ヘアカラーリングの仕組みとヘアダメージの原因とは?

ヘアカラーリング

髪の毛を染める=ヘアカラーリング・毛染めの原理や仕組みって知ってますか?

ヘアカラーしたりブリーチすると髪は傷みますよね?なぜ毛染めでヘアダメージしてしまうのでしょう?

ヘアカラーリングをするときにどうしたら髪の傷みを軽減できるのでしょう?

ヘアカラーでダメージしたらどのようなヘアケアやホームケアをしたら良いのでしょうか?

ヘアカラーリングする女性の画像

 

美容室ではヘアカラーブームと呼ばれる現象が20年ほど前にあった。。。

日本人の黒髪を明るく茶色に染めるヘアカラーが一般化したのだ。

 

 

んじゃ 今日は ちょいと

一般の人向けに ヘアカラーとはなんぞや?

 

髪の毛を染める 原理 仕組み

 

こいつを説明していこうと思う。

 

 

 

 

実は ちょいと
前のブログでも プロ向きには書いてはいる

ヘアカラーの原理・しくみ

 

んじゃ 今日は 猿でもわかるシリーズで行くよ♩

 

 

素人でもわかる ヘアカラーの仕組み

 

ヘアカラーといっても いろんな種類はあるが
まずは 一般的なヘアカラーで説明するね、、、

 

白髪を染めるグレーカラーでも
明るくするヘアカラーでも原理は同じ

 

自分のメラニン色素をブリーチ剤で脱色して
ヘアカラー剤の色素を入れて 発色させる!

 

 

 

髪の毛はこんな感じ

IMG_4192

染める前の状態は この図のように
メラニン色素っていう 色素が詰まっているんだ

 

こいつが日本人なんかは多いので暗い髪色なんだね。

 

 

その黒髪のなかに ヘアカラー剤のブリーチ剤が浸透する

IMG_4193

このブリーチ剤は メラニン色素を 破壊するんだ。

 

 

メラニン色素が破壊され 髪色が明るくなるんだね

IMG_4194

 

 

それと 同時進行で ヘアカラー剤の化学反応で
新しい色素っていうものが 髪の内部で作られていく

IMG_4195

 

これが ヘアカラーで髪を染める 仕組みなのだ。

 

 

まとめると

 

ヘアカラー剤ってのは
大きく2つの成分で出来ている

 

ブリーチ剤 と 色素

 

 

そいつが髪の中で

自前のメラニンという色素を
ブリーチ剤が破壊して

新しく ヘアカラー剤の
色素を入れ込んでる

 

という 感じなんだね!

 

 

ま もっと詳しく書くと アルカリやら
酸化重合のお話とかあるけど これはプロ向きなんで
とくに知る必要もないんだよね。。。

 

一般の方は このようにシンプルに考えたらOK!

 

 

ヘアカラーでのヘアダメージの主な原因

 

んで ここで ヘアカラーにおける
髪の毛の傷みのお話に 移るけど。。。

 

いままで 書いた ヘアカラーの原理で
もっとも ヘアダメージに関係しているのが

 

ブリーチ剤で

自前のメラニン色素を破壊する

 

 

元々 髪の毛にある メラニンを
カラー剤でぶっ壊すんだから
髪の毛を傷めるのは 当然だよね。。。

 

しかも ここで
よく一般の方は誤解しているんだ

みんな ブリーチって 聞いてどう思う?

ブリーチ = 脱色

このぐらいは わかるけど・・・

 

 

みんな ブリーチ剤と
ヘアカラー剤の違いがわかっていない・・・

 

 

実は 自毛を明るくするような
ヘアカラー剤には
必ずブリーチ剤が入ってる

 

 

「私は 若い子みたいに
ブリーチはしてないから 安心!」

これは勘違いなんだ。。。

 

 

アルカリ酸化染料と呼ばれる
多くのヘアカラー剤には

たとえ さほど明るく
染まらない白髪染めなんかでも

ブリーチ成分は 必ず
配合されているんだ!

 

 

一般的に ブリーチ剤と
呼ばれる薬剤ではなくても

普通の そこらへんの
ヘアカラー剤にも
ブリーチ剤は 含まれている!

 

そして 一度 壊されたメラニン色素は
再生も修復もされることは無い!

 

 

ヘアカラーでの
髪の傷みのかなりの部分は

この ブリーチ という

作用によって起こるんだよね

 

他にもアルカリなどのダメージなんかもあるが
ヘアカラーでの髪の傷みの多くの部分は

ブリーチ(脱色)で起こると考えていい!

 

 

だから 巷に出回ってる
ダメージの無いヘアカラー剤の多くは

 

塩基性カラーや HC染料や
ヘナや マニキュアでも

この ブリーチ剤が含まれていないんだ。

 

だから 自毛の黒髪は明るく染まらないでしょ♩

 

 

最近は 多種多様の
ヘアカラー剤が出ていて
ダメージレスだとか 髪に優しいとか
謳い文句にしているが・・・

 

 

自毛の黒髪が
少しでも明るく染まるヘアカラーは

 

オーガニックだろうが
どんな栄養成分が入ろうが
画期的な原理で毛染めができようが

 

髪の毛をまったく傷めない!

なんて理屈は どこにも無いのです。

 

 

 

もっと詳しく 知りたい方は
これらの記事に行ってくださいね♩

ヘアカラーでの髪のダメージを改善したい

一般の方に知って欲しい ダメージの少ないヘアカラー

これがプロの技 リタッチヘアカラーだ♩

ダメージヘアの原因と対処法

ヘアダメージ・髪の毛の傷みは治らない

髪の傷み 負のスパイラル 破滅へのループ

ヘアトリートメントは髪を傷めます!

 

 

 

 

「場末のパーマ屋の美容師日記」の読者になりませんか?
読者になると新着記事の通知をメールで受け取ることができます。

場末のパーマ屋ブログ 読者登録はコチラ

 

 

コメント

  1. […] ヘアカラーの仕組みとヘアダメージの原因 […]

  2. […] ヘアカラーの仕組みとヘアダメージの原因 […]

  3. […] ※カラーがどんな原理か興味ある人はDO-Sの製作者でもある方が書いてくれてるブログがあるんでそちらを読んでね♪ […]

  4. […] ここまでどSさんのブログから引用しました […]

  5. […] https://do-s55.com/archives/2090 いつも見させて頂いてる美容師さんのブログ。ここでいうブリーチ力を少なくしたのが微アルカリカラー […]

  6. […] ヘアカラーの仕組みと ヘアダメージの原因 […]

  7. 最果ての地 より:

    いつも分かりやすい説明で感謝です

    ヘアサロンで、カラーリングを月に一度ペースでやり過ぎて、ポーラス毛が過去最高の状況で泣きそうです。

    しかし、髪色にこだわりが捨てきれず、退色してくると、また染めに行ってしまいます。
    耳から下のとこが、すぐに色味が落ちてしまうから染めに行っての繰り返しなのですが、最近は髪が乾かなくなりました。

    そこで、カラーバターというのを
    知りました。

    トリートメントで色味を補充するっぽいことが 書いてあり そそられたのですが、トリートメントで髪が痛むという じーじさんの言葉が頭にあり

    カラーバターはトリートメントしながら気軽にカラーリングできる という謳い文句が多く

    カラーバターって一体なんなのかな

    ただでさえ 髪の毛が 乾かなくて困り果てているのに さらに乾かなくなるのかな?とか

    アルカリオフも、カラーバターしたとしても、やらなきゃダメージするのかな?とか
    で悩んでいます。ミルクティーアッシュ系の色味を維持したいけど、
    結局カラーバターも、痛む要素があるのかな、、、という悩みです

タイトルとURLをコピーしました