酸熱ストレートや酸熱トリートメントとかケラチンストレートや髪質改善トリートメントなどは家庭で手軽にセルフ施術できるって本当ですか?
酸熱ストレートやケラチンストレートはダメージレスで髪の毛を傷める事もなく、くせ毛をストレートに伸ばすことが可能ですか?
酸熱トリートメントはヘアダメージを修復することが可能なのですか?
酸熱ストレートと酸性ストレートの違いはなんですか?
などなど、、、酸熱ストレートや酸熱トリートメントや酸性ストレート、ケラチンストレートに関する質問を頂くことが増えてます。
んじゃ今日の読者さんからの質問ね
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最近、韓国では一般のお客様が自宅で「酸熱ストレート」や「ケラチンストレート」などの製品を使ってセルフ施術を行うことを勧める動画やマーケティングが増えています。
このような流れについて、先生のお考えをお聞かせいただけますか?
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ふむふむ。。。場末のパーマ屋の個人的な意見でいいんだよね…
酸熱ストレート?酸熱トリートメントやケラチンストレートの仕組みについてはまずこのあたりの記事を良く読んでみてほしいんだけど↓
髪質改善トリートメントの仕組みは?ヘアダメージするってホント?
髪質改善、酸熱トリートメント、プレックス剤等はどんな仕組みなの?
ま〜 酸熱ストレートにしろ、ケラチンストレートにしろ、ヘアダメージ等でケラチンの欠損して出てきたくせ毛の方などが、グリオキシル酸やケラチン類を髪のダメージホールに入れて、くせ毛がゆるくなったように感じさせるようなメニューってことだね。
だから普通のストレートパーマや縮毛矯正のように還元〜酸化をして髪のシスチン結合を切断〜再結合をさせてくせ毛をストレートにするようなものとは全くの別物だね。
はっきりいって、、、韓国でも日本でも、、、
一般の方が想像してる『ストレートパーマ』のようなものでは無いんだよね。
正直ヘアダメージのせいで髪がうねったりした人なら、少しストレートっぽく感じるかな?ってレベルだからね。
ただ一般的なストレートパーマや縮毛矯正のように1剤と2剤の化学反応などないので、家庭で自分で施術しても、失敗してボロボロに傷んでしまうようなリスクもないので簡単に自分でもできるんだけどね〜。
メーカーさんはマーケティングとかなんとかで、出来るだけ売り上げを上げようと考えてるのかも知れないけど。。。
ま〜消費者さんたちも、1〜2回もしてみたら「期待してたストレートと違うじゃん!」「クセ毛なんてストレートのならないじゃん!」って気づくと思うよ。
あと酸熱系にしろケラチン系にしろ、ツヤサラにするために強めの表面コーティングをする製品が多いので、数ヶ月も経過すれば「結局髪の毛ダメージしちゃってるじゃん!」ってなってしまうのかも知れないしね(汗)
だから場末のパーマ屋の個人的な考えでは。。。
グリオキシル酸やケラチン系をストレートパーマや縮毛矯正みたいなイメージで売ろうとするのは無理があるので、残念ながらそんなに続かないんじゃないかと思うよ。







コメント
こんにちは先生。
私は韓国で美容師をしており、Instagramを通して知識の共有や、ブランド・美容師の方々へのインタビューを投稿する活動をしています。
現在、韓国では「ケラチン」や「酸熱ホームケア」の使用について大きな話題になっています。
先生の専門的なご意見をお聞かせいただければ、韓国の多くの美容師たちが学びや知識を深めるきっかけになると思い、3つほど質問をさせていただきたいと思います。
もしお時間やお気持ちに余裕がありましたら、ご回答いただけると大変ありがたく思います。
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質問内容
1. 自己紹介および理念に関する質問
「まずは簡単に自己紹介をお願いいたします。
現在どのサロンで働いていらっしゃるのか、また施術の際に大切にしている哲学や、髪と向き合う上で最も重視していることについてお聞かせください。」
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2. 専門施術としての視点に関する質問
「酸熱ストレートやケラチンストレートは、高温と化学反応を扱う非常に繊細で専門的な施術です。
実際に現場でこれらの施術を行う際、どのような部分に最も専門性や繊細さが求められると感じていますか?」
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3. 論点に関する質問(社会的な問題提起)
「近年、一部のブランドや販売チャネルでは、酸熱ストレートやケラチンストレート製品を
『セルフでも安全に施術できる』と宣伝し、一般消費者(非専門家)へ販売・マーケティングする事例が増えています。
現場の美容師として、このような動きをどのように見ていらっしゃいますか?
また、この現象が美容業界の専門性や消費者の安全にどのような影響を与えるとお考えでしょうか?」
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ご負担に感じられるようでしたら、ご回答いただかなくても構いません。
もしお時間を割いてお答えいただけるようでしたら、心より感謝申し上げます。