んじゃ 今日の読者さんからの質問ね
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お世話になります。
縮毛矯正の薬に関してですが、
仕上がりがしなやかで柔らかくなる
システアミンベースの縮毛矯正剤で
「パ◯ー◯◯○7」というものがあったと思います。
今はもう廃盤ですか?
縮毛矯正剤に混ぜて使う
システアミンというものはあるのでしょうか?
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はいはい!
もう 5〜6年前から
システアミンの縮毛矯正剤は
すべて廃盤になっていて
まったく作っていないよ!
縮毛矯正に システアミンは
相性が良くないからね。
システアミンが廃盤になった理由は二つ
まず一つ目は
これは 髪質によってだけど
縮毛矯正のアイロン工程とかで
システアミンのあの独特の悪臭が
えげつなく臭い 場合がたまにある(笑)
ま これは たま〜になんで
我慢できないこともないけど・・・
システアミンが 縮毛矯正に
使われなくなった 一番の理由はね
ちょいと このへんの記事を読んでみて
↓
システアミンは そのイオン性質の関係で
髪の毛の表面のキューティクル部分を主に還元する
※システミンのこの特性で 君のいう
仕上がりがしなやかで柔らかくなる感じがする
っていう美容師さんも多いんだけど・・・
そもそも硬いケラチンで出来てる
キューティクル部分を 還元や軟化をして
キューティクルを傷めつけてしまうから
柔らかくなったように感じるだけだったりしてね(汗)
ま ダメージについては縮毛矯正の還元剤なんて
システアミンだろうが 他の還元剤だろうが
どのみち 髪の毛を凄く傷めるモノ なので
そんなに気にしなくてもいいんだけど・・・
この 表面付近の還元っていうのは
パーマのカールなんかには
プリンとしたしっかりカールになるので
メリットなんだけど・・・
縮毛矯正の癖毛を
ストレートにする場合は
髪の内部まで還元できないので
どうしても 癖の伸びが劣る!
そのために アルカリを強くしたり
アイロン工程で 無理をして
癖を伸ばさなければいけなかったりした。
※昔 システアミンの矯正剤が流行った頃は
とんでもなくアルカリ度が高い薬剤があったり
強烈な高温のアイロンをあてたりや
水抜きアイロン技法なんかも使ってたんだよね。
癖毛をストレートにするには
チオグリコール酸のように
髪の毛全体を しっかりと
還元できるほうがいいんだね。
こういう理由で リタッチなどの新生部に
システアミンは使用しないほうが良いんじゃないのか?
ってことになったんだね。
んでも 既矯正部の手直しなどで
弱く還元する為には 逆に内部まで還元しない
システアミンなどのほうが 過還元とかの
危険性が少ないので 良いんじゃないか!?
と言われた時代もあったんだけどね・・・
ただ こういうケースには
GMTっていう還元剤が新しく登場して
こいつのほうがシステアミンよりこういう
使い方にはもっと良い!って事になって
ついに 縮毛矯正にシステアミンが
登場する事は無くなったんだね。。。
ま どうしても
システアミンが使用したければ
この記事のように ↓
システアミンがメインの
DO-SカールLシリーズで作ったらいいよ♪
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