ホットパーマの一種である デジタルパーマ
昨日の記事
↓
質問の方からコメントをいただいた
・・・・・・・・・・
いつもお世話になります!厄介な質問をしてしまって申し訳ありません。
ご回答いただきましてどうもありがとうございました。
ご指摘いただいた 多少のアルカリがないとしっかりしたカールが出にくい のことですが
そのアルカリの役目は、イオン結合を切るからなのか、還元剤をもっと働かせるためか
毛先のダメージ具合もあるので低アルカリでかけられるならそれに越したことはないと思ってました。
デジパーならではの乾かしたときに大きくしっかりカールが出るようにするためにある程度
アルカリのダメージが必要になってくるなら(ここの解釈は僕の勘違いかもしれませんが)
デジタルパーマという技法にこだわらなくてもいいのかな?と思うこともあります。
セットが苦手だからデジパーで、というのはお客さんにセットをうまくなってもらえればいいですし
先日の記事で ダメージでヘアスタイルのクオリティが下がる のは美容師もお客さんも
ダメージを甘く見過ぎていると思います。
アルカリ、ダメージ、かかり具合の兼ね合いは悩ましいです
・・・・・・・・・・
ふむふむ。。。
ごめん アルカリの問題については
バランス って考えなんだ。。。
次回には 詳しく書くから ちょい待っててね、、、
ちょいと先に
過還元を 利用した
超簡単デジタルパーマ技法
これを 説明させてね
ぢ〜ぢの孫たち 1日1回 クリックね
↓
デジタルパーマ(デジパー)誕生物語
デジタルパーマが 日本で誕生したのは
ぢ〜ぢの記憶によると 多分 20年近く前・・・
そういえば クオリティは違うが 同じような機械が
先に 中国や 韓国にあったらしい。
これらは とてもシンプルな考え
ロッドに熱を加えたら パーマが強くかかるでしょ!
ま こんなもんだよね・・・
日本でも 最初は同じような理由だったと思うよ。
ぢ〜ぢなんかも 最初にメーカーさんの説明受けた時も
薬剤は 縮毛矯正に使ってる 強いクリーム系で。。。
そいつで 結構しっかり軟化、 還元させて
流して デジロッド巻いて 加温〜乾燥させて
んで 当時は ロッドが防水じゃ無いので
ロッドアウトしてから 2剤つけて
ダレないように ピンカールで固定して。
まぁ〜 今から考えたら
工程もめんどくさいし
ダメージもかなりのもんだった。
でも それなりに当時は話題になり
ある程度 普及もしたとは思う。
ただ 1〜2年ほどしたら
雲行きが怪しくなってきたね〜
デジタルパーマは ストレートパーマの
薬を使うので ひどくヘアダメージする。
最初は デジパーしてないサロンの
美容師の悪口ぐらいに考えてたんだが・・・
これが ちょうど 第一次縮毛矯正ブームの
後だったもんで 縮毛矯正した髪でも
デジタルパーマなら 綺麗にカールが出る!
な〜んて 自信過剰気味な美容師とかもいて
マジで デジタルパーマでビビり毛なんかが チラホラ
そんで ヘアカラーブームなんかも来たんで
デジタルパーマは ダメージが激しい!
これが 現実になって来たんだね。。。
そして
第一次 デジタルパーマのブームは 終了した。。
その頃に 登場したのが クリープパーマでね
ま 当初のクリープパーマってのは
処理剤大好きな 某メーカーさんの仮想パーマだったんだが
ヲタク美容師たちは こいつにデジパーを組み合わせて
デジタルクリープパーマ なるヘンテコなものをしてた時もある。
場末のぢ〜ぢが 乾燥させないなんて・・・
単なるめんどくさい工程の クリープパーマ!
と 悪口を言いまくったやつね(笑)
一部のマニアック美容師ぐらいが使うぐらいで
初期のデジタルパーマは 一度 衰退したんだ。。。
そして いつ頃だろうか・・・
多分 6〜7年ぐらい前だと 記憶してるんだが
デジタルパーマは 復活の狼煙を上げる!
これは 場末のぢ〜ぢの 妄想半分にはなるが・・・
まず デジタルパーマの機械を
製造販売してるメーカーさんの努力もあったハズ
そう それまで防水じゃなかったロッドが
防水仕様に変更された!
これで 2剤の時とかに
ロッドアウトしなくて良くなった。
そして ホットペッパー美容師の台頭に
ヘアカラーブームの定着などなどの
影響などもあっただろう。。。
しかし 一番 大きな原因は・・・
パーマが苦手な若手美容師が増えてた!
パーマをかけるのが
嫌いな 美容師も増えてた!
これに尽きると 場末のぢ〜ぢは思う。
なんで そんな美容師が増加したのか?
これらの記事とか 読んでみて
↓
そう まずは
ブローでスタイリングする コールドパーマは
再現性の無さで お客さんから そっぽを向かれた。
ロッド径の1.5倍の カールなんて 使えないって事♩
ホームケアでも コテで巻いたりとかが主流になったりして
パーマの意味が かなり変化してきていたので
コールドパーマは お客さんにオススメできるモノではなかった。
ボディパーマの失敗!
持ちの悪さや 見えないパーマなんか売れない・・・
などの影響で カットやスタイリング剤で
十分という 美容師も増えたし
実際の現場でも パーマに関する経験不足で育った
若手ヘアスタイリストが増えた事もあり
パーマの理論や知識、経験の少ない
パーマのことは
よくわからない美容師も増加した!
そう そんな時代に 登場したのが
セットや コテ巻き感覚で ロッドを巻き
超簡単に マニュアル通りで施術でき
テストもいらず 少々のダメージ毛でも
艶や 手触りよく しっかりカールが出る
新世代の デジタルパーマが登場したんだ。
これが
過還元を 利用した
超簡単デジタルパーマ技法
基本 過還元なんで ロッドなりの
しっかりカールが 誰でも出来るし
クリーム系の薬剤なので その時すぐには
ダメージは まず 感じないんだ。。。
ただ 当然だけど
ちゃんと知識や経験がある美容師がするのとは
正直 ヘアダメージ面では かなり劣る!
継続して 何度かかけると この差は歴然だ!
チリチリになったり 中には
ビビり毛まで行ったりする人も出てきた。
しかも 悲しいかな それを起こした
美容師自体に自覚がない場合も多いんだよね。
なぜ こんな チリチリになったのか?
全く 原因すら わからない美容師
自分がした 安易なデジタルパーマで
トラブルになったと思っていない。
「デジタルパーマ 失敗」とかで
ググってごらん すんごく 増えてきてるからね。
ま
第2次の デジタルパーマブームは
パーマ離れした 美容師向けに
マニュアル通りで 超簡単施術で
それなりのパーマが可能!
そうして 誕生し ブームになったんだと思う。。。
ただ これでは いずれ・・・
コメント