AEDSケラチンはCMADKと同じですか?

どS美容師に質問

AEDSケラチン

アミノエチルジスルフィドケラチン

 

リケラは
3Dリノベーター(アミノエチルジスルフィドケラチン)
アクチベーター(GMT80)
3Dアンカー(プラチナブロム)
の三つを使います。

最初にリノベーターとアクチベーターを混ぜて、
リノベーターの主成分である
アミノエチルジスルフィドケラチンを活性化させます。

アミノエチルジスルフィドケラチンには
SH基とSS構造を持っっているので
アクチベーターに含まれているGMTで
リノベーター内部でS-H,S-Sを
還元させ活性化させた状態で毛髪に塗布します。

次に毛髪内部のSS構造をアクチベーターが
還元させてリノベーターのSSと手を結ばせます。

これにより、毛髪内部のSS結合は増えます。
それは、毛髪の強度がかなり増えます。

そして、アンカーで酸化、固定します。

 

 

少し前から CMADKについて
書いて言ってるけど

これも 同じものですか?

 

って リトルサイエンティストさんの
ケラチン処理剤のお話が出たんだが・・・

そういや みんなに
わかりやすくするために書いたつもりが

逆に勘違いをさせたのかも知れないね・・・

 

 

 

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ちょっと前からの記事

髪を自己再生させる オージュア

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最新のタンパク質科学で

髪を自己再生させる!

その 噂の出処から始まって

 

最新のケラチンである CMADKのお話になり

ここが凄い!CMADKは こんなPPT

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CMADKは

ケラチンを 溶かさないので

S をきちんと持ったままの

唯一の PPTなんだよね!!!

 

このきちんした S(システイン)である
CMADKが毛髪にどう作用するのか?

同化・結合 と 吸着・定着しやすい

これの違いは何か?

なぜ CMADKでも 髪の毛の
ダメージが治ることはないのか?

こいつを解説していこう・・・

 

 

って書いてたんだが
この前 Facebookで この記事に
こんなコメントを頂いた・・・

 

・・・・・・・・・・

ReKera のリノベーダーに用いられている
AEDSケラチンは分子量が30000〜40000で.
一分子のなかに30以上のSS残基を持つ
高分子ケラチン(プロキュアS)です。

このAEDSケラチンを髪の内部に導入するだけでは
通常のカチオン化高分子ケラチンと変わりませんが、
そのSSを弱酸性条件でアクチベーターであるGMTで
還元することで、反応性の高いSH残基をもつ
高分子ケラチンに活性化されます。

この活性化されたケラチンを髪の内部に導入し、
髪のケラチンとSS結合で繫がることができれば、
髪の一部となり、シャンプーやトリートメントでは
流出しないようになります。

この理論を用いた施術がリトルの第3の
カテゴリーである骨格矯正、ドレッシーケアです。

 

ディーラーさんから紹介されましたが、

これも同じようなものでしょうか?

・・・・・・・・・・

 

んで ぢ〜ぢの返事は

・・・・・・・・・・

アミノエチルジスルフィドケラチン ですね・・・

CMADKとは 全く違いますね。

 

詳しくは また調べて
ブログにでも書きますが〜

多分 もしも この説明通りに
高分子がGMTで還元されて
髪のケラチンとSS結合で繫がることが
できれば、髪の一部となり・・・
ってことが 現実に起こったとしても

もしかして それって

単なる ミックスジスルフィドじゃん(爆)

 

って 今のとこは 思えるんですけどね。。。

ま 詳しくは 特許とか読んで見ますね♩

・・・・・・・・・・・

 

この アミノエチルジスルフィドケラチンに
ついては また今度 機会があれば書くけど
特許文献読んでも どうもイオン結合っぽいし
CMADKとは 全く違うものだね。。。

 

んでも 読者の人が勘違いをしたみたいなので
ちょいと 前回の記事に補足しとくんだけどね

 

前回は わかりやすくするために

DSC_9778

 

こんな感じで記述したけど

 

もしかして こんな感じで書いてたから

質問の方とか みたいに 勘違いしちゃう

場合もあるのかもしんないね♩

 

 

今回は ちょいと

実際のとこをお教えしとこう!

 

 

 

実際は ケラチンに何個も
システインがくっついてるのでこんな感じね

DSC_9820

※ 実際は 5個じゃなく
高分子なら30個以上はあるからね!

 

 

んで CMADKじゃなく
加水分解して溶かされたPPTも
実際は分子量の大きさで違うんだけど

 

例えば これも 実際は
沢山のシステインが繋がってるけど
図解なんで 少なくて勘弁してね・・・

 

 

加水分解する前の羊毛のケラチン

DSC_9811

 

人間の毛髪と同じように
ケラチンがSS結合してるんだ

 

 

んで 低分子で ガンガン溶かされたとしたら
イメージ的にだけど こんな感じ

DSC_9813

 

ただ 実際にこんなに細かく 分解する訳じゃ〜ない♩

 

実際は こんな感じ

DSC_9816

 

分子量により どのくらいの
SS残基があるかは色々だけど・・・

分子量が大きければ
ケラチンも システインも
シスチン結合も残ってる場合はある

アルカリで溶かされて 傷めつけられてるんで
それぞれが ズタボロ状態だったりするんだね・・・

 

ちなみに Facebookのコメントであった
リトルサイエンティストさんのPPTも
メーカーさんの解説通りなら こんな感じのもので
SSが30個ほど残ったPPTってことだよね♩

でも 特許の化学式を見ると どうも
イオン結合っぽいんだけどね・・・(謎)

もう少し詳しく特許文献を読んで見るけどね♩

 

確実に言えてるのは

CMADKとは全く違う!ってこと

 

 

ま こんな 分子量やシステインの数とか
シスチン結合(SS結合)などを考えてると

非常に 難しいお話になりそうなんで
ここら辺は ちょいと置いといて

シンプルにシステイン1個として
解説していこうと思ったんだよね。。。

 

んじゃ 次回 話を戻して

わかりやすく 解説していくね♩

 

 

続く・・・

 

 

コメント

  1. 木村裕 より:

    高機能で便利なアプリが開発されると、使う側の人間が頭を使わなくなるように
    本当に髪を修復するような魔法の薬が開発されたら、使う美容師も『失敗したらPPTで治せばいいや』と
    思う人間が続出するでしょうね。その分野の開発者は大義名分か自己満足なのか、美容師とは違った、ヘアスタイルや生活、文化と違う角度でもの作りをするので当然ですが。
    SS結合を復元できたとしても、失った結合水まで元に戻せなければ、一般人が感じる”治った”というレベルには
    到底辿り着かないと思います。
    PPTオタクもそんなのを待つくらいならもっと矯正やパーマの原理を見直したり、自力で検証とかすればいいのにと思います。
    未来のパーマは素晴らしいと思いました。移動→浸透は本当に合点がつきました。

  2. すけ より:

    こんにちは!

    いつも楽しく拝見させて頂いております!

    いきなり質問なんですが、

    最近、ファイバープレックスを、
    パーマに前処理として使用してる人がいるみたいなんですが、
    効果はあるのでしょうか?

    先輩はすごくいいよ!
    と言っていますが、
    イマイチ、ピンときません!

    実際ドSさんはどう思いますかっ?

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