ベリーズカラーはどう思われますか?

どS美容師に質問

ベリーズカラーなどの
塩基性染料、HC染料を
使用したヘアカラー材が増えている。

 

髪が傷まない とか
ダメージレスとか宣伝してるメーカーも多い。

ま 嘘じゃ〜ない部分もあるんだが
これら 吸着するタイプのヘアカラーには欠点も多い。

 

 

昔 流行ったマニキュアなどよりは
ずいぶんと使いやすくなったし

カラーを楽しむには 使えるカラーでもある。

 

どういうときに使ったらいいのだろうか?

 

 

 

・・・・・・・

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今日の晒し者♩ 理美容師さんブログ記事

場末のダメージ相談。今日は深刻、、でも希望は見えたかな。

DO-Sシャンプー&トリートメントの使い方

・・・・・・・

 

 

 

んじゃ 今日の読者さんからの質問ね

・・・・・・・・・・

生まれつきのとても強いらせん状のクセ毛、
ネコ毛細毛の乾燥毛で常日頃髪の毛と格闘しています。

そんな中最近こちらのブログにたどり着きました。

 

Mr.バビットが誕生してすぐに飛びつきその頃から
2.3カ月に一度は縮毛矯正をしていた
縮毛矯正ヘビーユーザーでしたが、
毛先バサバサ、スカスカの超ダメージ毛になり、
その後前髪のみ縮毛矯正に変更して、
ストレートアイロンなどを使用して伸ばしていました。

その後、しばらくはショートにしていました。
そして、縮毛矯正断ちをしてかれこれ10年。

 

今は、朝のスタイリングは前髪と顔まわりは
アドストのストレートアイロンで伸ばし、
全体は軽〜く伸ばして鎖骨下あたりまでの外国人の
クセ毛風スタイルで頑張っております(笑)

 

おしゃれが好きで服もヘアスタイルも頑張って楽しんでますが、
髪の毛に関しては悩みがつきません。

美容師さんに「こんなにクセ毛だと
普通だと諦めてしまうけどすごいですね。
俺だったら諦めてます(笑)」って…なんか、
バカにされてるような言い方をされて悔しくて
悲しい気持ちになったこともあります。

でもヘアスタイルのおしゃれも楽しみたいし、
諦められないんです。

 

だからヘアカラーを楽しんだりしていますが、
やっぱり毛か細いのですぐに色落ちして
パサパサになってしまいます。

また最近はカラーが退色してキラキラ黄色く
光って自分の中で許せない汚い状態になっています。

 

2トーンくらい暗くしたいと思っていますが、
たぶんすぐに退色すると思うのです。
どうしたらいいのかわからなくて迷走状態です(笑)

 

 

こちらのブログを見て
ハナヘナが良さそうだと思い
熟読しているところですが、最近噂の
ベリーズカラーも気になっています。

 

ドS美容師様的には
ベリーズカラーはどう思われますか?

 

ぜひアドバイスをお願いします(>_<)

・・・・・・・・・・

 

ほいほい!

 

縮毛矯正断ちをしてかれこれ10年・・・

いいねぇ〜 その思考

場末のぢ〜ぢの好みのタイプだ♩

 

アホ美容師の言葉なんぞ
まったく気にすることは無い!

ヘアスタイルのおしゃれも楽しんでくれ♩

 

 

んで まず 質問に答えると

 

>ドS美容師様的には
ベリーズカラーはどう思われますか?

 

ベリーズカラーというのは

塩基性染料、HC染料の混合タイプだったハズだ。

 

まず 塩基性染料というのは

プラスの電荷を持っているモノで、
髪の毛の表面にあるケラチンタンパク質の
マイナス部分とイオン結合する。

分子サイズが ある程度大きいため、
髪には浸透しないで、髪の毛の表面に付着する感じだ。

 

これは 昔からある
マニキュアと同じように表面吸着に近いが

イオン反応が逆になるので
酸性側で くっつきやすいマニキュア
アルカリ側で くっつきやすい塩基性って感じ。

 

 

んで

HC染料は、分子がとても小さい染料で、
キューティクルを開かなくても
毛髪内部に浸透するという特徴があるんだが

こいつは 言い方変えると 早く出ていってしまう(笑)

 

 

ま 別にこれらは ありきたりな成分で
いろんなメーカーから発売されてる
ヘアカラーの染料の一種だよ。

 

ま 素人さん的になら

ヘアマニキュアみたいに 髪の毛の表面に色がつくのと
原理は少し違うが 同じように思ってても構わない程度、、、

 

 

そういや〜数年前に ちょいと流行した

利尻昆布 って カラートリートメントを覚えてないかな?

 

前のブログで ずいぶん昔に書いている(5年も前)

利尻ヘアカラートリートメントって どうよ?

 

00001_20110210072002

 

この商品の 内容成分を見てくれ

利尻昆布 4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール・HC青2・HC黄4・塩基性青99

 

この成分の HC青2・HC黄4・塩基性青99 これね。。。

 

ま 別に ドラックストアでも

沢山売ってる染料の一つだね♩

 

 

被膜っちゃ 被膜なんだが
別に 髪の内部に何もしないので
色味の持ちなどは かなり劣るが
とりたてて 髪の毛のダメージはないレベル。

 

 

ただし!

 

こいつにヘアカラーなどを混ぜたり
ブリーチ剤やオキシドールなどで

色を明るくしながら
塩基性染料、HC染料を吸着する方法がある、、、

 

これは 結局

 

黒髪をブリーチ(脱色)するので

ダメージレスとは 言えない(きっぱり)

 

 

 

ヘアカラーの原理はここで読んでね

ヘアカラーの仕組みと ヘアダメージの原因

一般の方に知って欲しい ダメージの少ないヘアカラー

 

 

ま ベリーズカラーは 取り立てて画期的でも
なんでもない普通の塩基性だが この黒髪を明るくってとこは
アルカリを低くできるんで 多少マイルドってぐらいだね。

スキンケア発想 とか 宣伝文句がなんとも微妙だが(笑)

 

 

まとめると

 

ベリーズカラーは 自毛を明るくしない
トーンダウンの場合は ブリーチもしないし
髪の毛に吸着するだけなので ダメージは少ない。

明るくする場合は普通のヘアカラーと同じように
ブリーチするのでヘアダメージはそこそこあると覚悟したほうが良い。

 

んで 欠点としては 染料が吸着するだけなので
普通のヘアカラーを比べると 色持ちが悪いだろう。

 

 

ドS美容師様的には
ベリーズカラーはどう思われますか?

って聞かれたら 美容室でする塩基性カラーでは
ありきたりな 普通の吸着するタイプのカラー剤

大手メーカーさんみたいに
もうちょっと カラーバリエーションがあると嬉しいかな・・・

って感じ♩

 

 

んで

君の今の考え

 

>また最近はカラーが退色してキラキラ黄色く
光って自分の中で許せない汚い状態になっています。

2トーンくらい暗くしたいと思っていますが、
たぶんすぐに退色すると思うのです。
どうしたらいいのかわからなくて迷走状態です(笑)

 

 

これは 基本的に3パターンが考えられる

 

①普通のヘアカラーでアルカリを抑えたタイプ
(中性や微アルカリなど)で トーンダウンさせる

 

②ベリーズカラーなどの塩基性やHC染料タイプか
ヘアマニキュアなどで トーンダウンさせる

 

③ヘナやインディゴなどでトーンダウンさせる

 

ダメージ的に 少ないのは ②と③だね。

 

 

それぞれの欠点を言うと

②は やはり 色持ちの悪さが気になるね。

③は 持ちは良いんだが
色味が厳密に出ないし カラーバリエーションも無い。

 

色持ちや ヘアカラーとしての色を重視するなら
やはり ダメージはあっても ①のが良いかもしれんね。

 

 

場末のぢ〜ぢは ブログでヘナのことも勧めてはいるが

ヘアカラーとしては アホタレって書いてるだろ(笑)

 

トーンダウンするには ヘナのオレンジと
インディゴの青しかないし

しかも どのくらいの色が
出るかなど 神だけが知る(笑)

 

 

ヘナでトーンダウンで染めるのは

ヘアカラーでオシャレを楽しもうという

君には 向かないかもしれんよ。

 

 

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毛先のトーンダウンを
ダメージの少ない ヘナやベリーズカラーで検討するなら

 

持ちは悪いけど 色の種類や染まりの安定したベリーズカラー

持ちは良く トリートメント効果はいいけど 色が不安定なヘナ

 

こう思っていたらいいよ。。。

 

 

あと 毛先のトーンダウンはいいけど
根元の生えてきた 黒髪を明るくするなら
やはり ブリーチ(脱色)は必ず必要になってくる

ここは 一般的なヘアカラーじゃないとね。。。

 

ヘナやベリーズカラーなどの 傷みの少ないカラーは
基本的に黒髪を明るくするのは無理と思ったほうがいいから・・・

 

 

だから 君の場合は
色持ちや根元のトーンアップも考えると
ある程度ダメージも覚悟の上なら
バランス的には 普通のヘアカラーのほうがいいかもしれん。

 

ま 美容師さんのスキルによっては
根元を明るくするのと 毛先のトーンダウンを
できるだけダメージを少なく
持ちもある程度良いカラーはできるしね。。。

 

 

君の感じだと・・・

 

ヘナはカラーとしては 楽しめないので まずNGかな?

 

ベリーズカラーなどの塩基性やHC染料タイプや
酸性カラーとか ヘアマニキュアなどは
トーンダウンに使う分にはいいけど 色持ちが悪いので
すぐにまたキラキラ黄色く光ってしまうかも・・・

 

そんな感じだよね。。。

 

ヘアダメージとの兼ね合いもあるんで
美容師さんに 相談してみるといいと思うよ♩

 

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コメント

  1. 匿名 より:

    ホホバオイルは浸透率がいいからクレンジングには使わない方がいいんでしょうか?
    またニキビの上から使用しても大丈夫ですかね?

  2. まゆみ より:

    投稿させていただいた者です。とてもとても細かくアドバイスしてくださりありがとうございます(^^)
    やはりベリーズカラーは色持ちが悪いのですね。またキラキラに戻るのはイヤなので、普通のカラーか、髪の健康を考えてカラーで楽しむのではなくハナヘナの魅力を楽しむのが良さそうですね(^^)笑
    先日、こちらで紹介されている美容院へ予約をお願いしましたので、そちらの美容師さんに髪の状態を見てもらって相談してみようと思います(^^)
    どうもありがとうございました!

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