分から油分を出すことはできない。
でね、油分を分泌出来ない髪の毛用のヘアトリートメントは、しっかり表面コートして保湿が出来るような油分や皮膜成分を多く配合しています。
そんな強い油分や皮膜成分を皮脂分泌のある皮膚(頭皮)につけちゃうと、油分過多で頭皮の新陳代謝の妨害をしたり、皮脂分泌の異常などのトラブルを引き起こしたりします。
自ら油分を分泌する皮膚に、髪の毛用の油分や皮膜成分がたっぷり配合されたヘアトリートメントはつけないほうがいいです。
ヘアトリートメントぐらいだと油分や被膜成分が多いだけなので、それほど有害ということもないので多少付着してもしっかりすすげば特に問題ないレベルですが、頭皮のことを考えると出来るだけつけない方がよいです。
最近のヘアトリートメントは強くて持続性のいいコーティング成分が使われていますので、皮膚が自らの皮脂分泌を減少させちゃったりして頭皮トラブルの元にもなってしまうケースもあります。
だから頭皮には皮脂分泌があるという前提で作られた専用のスカルプケア(頭皮ケア)トリートメントやローションなどをつけるようにしたほうがいいです。
正しいヘアトリートメントの使用方法とは?
毛髪用に作られたヘアトリートメントを頭皮にも良いと思ってたっぷり揉み込むように使うなどは大きな間違いでヘアトリートメントは頭皮(皮膚)には良くありません。ですのでヘアトリートメントは出来るだけ頭皮につかないように使用するのが正解なのですが…
今回のご質問の方のように
>DO-Sトリートメントで教えていただきたいのですが、地肌を避けて塗布していますが洗い流す際に地肌を通り付着してしまいます。
そうです、いくら注意してトリートメントやコンディショナー、リンスなどが頭皮につかないようにしても洗い流す時に地肌(皮膚)にも付着してしまう場合も多いのです。
では正しいヘアトリートメントの使用方法とは?
まず理解して欲しいのは、ヘアトリートメントは頭皮近くのダメージしていない根元〜中間部分にはつける必要はありません。出来るだけ髪の毛が傷んでいる部分だけにつけるようにしましょう。
すすいだトリートメントが顔や身体につかないように、お風呂やシャワー時にシャンプーする場合、まず最初にシャンプー&トリートーメントをするようにしてください。また髪の長い方などはトリートメント後に水分をとり髪を上でまとめて背中等に流れないように注意しましょう。
そして実際にトリートメントを塗布して洗い流す時に頭皮についてしまった場合は、とりあえず頭皮を中心にしっかりとすすぎましょう!
ここでDO-Sトリートメントなどを使用してて、髪の毛もすすぎ過ぎになってバサバサしてしまったら?
もう一度、DO-Sトリートメントをバサバサするダメージ部分につけて、頭皮につかないように軽くすすぐか、それが難しい場合は適量のDO-Sトリートメントをつけてすすがないようにしましょう。
※この時のDO-Sトリートメントの使用量には気をつけてください。
これでもDO-Sトリートメントが染み込んでしまい手触り的に物足りない場合は、お風呂上がりに洗い流さないトリートメントとしてDO-Sトリートメントを適量塗布してください。
このうようにヘアトリートメントは出来るだけ頭皮や身体にはつかないように工夫して使用するようにしましょう。
楽天市場ではコチラの2店舗がDO-S公式の直営ショップです。
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※2021年6月23日の記事をリライトしたものです。
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