ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正で
たまに 優しい薬剤 ってのがある。。。
場末のぢ〜ぢ的には この優しい薬剤
っていうのが あまり理解できない。
アルカリが弱くて 優しい薬剤
弱酸性だから 髪の毛を傷めない薬剤?
ノンジアミンだから 肌にも優しい
スピエラだから ダメージレス・・・
ま 書ききれないほどある 優しい薬剤
ただ 優しい薬剤だから ヘアダメージが少なくなるのか?
こう聞かれると 場末のぢ〜ぢは 首を傾げてしまう・・・
優しい薬剤の 最大の欠点は???
優しいが故に ヘアカラーなら 明るくならないとか
パーマや縮毛矯正なら ゆるくしかかからないとか
優しい薬剤は 弱い化学反応しかしないのだから
当然 かかりや 染まりは ゆるく 弱くなる。
普通の薬剤と同じような 結果を望むなら
時間を多く置いたり 薬剤濃度を濃くしたり
加温したりなど 他の部分を強くしないと できない!
ってことは 髪への負担は 大して変わんないかも・・・
優しい薬剤だから ダメージが少ないことはない!
キィちゃんに 弟ができました〜!
1日1回 クリック お願いします♩
↓
んじゃ 今日の読者さんの質問ね
・・・・・・・・・・
質問した美容師です。
丁寧な回答ありがとうございましたm(_ _)m
最近ハマって過去ブログも見させていただいてます!笑
その中でまたいくつか聞きたいことが出来たので
お時間ある時に回答いただければお願いします!
去年の年末ごろに市販の薬剤のダメージに関してのブログがありました。
美容室の薬剤と成分、ダメージはさほど変わらないとのことでしたが、
市販の薬剤の中には1剤に対して2剤1.5倍〜2倍のものなどありますが
このような薬剤でもダメージ量は同じなのでしょうか?
放置時間もサロンカラーの半分程度ですし薬剤が
強く作られていると思ってお客様に説明してしまっていました(;_;)
あと、応緩和力を利用したパーマにとても興味が湧きました!
縮毛矯正にも応用できるでしょうか?
シャンプー→ブロー→アイロン→水分量の多い1剤などでも
同じ似たような作用があるのでしょうか?
・・・・・・・・・
ほいほい!
この記事の美容師さんだね
↓
んで 今日の質問ね〜
>去年の年末ごろに市販の薬剤のダメージに関してのブログがありました。
美容室の薬剤と成分、ダメージはさほど変わらないとのことでしたが、
市販の薬剤の中には1剤に対して2剤1.5倍〜2倍のものなどありますが
このような薬剤でもダメージ量は同じなのでしょうか?
放置時間もサロンカラーの半分程度ですし薬剤が
強く作られていると思ってお客様に説明してしまっていました(;_;)
市販のヘアカラー剤のことだよね〜
>市販の薬剤の中には1剤に対して2剤1.5倍〜2倍のものなどありますが
あはは 場末のぢ〜ぢの作ってるヘアカラー剤は
1剤に対して 2剤は 2倍使用するよ♪
市販のヘアカラーを同じなんだね・・・
そりゃ 困ったなぁ〜(爆)
って・・・ えっとね・・・
ヘアカラー剤の 1剤と2剤の混合比だけで
ダメージがどうとかは まったく判断なんかできないよ。
ま ほとんどのヘアカラー剤の オキシに関していえば
そんなにpHとかもかわらないと思うけど
1剤のアルカリの強さは 色々あるからね!?
たとえば・・・ 場末のぢ〜ぢのヘアカラー剤で
白髪染め用の GN7で例えてみるとだね
これは だいたい 普通のお客さんを
7トーンぐらいで白髪染めする1剤なんだけどね
DO-Sヘアカラーの場合は 1剤:2剤が 1:2なんだね。
んで たとえば そこらの 1:1でミックスする
ヘアカラー剤と比較してみるとね。
まずね ミックスした時点での オキシ濃度は
1:1でミックスしたほうは 3%
1:2でミックスしたほうは 4.5%
になるっていう 計算だね。。。
んで 1剤のアルカリの強さは
オキシで薄められるので 1:1よりは
1:2でミックスした方が 弱くなるんだ!
ここで ちょいと 発色のことは置いておいて
ヘアカラーでのダメージで大半を占める
脱色(ブリーチ)に ついて比較していくと・・・
ま 美容師さんなら常識問題として
脱色(ブリーチ)っていうのは
アルカリと オキシの反応で 起こるんだね。
この 脱色(ブリーチ)っていうのは
アルカリが強いほうが よくブリーチされるし
オキシ濃度が高いほど よくブリーチされる。。。
そう アルカリと オキシのバランスで
脱色は強くなったり 弱くなったりする。
んで 1:2で配合されてる 薬剤でも
ちゃんとこのバランスを考えて作れば
ダメージは ほぼ変わらない・・・
わかりやすく 図解で表すと
このアルカリの強さで オキシはこれぐらいという 基準だとして
ちゃんと アルカリ度とかオキシ濃度を考えて作ったら
1:2のヘアカラー剤は こんな感じになるんだね!
↓
1:1より 1:2でミックスしたほうが
オキシの量が多いので 濃度は 高くなるが
アルカリは オキシで薄められた分だけ 弱くなる。
んで
アルカリが弱くはなっても オキシ濃度は高くなるので
トータル的に 脱色(ブリーチ)は同じぐらいになる
結局 同じだけ ブリーチされて
同じような明度まで明るくなれば
どちらも ダメージは同じ程度
って事なんだね♪
DO-Sのヘアカラー剤などは
ここらのバランスにこだわって作ってるので
アルカリが低くて しかも過度にオキシ濃度も高めないで
配合バランスで できるだけブリーチの時の
ダメージ軽減 を狙っているんだね。
>放置時間もサロンカラーの半分程度ですし薬剤が
強く作られていると思ってお客様に説明してしまっていました(;_;)
そりゃ 市販のヘアカラーなんかでは
君の言うように 放置時間を短くするために
1剤のアルカリも高く 色素量も増加させて
なおかつ 1:2とかでオキシ濃度も高い!
という ヘアダメージの激しくなるような
粗悪な薬剤も 多くあるとは思うけど・・・
ただ 配合比率が違うからという理由で
アルカリ、色素量などが わかんない薬剤が
一概に ダメージが多いとは 言えないと思うよ。
ホームカラーと サロンカラーの違いは
ヘアカラーの薬剤の違いというよりは
プロの美容師が 的確に塗布するという
技術的な違いが大きいと思うんだよね〜!
>あと、応緩和力を利用したパーマにとても興味が湧きました!
縮毛矯正にも応用できるでしょうか?
シャンプー→ブロー→アイロン→水分量の多い1剤などでも
同じ似たような作用があるのでしょうか?
こりゃ 水分量の少し少なめの1剤のがいいよ〜!
縮毛矯正(ストレートパーマ)のときの
応力緩和効果だよね〜〜〜
こりゃ 2〜3年前から 応用として行なってる
癖によっては あまり効果的ではない場合もあるけど
ゆるめの波状毛 なんかには 有効な手段だね。
ここらの記事で研究してみてごらん
↓
コメント