長年美容師をしてると
え? なんで?っていう
不思議な現象を見る事がある。
パーマが全然かからない人とか
ヘアカラーがまったく染まらない人とか・・・
以前の記事
↓
この記事に同じようになった
という美容師さんから質問を頂いた
↓
・・・・・・・・・・
うちもお客さんのカラーの時
泡がぶくぶく出てカラーが全然染まらず、
しかもムラになってしまいました。
何故なのでしょう。
・・・・・・・・・・
ほいほい
君が読んだ記事の美容師さんの場合は
トーンアップしたということなんで・・・
トーンアップは
アルカリとオキシで起こる現象なんで
その泡の原因は
なんらかのアルカリの成分ではないのか?
って考えたんだね。
君の場合は 全然染まらなかった
ムラになったということなんで
アルカリ以外のなんらかが
反応した可能性もあるよね。
んで 何故なのだろう?
っていう質問にお答えすると・・・
ヘアカラー剤を普通に塗布して
細かい泡が立つとなると
ヘアカラー2剤の
過酸化水素水(オキシドール)が
なんらかの物質と化学反応を起こして
水と酸素に分解され
その酸素が ヘアカラー剤に
含まれてる界面活性剤(乳化剤)
に包まれて 泡状 になった。
泡ってことになると
空気とか酸素などの気体と 水分と
界面活性剤(乳化剤)の3つで
起こる現象だからね!
何故って質問だと これが答えになる。
ただ・・・
過酸化水素水(オキシドール)が
何と化学反応したのか?
ってのが わからない!
アルカリとか なんらかの薬剤が
髪に残留してたのかも知れないし
ヘアケア商品に含まれるなんらかの
オキシに反応しちゃう成分が
髪に付着してたのかも知れない。
だから もし ヘアカラー剤を塗布して
変に泡立つなどの異常な現象があったら
一度シャンプーしてから 染め直す
とかしたほうが良いかもしれないね。
コメント