ちょいと パーマに関するシリーズが続いてる。
中間水洗で還元が止まらない!
こいつが真実とわかり 美容室でのパーマを
すべて 考え直さんといけんからね。。。
今日は ちょいと 余談のお話と行こう!
パーマの時に使用する 還元剤の種類のお話だ。
場末のぢ〜ぢのオリジナル商品では
大きく 2種類の還元剤がある。
チオグリコール酸のパーマ剤
システアミンがベースのパーマ剤
場末のぢ〜ぢは 基本的に
パーマには システアミンベース
ストレートパーマ(縮毛矯正)には
チオグリコール酸系を お勧めしておるんじゃが
こいつの 理由を知りたい!
って人が 多くいるらしいからね・・・
今日も元気に キィちゃんをクリック♩
↓
場末のぢ〜ぢのとこのパーマ液は
当然 ここらの特性の違いを
すべて検証をしておる
それぞれの1剤で 自然放置で
10、20、30、40分還元し
ブロム6で酸化処理を行った結果
↑
DO−S カールL7
システアミン 4% チオグリコール酸 2%
pH7.3 アルカリ度 0.3程度
↑
DO−S カールL8
システアミン 4% チオグリコール酸 2%
pH8.3 アルカリ度 2.7ml
↑
DO-SカールL9 1000ml
システアミン 4% チオグリコール酸 2%
pH9 アルカリ度 7ml
↑
DO-S チオローション8.5
チオグリコール酸 6%
pH8.5 アルカリ度 3.7mL
↑
DO-S チオローション9.2
チオグリコール酸 6%
pH9.2 アルカリ度 6.7mL
各薬剤のスペックを見ればわかるじゃろうが・・・
DO-Sのパーマ剤は還元剤濃度は 同じで
アルカリ(pH)を変化させるような作りじゃな。
んで なんで
パーマには システアミン系で
縮毛矯正(ストレートパーマ)には
チオグリコール酸系がオススメなのか?
こいつは
還元剤が髪の毛の何処らを主に還元してるか?
この違いじゃと思っておるんじゃ♩
まだまだ 髪の毛の研究は完全ではないが
いまのところ 還元剤が髪のどこらへんで働いているのか?
こいつはね・・・
システアミンは
髪の表面付近を主に還元する
↓
そして チオグリコール酸は
比較的 髪の毛全体を還元する
↓
これが 現在のとこ 主流の考え方だ。
この特性を考えたら・・・
パーマのウェーブやカールには
髪の毛の表面付近を還元する
システアミンのほうが有効!
カールやウェーブをプリンと作るには
より タンパク質移動の多い
表面付近を還元するほうが
パワーがある感じでしょ。。。
こりゃ コーティング、被膜とか
一切関係のない 世界の話ね(笑)
逆に クセ毛をストレートにするには
髪の毛全体を還元したほうが
クセも伸びやすい理屈になるんだ。
たとえば 今回の検証でも こいつはあきらかに違う
↓
これは どちらも 30分還元したモノ
写真左側が DO-SカールL8
右側が DO-S チオローション8.5
pHは 若干チオローションのほうがアルカリ性だけど
見た目でわかるほど カールL8のほうが
プリンとしっかりとウェーブが出てる!
システアミンには 手荒れしやすいとか
残臭問題とかもあるけど
このカール特性があるので
オススメするしかないよね・・・
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