ストレートパーマ、縮毛矯正
理美容室のメニューんなかでも
1、2を争うダメージの多いメニュー!
昭和の終わり頃に登場した ストレートパーマは 最初の頃は パネルに貼り付ける方法で 美容師の不手際で 根本から断毛するという失敗があった・・・ 女性の髪が根本1〜2センチのところで断毛して 激しいひとは坊主状態に・・・当時 訴訟問題になってマスコミにも取り上げられたもんだ。 そうストレートパーマは登場時からトラブルの元とされたメニューだった。
平成になり しばらくすると ミスターハビットという縮毛矯正が登場する!このミスターハビットが画期的だったのは「ホントに癖毛がストレートになった!」って事(笑)
そのかわり このミスターハビットは 上手な美容師が行えば すばらしい技術だったが 下手くそな美容師がすると 折れ毛、切れ毛、ハイダメージ毛になってしまうメニューだった。。。
平成10年ぐらいになると・・・ミスターハビットの難しい部分、、、薬剤塗布方法やブラシによるブロー方法などを変えて より簡単に失敗しにくくなるように改良した縮毛矯正が各社から登場しだした。
そんな時に 業界大手のミルボンさんが「リシオ」という縮毛矯正を発売することで 一気に全国に普及していったんだね。。。
これまでの記事
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今まで 2回に渡って
ストレートパーマ(縮毛矯正)の
歴史について書いてきたんだけど・・・
縮毛矯正のやり方については この平成10年あたりのミルボンさんが「リシオ」を出した頃から なにも変わっていないんだよね・・・
パーマ1剤をジョルやクリーム状にした薬剤で 必要な部分のみ還元する
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中間水洗後、ブローかストレートアイロンで 加温、乾燥する
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乾燥した状態で2剤で酸化処理
そう 実は 令和の時代でも縮毛矯正の工程は変わってない! もう20年以上 何も変わってないんだよね。
そして 縮毛矯正での失敗も 根折れ、切れ毛(断毛)など美容師の薬剤塗布の失敗が原因だったりとか、
過還元、過軟化やアイロ、ブローでの失敗などでなるハイダメージ毛やビビリ毛など これらも20年間 変わってないんだね♪
昭和〜平成の初頭ぐらいから 変わった事といえばね・・・
ヘアカラーをするのが一般化されて、ヘアカラーと縮毛矯正を両方する人が増えてしまった事ぐらいかな〜これで ハイダメージやビビリ毛など よりトラブルになる方が増えちゃったんだよね。
ぢ〜ぢの孫 アサヒ君で〜す♪
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縮毛矯正の失敗と わかってない美容師!?
薬剤の塗り方や塗布量 放置時間中の髪の処理が悪かったりして 薬剤が頭皮や頭皮付近についてしまって起こる 根折れや切れ毛。
髪質やダメージの診断を間違えたり 薬剤の放置時間が長すぎたり、またブローやアイロン工程でやり方が悪かったりして起こる ハイダメージやビビリ毛。
ほら これだけ聞いただけでも 縮毛矯正の失敗は 美容師の責任ってのがわかるよね。。。
でもね これお客さんのほうに責任がないわけでもない・・・
たとえば 顔まわりに強い癖がある方なんかで 担当の美容師さんに 出来るだけ根本から癖を伸ばして!!!ってお願いして 優しい美容師が無理して根本付近に薬剤つけて 断毛や折れ毛とかね(汗)
あと パーマに飽きたらストレートにして また飽きたらパーマして!とかいくらでも出来るって思ってるお客さんも多いしね(涙)
ま でも これを きちんと説明が出来なくて 無理なことはお断りできない美容師が悪い!って言えば それだけなんだけどね・・・
縮毛矯正の失敗のスタートは
わかってない美容師!
「リシオ」の登場で 全国に広まった縮毛矯正なんだけど これで縮毛矯正での失敗が一気に増えたのも事実!
その頃 縮毛矯正をすると ツヤサラになるので トリートメントと感違いするような美容師もいたり
高価格なんで儲かるんじゃないのか?って考える あきんど美容師も出てきて 街にはストレートパーマ専門店が登場したり 癖毛でもない人が ツヤサラのストレートになれるというだけで縮毛矯正をしたりする ちょいとしたブームが起こったんだね。
ただ こんなブームも2〜3年もすれば 髪がすご〜く傷んじゃった人が続出して ツヤサラになれるストパーは 一般的にも 髪をダメージさせる!っていう認識になるんだけどね。街にあったストパー専門店もどんどん潰れていった・・・
これは 縮毛矯正が急に広がって わかってない美容師 さんたちが 下手くそなまま 矯正をおこなったからだと思う。。。
その証拠に いまだにミスターハビットをちゃんと使いこなして トラブルを起こす事なく 縮毛矯正をおこなってる美容師さんだっているんだからね!
そもそも わかってない美容師 ってのはそこらへんにゴロゴロ転がっててね・・・
こいつら 昔っからだけど パーマ液なんてハードとミディアムとソフトぐらいしか知らなくて 還元剤だって チオとシスぐらいしか知らない。知ろうともしない。(汗)
還元、軟化、膨潤の違いも あやふや(涙)2剤の酸化と 酸性の違いもよくわかっていないような美容師なんて普通にいるからね。
パーマや縮毛矯正のやり方だって メーカーさんの作ってるマニュアル通りにやりゃいいだけ!と思い込んでるからね。
だから もしこういう奴らが失敗しても なぜ失敗したのか?もわかんないし ま〜髪質が悪かったのか?とか薬剤が悪かったのか?って思うのがせいぜいだね。
「お客さんがビビリ毛になってしまったんですが、どの薬剤をつけたら直りますか?」って真面目に質問してくる美容師さんもいるんだからね(涙)
このまま年月が経過したもんだから 化粧品登録の薬剤だから、弱酸性だから、ノンアルカリだから、アイロンを使わないから ダメージレスだの言い出す始末なんだよね・・・
そう・・・
縮毛矯正の失敗の一番の原因は
わかってない美容師!
ほんとに 困ったもんだ・・・
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