ヘアカラーで空気酸化なんてしない!

どS美容師に質問

ヘアカラーで 空気酸化させるのは

とても大切な事です!

 

ヘアカラー剤を塗布したら
時間をおいて浸透した後にラップをはずし、

酸素(空気)と触れさせ
しっかりと空気酸化させて
ヘアカラーの色素を定着させます。

 

ヘアカラーしてから 48時間は
洗わず、濡らさず、なるべく空気酸化させると
しっかり発色するし 色持ちも良くなります!

 

 

 

ヘアカラーした日は
シャンプーしないほうがいいですか?

答えは「ヘアカラー後 48時間は洗わない」
これが色持ちを良くさせるシャンプーのタイミングです。

洗わないという事は その間「空気酸化」といって、
いわゆる酸化するので 発色が安定します。

 

それと ヘアカラーしてから
色が落ちつくのに1週間かかるって言われてますので

その1週間の間は
洗浄力の弱いシャンプーで洗うようにして下さい。

あと 市販のシャンプー剤は洗浄力が強いので
せっかく染まったヘアカラーが落ちちゃいますので
お気をつけ下さいね〜!

 

 

 

あ〜あ〜あ〜 ま〜た・・・

ややこしい美容師連中の空想科学かい?

 

ヘアカラーで 空気酸化なんか

する訳ないじゃん(爆)

 

※通常の酸化染料を使い髪の内部で染まるヘアカラー剤のお話です。

 

 

 

この前の記事

ジアミンの残留でヘアダメージしてしまう? その2

ジアミンの残留でヘアダメージしてしまう? その2
ヘアカラーで起こる ジアミンアレルギーって 怖いよね〜! そういえば 元SMAPの中居正広さんも ジアミンアレルギーらしいし。。。 も〜〜〜っと激しい場合は アレルゲンと触れた時に 全身にアレルギー反応が起きて アナフィラキシーショック! ...

 

に読者の美容師さんから質問を頂いた

・・・・・・・・・・・

こんばんは、いつも勉強させて頂いてます。

今回の記事も本当に勉強になりました、
ジアミンと聞くだけで恐怖を感じちゃうのですが、
考えてみればジアミンアレルギーが深刻なだけで
そうでない人には単なる染料なだけですよね。

 

今回お聞きしたいのはこの記事の最後の部分です

 

>わかってない美容師連中が
ヘアカラー後は 空気酸化するから
2〜3日は洗うな!とか

油分や水分を取りすぎないように
アミノ酸系のシャンプーを使え!など

嘘デタラメの間違った知識で洗脳し
馬鹿馬鹿しいアフターケアをさせなければ・・・

 

実は以前フェイスブックで行われてるヘアカラーの講習会に
出席してたのですがそのカラー講師の先生が

ヘアカラーしてから48時間は洗わず、濡らさず、
なるべく空気酸化させるといい。

とか

ラウレス硫酸NAのシャンプーは洗浄力が強いから、
髪に必要な油分、水分、そして何よりカラーの色味まで
全部取っちゃので 使ってはいけない。

 

など、どSさんと真逆のお話をされていました。

これはどうなのでしょうか?

 

ヘアカラーで空気酸化はしないのですか?

ヘアカラー後は ラウレス硫酸NAなどの
洗浄力の強いシャンプーを使用すると
ヘアカラーの染料が落ちちゃうのですか?

よろしくご教授ください。

 

追伸

シャンプーのお話はうちのサロンは
5年以上DO-Sシャンプーのみ使用していて

DO-Sは洗浄力がちゃんとあるけど、
お客さん達のヘアカラーの褪色が少なくなり
カラーの発色も良く、その後もダメージも少ない
のは美容師として実感しております。

・・・・・・・・・・

 

ホイホイ!

あはは〜 DO-Sシャンプーは
ラウレス硫酸NAは使ってないけどね(笑)

 

ま シャンプーのお話の前に 今日はまず
ヘアカラー剤での空気酸化のお話をしよう!

 

 

前のパーマや縮毛矯正での
空気酸化問題は書いてるよね〜

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パーマも 縮毛矯正も

空気酸化なんて 絶対しない!

 

これは毛髪研究の第一人者である
新井先生にもお聞きした事実だね。

 

 

んじゃ 一般的な 酸化染料を使用した

ヘアカラー(毛染め)ではどうか?

 

答えは・・・

 

空気酸化は 絶対しない!

 

 

 

まずは

ヘアカラーで髪が染まる(発色)仕組み

 

酸化染料で染める一般的なヘアカラー剤には
1剤のジアミン系などの酸化染料と
2剤のオキシ(過酸化水素水)があり

これらが 髪の内部に入るんだよね

 

 

んで オキシってのは
H2O2 水素2個と酸素2個で出来てるんだけど

こいつが 水(H2O)と酸素(0)に分離され
その酸素と酸化染料が反応する

 

 

酸化染料とオキシの酸素が酸化重合という反応をして
染料が巨大化し 発色するんだよね〜!

 

この酸化重合には酸化染料だけでなく
カップラーだのプレカーサーだの
複雑で小難しいお話もあるけど
ここではそんな事はどうでもいい・・・

 

ヘアカラーの発色の仕組みとしては

毛髪の内部で 1剤の酸化染料と

オキシの酸素が 反応して発色する!

これだけ理解すればOKだね♪

 

 

 

そんで

ヘアカラーで空気酸化をする!っていう
美容師、メーカーさんたちの言い分はこうだ・・・

 

ヘアカラーの酸化染料は
酸素と反応して 発色するんだから

オキシの酸素ではなくて
空気中の酸素と反応して発色しても
不思議じゃないだろ・・・

 

空気中の酸素と染料が

酸化反応して発色するから

空気酸化 っていうんだ!

 

 

そう オキシの酸素 じゃなくて

空気中の酸素 で発色する理屈だね。

 

 

ふふふ・・・

 

ただ これには

小学生でも理解できる

絶対に 不可能な訳 がある・・・

 

 

 

 

それは・・・

 

酸化染料のヘアカラー剤の発色は

 

髪の内部で起こる! って事・・・

 

 

そう・・・

パーマや縮毛矯正の時にも書いたけど・・・

 

 

 

 

髪の内部に

 

空気は入りません!

 

 

 

これ 小学生でもわかると思いますが・・・

髪の毛に空気が進入したら ホラーです(爆)

 

 

髪の内部に浸透した染料には

空気中の酸素は届かないので

 

ヘアカラーで 空気酸化など

絶対にありえません♪

 

 

 

ま そもそも
オキシじゃなく 空気中の酸素ごときで
わかるほど発色するのは不可能だと思うし・・・

もしも 万が一 空気酸化するとしても
洗い残して 髪の表面にゴミとして
残留してるような染料だけだと思うので
シャンプーすれば 落ちてしまいます(笑)

 

もしかして 毛染め後に 空気酸化して
しっかり染まったと思い込んでるのは
そのゴミのお話かも知れませんね(爆)

 

 

 

ま〜 ヘアカラー講師を気取るなら

デタラメなお話は辞めましょう♪

 

 

 

 

シャンプーのお話は次回ね・・・

 

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