イノアカラーのオイルで染めるってどういう原理!?

どS美容師に質問

iNOA(イノア) オイルグロスカラー

 

iNOA(イノア)は、簡単に説明すると
従来のカラー剤とは全く違う考え方で
髪の毛を極力傷ませないでカラーを行います。

大きな特徴として挙げられるのは
INOA(イノア)のカラー剤は
主成分がオイルになっている事。

 

従来のカラー剤は、
表面にあるキューティクルを開くために
アルカリ剤の力を主に利用し、
キューティクルを開くことで
ヘアカラーの染料を浸透させていました。

このアルカリ剤でキューティクルを開くことが
ダメージヘアの大きな原因となっていました。

 

それに対してiNOA(イノア)カラーは、
たっぷりと配合されたオイルが
髪の表面に付着して
キューティクルを守ります。

また オイルと水の浸透圧を利用して
水に溶けたアルカリ剤と染料を
髪の毛内部に今までのカラー剤よりも
少ない力で効率的に押し込みます。

 

従来のヘアカラー剤とは

染める原理が異なる

全く新しいカラー剤と言えます。

 

これが巷で

『傷まないヘアカラー』と

言われる所以です・・・

 

 

 

いやいや・・・

オイルで毛染めができるなんて

絶対にありえません(笑)

 

 

んじゃ 今日の読者さんからの質問ね

・・・・・・・・・・

こんにちは。
いつも勉強させていただいてます。
いつもありがとうございます。

 

質問です イノアカラーは
オイルが主成分らしいんですが、

オイルで染めるって…
どういう事でしょうか?

 

日本の薬事法の改正により
なかなか日本に上陸出来なかった…
みたいな事を書かれてますが…

不思議がいっぱいなので
無知な私に教えて頂きたくて
ご連絡しました。

よろしくお願いします。

・・・・・・・・・・

 

はいはい!

 

イノアカラーってのは

オイルで染める!

ってことじゃなくて

 

 

「オイルデリバリーシステム」

っていって・・・

 

カラー剤を どうやって

髪の内部に浸透させるのか?

っていう

 

オイルで染める!?というのとは

全く違うお話なんだね。

 

 

んじゃ ちょいと説明しとくね・・・

 

 

普通のヘアカラー剤の基剤は
ほとんどが 水で出来ているだけど

イノアカラーは約60%が
オイル成分で出来ているらしい

 

 

んで 従来のヘアカラーの場合は
アルカリでキューティクルを膨潤させて
カラー剤を髪の内部に浸透させるんだけど

 

 

イノアカラーの場合は
そいつをオイル(油)の力で行うらしい

 

 

イノアカラーも 普通に酸化染料や

アルカリやオキシが使われていて

 

◎脱色 = アルカリ と オキシ

◎染色 = 酸化染料 と オキシ

 

毛髪を染める というのは

これらの原理で行われているのは

絶対に間違いないのである。。。

 

 

したがって

イノアカラーはオイルで染める

という原理では無く・・・

 

オイルで カラー剤成分の

浸透を良くしている!

 

っていうことなんだね♪

 

 

ま 結局はアルカリも使用してるので
どのくらい浸透が良くなるのか疑問も残るし

明るさなりには当然ブリーチもするので
ダメージ的にはあまり差がなさそうだけど

オイル成分がこんだけ多く付着すれば
手触りや艶は良い感じになると思うよ♪

 

 

ま〜 何かの成分で
薬剤の浸透をよくするっていうなら
うちの製品でいえばコレに近いもんだね

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ヘアカラーや パーマ、縮毛矯正などの 美容室での施術方法が 少し変わるかも・・・ 場末のぢ〜ぢは ちょいと前から 新しいパーマ技法を 考えていたんだ。 それは 今までより ヘアダメージの少ないパーマ! ここら...

 

 

ま〜 アルカリ酸化染料の

ヘアカラーの原理っていうのは

◎脱色 = アルカリ と オキシ

◎染色 = 酸化染料 と オキシ

これだけしかないので

 

オイルで染めることは

絶対に出来ないし!!!

 

 

ヘアカラーダメージの大半は

脱色(ブリーチ)することなんで

アルカリ剤とオキシドールで

自毛のメラニンを破壊すれば

髪の毛は 絶対に傷みますね!

 

 

 

 

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