コールドパーマの2剤が過水だとデメリットは?

どS美容師に質問

昭和の頃は パーマの 1液といや〜

チオと シスぐらいしかなかった。。。

 

そっから システアミンだの スピエラだの

GMTに チオグリセリオンに・・・

なんなら 最近じゃ 還元剤じゃない代物まで・・・

 

んで パーマの2液はというと

昔っから ブロム酸か 過酸化水素水(オキシ)

 

メインというか ほとんど

ブロム酸を使用する場合が 多いのが現実だ。

 

 

ただ 場末のぢ〜ぢが現役美容師だったころは

パーマをかける 8割以上のお客さんが

オキシ(過酸化水素水)を使用してた。

 

なぜか???

答えは簡単 パーマをかける人の

8割がエアウェーブだったから(笑)

 

 

 

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んじゃ 今日の読者さんからの質問ね

・・・・・・・・・・

こんにちは!
いつも勉強させてもらってます‼

質問なのてすが、
パーマの二液で、ブロム6%を使ってますが(コールドパーマです)

放置時間短縮の為、過水を使いたいなと思ったら、
オキシ1.5を使用しても大丈夫でしょうか?

どっかん酸化の場合は、過水が向いてるのは理解しておりますが、
コールドの場合は過水だとデメリットはありますか?

基本的な質問ですいません!

よろしくお願いいたします。

・・・・・・・・・・

 

ほいほい!

エアウェーブやデジタルパーマじゃなく

コールドパーマで オキシ1.5を使用だね。

 

>どっかん酸化の場合は、過水が向いてるのは理解しておりますが、
コールドの場合は過水だとデメリットはありますか?

 

そうそう どっかん酸化は オキシじゃないと 不可能だからね!

 

 

んで コールドパーマでもオキシ1.5の使用は?
問題ないといえば 問題ない!

ただ コールドの場合での
オキシのデメリットってのも 無い事はない。

 

問題ないといえば 問題ない?

デメリットってのも 無い事はない?

なんだ この 中途半端な答えは・・・(笑)

 

 

 

ってのもね ここ数年 パーマ技法ってのは
すごく進化したんだよね。。。

 

クリープパーマってのが登場したころ
そう ここ10年ぐらいで 変わったよね〜

場末のぢ〜ぢも 最初はクリープパーマの講習会とかよくしてて
クリープパーマの元祖みたいに言われた時代もあったんだ。。。

 

んで ある日突然 こんな記事書いてるし(笑)

クリープパーマ理論は間違いでした!

 

理美容師さんたちへの お詫び!

すいません いままでの

クリープパーマの理論は 間違いでした!

 

従来 考えられていた理論の

クリープパーマなぞ

存在しておりませんでした!!!

 

本当に申し訳ございません。

 

間違ってるのは いさぎよく すぐに認めるし
そこからしか 発展なんぞ出来ないと思ってるからね。

 

中間水洗しても 還元剤は流れない
薬剤反応は 濡れてる時しか起こらない・・・

今まで 物理的パワーのクリープと思われてたのは
実は 還元が進行してる 薬剤パワーだった。。。

 

そして ここから

2剤のリバースアクションとか
2剤前の アシッド反応の間違いであったり
応力緩和からの どっかん還元など・・・

ここ数年で パーマ理論は大きく変わった。

 

そう ここは 毛髪研究をされてる先生方の理論と
現場で実際に施術をする美容師の両方の研究によるんだね。

 

 

 

んで 今回の君の質問である
コールドパーマでの オキシの使用なんだが・・・

 

ま デメリットとして考えられるのは

リバースアクションをしない! ってこと

 

リバースアクションとは?

パーマのリバースアクション ホントのトコロ!?

 

そう パーマ工程で ジチオを多く発生させることで
化学反応を反転させ ダメージの原因である
ミックスジスルフィドを少なくしようという2剤の技法だね。
こいつは ブロム酸のほうが適してる。

 

コールドパーマでオキシを使用すると
この バックリアクションが利用できないんだね。

こいつが デメリットってのも 無い事はない? ってこと。

 

 

ただね このバックリアクションにも 欠点はあって

コールドパーマでも 酸化剤に

オキシを使用したほうが 結果が良い場合もある。

 

 

それはね 君もよくご存知だと思うが・・・

オキシのほうが 時間短縮できる!

 

そしてもうひとつ オキシのほうが

軽くて プリンとしたカールになりやすい。

 

これは ブロム酸特有の残留物質のせいかとも思われるけど
現場で仕事すれば 十分違いのわかる 納得できる感覚だよね。

 

 

あと コールドパーマでもオキシ1.5の使用は?
問題ないといえば 問題ない!って内容だと・・・

 

リバースアクション後に 場末のぢ〜ぢが提唱しだした

うわべだけ還元(ちょうどいい還元)などの影響や

パーマの1剤の システアミンの影響などがもある。

(バックリアクションは 基本チオの反応なんだ)

 

 

ここらへんで 中途半端な回答になっちゃう・・・

 

 

厳密に言えば ブロム酸でバックリアクションさせる

酸化法のほうが ヘアダメージは 多少は減るとは思うけど

今の1剤の配合成分や 還元方法や オキシの内容からすると

現実的には そこまで大きくは変わらないハズ!

 

逆に かかりの質感や カールの出具合などは

オキシのほうが良い場合もありえるんだ。

 

 

だから 君の現在のコールドパーマの技法や

使用してる薬剤で 何人かモデルさんで試してみて

かかりや持ち、ダメージに問題がなければ

コールドでオキシの2剤でも まったく問題無いと思うよ!

 

 

 

あ ただ オキシの反応は すごく速いので たっぷりと

数回に分けて しっかり薬剤塗布するのと・・・

OX-ZEROや DO-Sアシッドの後処理は忘れずにね〜♪

 

 

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