低温デジタルパーマと高温デジタルパーマの違い

パーマ

低温デジタルパーマ

 

デジタルパーマというのは
パーマで巻いているロッド自体が温まり
パーマをかけていく 技法なんだけど

 

低温 という言葉で多くの人は

あ〜 ヘアダメージが少ないんだ!!!

そういう風に考えるもんなんだ。。

 

 

理美容業界では ここらの言語は沢山ある

ノンアルカリ 弱酸性 化粧品登録
ノンアイロンのストレートパーマだの

ヘアケアなら オーガニック 植物性とかね・・・

 

一般の方でも

今日は 低温デジタルパーマなんで
ダメージレスでパーマが出来ます!

な〜んて 美容師さんに言われたら

 

ほうほう! そりゃいいわ!

 

そう感じちゃうよね。。。

 

 

パーマやストレートパーマで

ノンダメージやら ダメージレスなんぞ

絶対に ありえへん事なんだけどね!!!

 

 

 

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前回の記事

間違いだらけの低温デジタルパーマ

 

こいつの続きを行くよ〜〜〜

 

 

低温デジタルパーマの定義

 

まず デジタルパーマの高温と低温ってどこらへん?

 

こいつは 一般的に 60度を境に考えている

濡れてるときに60度以上の温度をかけると
タンパク質の熱変性が 一気に増加するからね。

 

多くの 低温デジタルパーマ技法は

40〜50度あたりで加温するのが多いみたいだ。

そして タイムは10〜15分程度

この温度で 10〜15分だと
髪の毛が乾燥することも ないだろう。

 

また デジキュアなどは クリーム系の薬剤
低温デジタルパーマでも クリーム系の処理剤を使用したりするので
あえて 乾燥までいかないように しているパターンがほとんど。

 

低温デジタルパーマの定義としては

40〜50度程度の加温で

髪の毛がウェットのまま

デジタルパーマをする

ということだね。。

 

 

んで 高温デジタルパーマとは

場末のぢ〜ぢの提唱する

60度以上の温度で 完全乾燥!

 

 

低温デジタルパーマ

60度以下の温度で 非乾燥

 

高温デジタルパーマ

60度以上の温度で 完全乾燥

 

これが 定義である。。。

 

 

 

低温デジタルパーマの比較実験(基礎)

 

ま これから いろんなパーマ技法での違いの
検証をしていきたいんだが

 

まずは 低温デジタルパーマの
基本検証を見せよう・・・

DSC_4444

 

今回使用する ウィッグは
レジーナ337S ちゃん

 

現在の一般的な方を想定して
7トーンで全体カラーをしてる

 

 

使用薬剤は DO-S カールL8
DO-Sカチセロで ジェルにしている

DSC_4425

 

 

この1剤を 放置タイム10分で
低温デジタルパーマと高温デジタルパーマでかけてみた

dd01

 

基本通りのかけ方で

 

低温デジタルパーマは
45度で 15分加温 2剤は ブロム酸6%2回

 

高温デジタルパーマは
60度で10分 乾燥しだしてからは80度で7分ほど
カラッカラに完全乾燥させた後 自然冷却
2剤は DO-Sオキシでどっかん酸化ね

 

 

やはり 同じ 1剤で同じ放置時間なら

確実に 低温デジタルパーマのほうがしっかりかかる!

 

後ろからの画像

dd04

 

画像 左半分が 低温デジタルパーマ

右半分が 高温デジタルパーマ

 

パーマの薬剤反応は
髪が濡れてる時だけ進行する!

この基本理論があるので

低温デジタルパーマのほうが
濡れたままの加温時間が長いので
還元作用が進行してるから 当然なのだ。

 

 

 

低温デジタルパーマ

dd03

 

高温デジタルパーマ

dd02

 

んで こいつを

いつものように

フリフリしながら自然乾燥!

 

 

こいつを行い

濡れてる時と 乾いた時の

ウェーブギャップの少なさを比較してみた

 

dd05

dd08

 

低温デジタルパーマ

dd07

 

高温デジタルパーマ

dd06

 

やはり

濡れてる状態では
低温デジタルパーマのほうが
やわらかい質感で
ダメージも少ないように感じる

 

乾燥させても
こいつは同じような感じがするね。。。

手触りとか質感は
低温デジタルパーマのほうが良い!

 

 

ただ 濡れてるときと
乾いた時の ウェーブ誤差は
高温デジタルパーマのほうが少ない。

 

 

今回の検証では

濡れてる時のウェーブは
低温デジタルパーマのほうが
かかりが強い感じだが
フリフリして自然乾燥すると

高温デジタルパーマのほうが
ウェーブが ダレないで
そのままの感じだよね。

なんだか ハリのある質感で
しっかりカールが出てる雰囲気。

 

 

やはり

 

 

濡れてる時と乾いた時の

ウェーブギャップは

高温デジタルパーマのほうが

かなり少ない!

 

という事なんだね。

 

 

続く・・・

 

 

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