パーマに効く パーマ液♩

DO-S的 パーマ解体新書

ちょいと パーマに関するシリーズが続いてる。

 

中間水洗で還元が止まらない!

こいつが真実とわかり 美容室でのパーマを
すべて 考え直さんといけんからね。。。

 

 

今日は ちょいと 余談のお話と行こう!

 

パーマの時に使用する 還元剤の種類のお話だ。

 

場末のぢ〜ぢのオリジナル商品では
大きく 2種類の還元剤がある。

チオグリコール酸のパーマ剤

システアミンがベースのパーマ剤

 

DSC_5090

 

場末のぢ〜ぢは 基本的に

パーマには システアミンベース

ストレートパーマ(縮毛矯正)には
チオグリコール酸系を お勧めしておるんじゃが

 

こいつの 理由を知りたい!

って人が 多くいるらしいからね・・・

 

 

 

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場末のぢ〜ぢのとこのパーマ液は
当然 ここらの特性の違いを
すべて検証をしておる

DSC_5086

 

それぞれの1剤で 自然放置で
10、20、30、40分還元し
ブロム6で酸化処理を行った結果

 

 

L7T

DO−S カールL7
システアミン 4% チオグリコール酸 2%
pH7.3 アルカリ度 0.3程度

 

 

L8T

DO−S カールL8
システアミン 4% チオグリコール酸 2%
pH8.3 アルカリ度 2.7ml

 

 

L9T

DO-SカールL9 1000ml
システアミン 4% チオグリコール酸 2%
pH9 アルカリ度 7ml

 

 

T82T

DO-S チオローション8.5
チオグリコール酸 6%
pH8.5 アルカリ度 3.7mL

 

 

T92T

DO-S チオローション9.2
チオグリコール酸 6%
pH9.2 アルカリ度 6.7mL

 

 

各薬剤のスペックを見ればわかるじゃろうが・・・

DO-Sのパーマ剤は還元剤濃度は 同じで
アルカリ(pH)を変化させるような作りじゃな。

んで なんで

パーマには システアミン系で
縮毛矯正(ストレートパーマ)には
チオグリコール酸系がオススメなのか?

 

 

こいつは

 

還元剤が髪の毛の何処らを主に還元してるか?

 

この違いじゃと思っておるんじゃ♩

 

 

まだまだ 髪の毛の研究は完全ではないが
いまのところ 還元剤が髪のどこらへんで働いているのか?

 

 

こいつはね・・・

 

 

システアミンは
髪の表面付近を主に還元する

DSC_5188

 

 

そして チオグリコール酸は
比較的 髪の毛全体を還元する

DSC_5190

 

これが 現在のとこ 主流の考え方だ。

 

 

この特性を考えたら・・・

 

パーマのウェーブやカールには

髪の毛の表面付近を還元する

システアミンのほうが有効!

 

DSC_5192

 

カールやウェーブをプリンと作るには
より タンパク質移動の多い
表面付近を還元するほうが
パワーがある感じでしょ。。。

 

こりゃ コーティング、被膜とか
一切関係のない 世界の話ね(笑)

 

逆に クセ毛をストレートにするには
髪の毛全体を還元したほうが
クセも伸びやすい理屈になるんだ。

 

 

たとえば 今回の検証でも こいつはあきらかに違う

L8T85

これは どちらも 30分還元したモノ

写真左側が DO-SカールL8

右側が DO-S チオローション8.5

 

pHは 若干チオローションのほうがアルカリ性だけど
見た目でわかるほど カールL8のほうが
プリンとしっかりとウェーブが出てる!

 

 

システアミンには 手荒れしやすいとか
残臭問題とかもあるけど

このカール特性があるので
オススメするしかないよね・・・

 

 

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