PPT Polypeptide(ポリペプチド)
加水分解ケラチン 加水分解コラーゲンなど
天然由来のタンパク質から作り出される成分
髪の毛に 類似した構造のタンパク質成分
パーマ、縮毛矯正の処理剤から
ヘアカラーの添加剤、処理剤
サロントリートメントでも
毛髪修復成分のメインキャストだね♩
最近では PPTはホームケアでも
いろんな製品に配合されるようになってきた
髪の毛の傷みを修復してくれる
髪の栄養剤 魔法の成分のように
宣伝してるメーカーも増えたしね・・・
今までの記事の一覧 復習してみてね♩
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PPT Polypeptide(ポリペプチド)
PPTのトリートメント PPTのパーマ処理剤
場末のぢ〜ぢの記憶によると
ぢ〜ぢが美容師を始めたころだから
昭和の終わり頃ぐらいかな〜
レッドケンとかの外資系の
メーカーさんから始まったような記憶がある。
ケラチン系とコラーゲン系が主だったもので
パーマの処理などでは ケラチンPPTが活躍を始めた。
当時 考えられてた
パーマ処理での ケラチンPPTの働きは?
ケラチンPPTは髪の毛のケラチンと同じようなモノで
S-S結合を持つシスチンというアミノ酸を多く含んでる。
その頃のイメージでは ケラチンPPTは
髪と同じような成分と思ってたんだね!
ダメージしてる髪は ケラチンが減ってる。
そこに同じ構造をしたケラチンが定着すれば
髪の毛のダメージが修復するんじゃないだろうか!?
そう これは40年近く前から理論としてあったんだ。
ただ PPTを浸透させただけじゃ 洗えばすぐに出ちゃう
どうやって 定着させるのか? これを考えたんだね。
そこで 当時はまだ縮毛矯正なんかは
世に中になかったんで パーマで考えた。
そいつを 図解でわかりやすく解説しよう
ま 美容学校でも出てきそうな 髪の毛ね
↓
んで ケラチンPPTってのは こんな感じ
↓
ほんとは 何個もSSはついてるけど
わかりにくいから 今回も 一つで考えよう♩
そんで ま〜 ここも
美容学校の教科書通りに
パーマの1剤で 還元されて
髪の SS結合が カットされる
↓
ここまでは 美容師さんなら
誰でもわかるよね?(笑)
んで この時に
ケラチンPPTも髪の中に入ってるんだ
↓
前処理として使用しても
薬剤に添加剤として入れてても 同じね。
ケラチンPPTも
パーマ液で還元されて
S-S がバラバラに
なってると考えられる。
あ ほんとは
Sに H(水素)がくっついてるけど
ここでは そこは 気にしなくていい♩
この状態で パーマの2剤で酸化
SSを再結合させるんだよね♩
↓
すると・・・
もともと 髪の毛のケラチンと
同じような構造のPPTだから
元々の髪の毛の Sと
ケラチンPPTの Sが
再結合する場合も起こるわけだ!
そう 髪の毛のケラチンと
ケラチンPPTが パーマ工程で
結合してしまえば タンパク質が増えるので
ハリが出て ダメージ毛がしっかりし
普通ではパーマがかからないような髪でも
内部補強するので パーマがしっかりかかる。
髪の毛のSS結合と 類似した
ケラチンPPTのSS結合を 還元剤で切断し
2剤の酸化剤で どちらでもいいので
再結合させてあげれば 髪の毛のダメージ修復も
可能になり 持続性(持ち)も良くなるハズ!?
これが 昭和の末期に
美容師が考えた理屈なんだね♩
んで 平成になり
もうすぐ30年近くなるんだが・・・
昭和のPPT理論は どう変化したのか?
この 加水分解ケラチンのPPT による
ダメージ修復は 夢 幻 だったのか???
続く・・・
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